今日は金沢で『白山大賞典』です!
今年のJBCの舞台ということで、例年以上に好メンバーが集まりました。
*8日金沢 第10R 『白山大賞典』 2100m 16:05発走*
本命にしたのはフリートストリート。
前走の『エルムステークス』では、持ったまま2番手に付けるとシッカリと折り合いもついていたし、3,4コーナーでエンジンが掛かると、最後は余裕の手応えでゴール。
3連勝で重賞初制覇を飾りました☆
もともとデビューから3連勝して大きな注目を集めていた馬で、ここに来ていよいよ本格化した印象です。
このレースはとにかく斤量が重い馬が多く、55キロで出走出来るのはかなりのアドバンテージになりそう。
初めての距離になりますが、前走のレースぶりを見ていると、エンジンが掛かるまで少し時間が掛かるので、長い距離も問題ないと思ってます。
対抗にはシビルウォー。
前走の『ブリーダーズゴールドカップ』ではハタノヴァンクールに完敗しましたが、力は示してくれました。
昔よりも前に行けるようになって、直線追い込み一辺倒ではなくなったことも、安定して走れる理由だと思います。
今回はハタノヴァンクールが脅威の60キロを背負うということで、ここは巻き返しも可能なのでは。
3番手評価はエーシンモアオバー。
前走の『エルムステークス』ではフリートストリートの2着に頑張りました。
前半、決して遅いペースではなかったのに、最後まで粘ったのはさすが!
年齢を感じさせない走りを見せてくれたし、今回もいい枠に入ったので、先手を取れれば粘り込みを見せてくれるでしょう。
ハタノヴァンクールは高い能力があることは重々承知していますが、60キロはさすがにキツイのでは...と思って評価を抑えました。
もともとコーナーでの加速はあまりつかない馬なので、小回りの金沢コースにどこまで対応出来るかも気になるところ。
ただし、この条件でも好走するようならば、本番はさらに楽しみになりますね!
地元金沢のサミットストーンにとっては、一気にメンバー強化。
ここ数年の中で一番強いメンバー構成だと思うので、この中でどこまで踏ん張れるか注目です。
◎5、フリートストリート
〇8、シビルウォー
▲4、エーシンモアオバー
△11、ハタノヴァンクール
△7、サミットストーン
今日はばんえい『岩見沢記念』です!
*29日帯広 第10R 『岩見沢記念』 20:10発走*
カネサブラック、ナリタボブサップという2大スターが引退してから、群雄割拠の戦国時代に突入したばんえい競馬。
今シーズンの成績では、『ばんえい十勝オッズパーク杯』と『旭川記念』を制しているキタノタイショウが一歩リードといったところ。
しかしここに来てちょっと体調が上がって来ないというお話で、成績も伴っていません。
今回も最も重い840キロを曳くし、もう少し様子を見たいところ。
キタノタイショウに次ぐ成績を収めているのは、『ばんえいグランプリ』を制したホクショウダイヤでしょうか。
すでに10歳ということで、全盛期は越えているのかもしれませんが、長い期間ずっと活躍し続けているのはさすが。
カネサブラック、ナリタボブサップ、フクイズミ、ニシキダイジンという実力者たちと戦ってきた馬で、地力と底力を持っています。
どの馬が王者になるのかわからない今のばんえい界では、軽視出来ない存在。
ただ、気になるのは8枠10番に入ったこと。
メインレース前は、2Rと9Rしか10番コースを使うレースはなく、ずっと使用しているコースと比べてどうなのかと。
ということで、本命にしたのはギンガリュウセイ。
今シーズンまだ勝ってはいませんが、『ばんえい十勝オッズパーク杯』、『旭川記念』、『ばんえいグランプリ』と重賞で3回2着に来ている安定株。
昨シーズンは、『ばんえいグランプリ』と『北見記念』を制している実力者で、今年も無冠のまま終わるとは思えません。
キタノタイショウは状態、ホクショウダイヤは10番コースというマイナス要素がある今回は、大きなチャンスです。
◎1、ギンガリュウセイ
〇10、ホクショウダイヤ
▲7、キタノタイショウ
△4、ホッカイヒカル
明日は盛岡競馬場で、芝での全国交流戦 『OROカップ』が行われます!
*29日盛岡 第11R 『岩手県知事杯OROカップ』 芝1700m 17:00発走*
昨年のこのレースは、南関東の白いお姫様ナターレが逃げ切り勝ちしました☆
好ダッシュを決めてハナを奪うと、吉原騎手の落ち着いた騎乗に促されてペースダウン。
向正面では外から抜かれて一度は2番手になる厳しい展開でしたが、慌てず騒がず自分のペースを守って、直線グイッともうひと伸び。
2着は中団から直線すごい脚で追い込んで来たハテンコウで、今年もこの上位2頭は要注意。
さらに今年は、中央の重賞タイトルを持つファイアーフロートが高知から乗り込んで来ました!
中央時代は、『京成杯オータムハンデ』勝ちを含めて7勝と活躍。
高知に移籍してからも、エプソムアーロンには及ばないものの、その実力を見せつけています。
今回は久しぶりの芝。そして、盛岡競馬場。
末脚がしっかりしているこの馬にとっては、自分の力を発揮出来る最高の舞台では。
GIマイルチャンピオンシップで2着の経験があるマイネルファルケ。
南関東転入後はパッとしない成績でしたが、前走の芝替わりでレースぶりが一変。
さすがの貫録を披露してくれましたね!
