
先週から新たなシーズンが始まったばんえい競馬。
明日は今シーズン第1弾の重賞『ばんえい十勝オッズパーク杯』が行われます!
*26日帯広 第10R『ばんえい十勝オッズパーク杯』 20:10発走*
シーズン初戦の重賞ということで、重量は軽めの700キロ~720キロ。
こうなるとスピードのある馬が台頭しそうな気もするのですが、本日の時点で水分量は1.8%。
けっこう力の要る馬場なので、やはり実績重視でいきたいと思います!
となると、本命は当然キタノタイショウ。
昨シーズンは念願のばんえい記念を制しました!!
レース後大河原騎手は、
「大きな疲れはなくて、今はリラックスして過ごしています。食欲旺盛なので、特に心配はないと思いますよ。
『ばんえい十勝オッズパーク杯』を見据えて、体調と相談しながら調整しているところです。
これからは北の大将として負けられない存在になりました。強くて当たり前だし、負けたら「なぜ負けた?」ってなりますからね。
僕よりもスタッフの方が大変だと思いますよ。でもうちのスタッフは馬のことを一番に考