ポンとスタートして2番手を取ると、道中は抜群の手応えで抑えたまま。
さらに勝負所の3,4コーナーも持ったままで先頭に並びかけ、直線はハカタドンタクとの叩き合いを制しました。
岩手のトップホース相手にいきなりこの競馬が出来るのは、やはり地力が高いことと芝適正。
さらにメンバーが強くなる今回、どんなレースを見せてくれるでしょうか。
◎10、ファイアーフロート
〇5、マイネルファルケ
▲6、ナターレ
△12、ハテンコウ
先日ご紹介した、オーストラリアでジョッキーになって、岩手に短期免許で来日中の太田陽子さんは、次の開催からレースに騎乗予定とのこと。
14日(月)には『南部杯』もあるし!楽しみがいっぱいです♪
今日は園田競馬場で、2歳牝馬の全国交流戦 『園田プリンセスカップ』が行われます!
*19日園田 第10R 『園田プリンセスカップ』 1400m 15:55発走*
まず注目しているのは、笠松のパドドゥ。
ここまで5戦全勝という素晴らしい成績を誇ります。
前走の『秋風ジュニア』では、好スタートから馬なりで好位の後ろに付けると、3,4コーナーで余裕の手応えのまま先頭へ。
直線追い出すと素直に伸びましたが、最後はソラを使って遊ぶような仕草を見せました。
ゴール前で2着馬に詰め寄られたものの、着差以上に余裕があって強い印象。
今回は初の遠征になりますが、園田は近いので初遠征を経験するには持って来い。
このメンバー相手でも、連勝を期待しています。
対抗には北海道からやって来るカクシアジ。
前走の『リリーカップ』では、スタートしてあまりダッシュが付きませんでしたが、道中も追われて追われて、ジリジリと伸びて3着を確保。
これまで1000mのレースしか経験をしていないけれど、レースぶりを見るともう少し距離があった方がさらにレースをしやすいのでは。
地元の大ベテラン・川原正一騎手が、どんな手綱さばきを見せてくれるかも注目です。
もう1頭の北海道遠征組はグランドファシナ。
新馬戦は5馬身差の快勝だったものの、この2戦はクラスが上がって自分の競馬が出来ずにいる印象。
とはいえ、道営は2歳馬のレベルが高いですから侮るのは禁物。
このメンバーでどんなレースをしてくれるでしょうか。
◎8、パドドゥ
〇1、カクシアジ
▲2、グランドファシナ
△5、オープンベルト
このレースは、グランダムジャパン2013の2歳シーズン開幕戦です!
昨年はこのレースを制した笠松のカツゲキドラマが2歳女王に輝いていますから、パドドゥにもぜひ女王を目指して欲しいです☆
さぁいよいよワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権を賭けた戦い、スーパージョッキーズトライアルが始まります。
まずはSJT本戦出場を賭けて、門別競馬場でワイルドカードが行われます!
出場騎手はこちら↓
・岩橋勇二 北海道
・村上忍 岩手
・坂井英光 大井
・山崎誠士 川崎
・青柳正義 金沢
・向山牧 笠松
・柿原翔 名古屋
・大畑雅章 名古屋
・田中学 兵庫
・永森大智 高知
・鮫島克也 佐賀
各地のリーディング2位(南関東は5位)と、選定委員会から選定された、全11名で2枠を争います。
SJT本戦に選ばれているジョッキーたちに引けを取らぬツワモノばかり。
どんなレースが展開して、どのジョッキーが本戦に進むのでしょうか。
*10日門別 第3R 第1戦ブロンズサドル賞 1200m 16:00発走*
第1戦は、岩手の村上忍騎手が騎乗するアンテロープに注目。
3歳牝馬で、この夏一気に3連勝と勢いがあります。
ハナに行ってもいいし、番手でも競馬が出来る自在型。
それにしても、この3戦の強さは目を見張るものがありますね。
笠松の向山牧騎手騎乗のカーラノーチェは、このクラスの上位常連組。
前走は逃げて9着という結果でしたが、2着馬とはコンマ5秒差で、着順の印象より負けていません。
ここは十分巻き返し可能だと思います。
◎2、アンテロープ 村上忍騎手
〇7、カーラノーチェ 向山牧騎手
▲4、キタノダイフク 柿原翔騎手
△10、ノールファンデヴー 山崎誠士騎手
*10日門別 第4R 第2戦 ブロンズホイップ賞 1800m 16:35発走*
第2戦は大畑騎手騎乗のマヤノポルカに注目。
再転入を果たしてからは、3戦2勝2着1回とパーフェクトなレースぶり。
前走も直線で抜け出すと、力強いフットワークで押し切りました。
とても400キロ前半の体に見えないほど、大きく体を使った走りという印象。
ここも勝って連勝を期待しています。
青柳騎手騎乗のテレフォトグラフは、福山から再転入して来た馬。
こちらも移籍後は7戦4勝ですべて3着以内とパーフェクト。
ここでも上位争いは必至でしょう。
◎5、マヤノポルカ 大畑雅章騎手
〇6、テレフォトグラフ 青柳正義騎手
▲7、エーブキングマン 永森大智騎手
△11、ヘレンドビジュー 鮫島克也騎手
どういう流れになるかわからない、何が起こるかわからないのがジョッキーレースの醍醐味です。
今年はどんな熱いドラマが見られるでしょうか♪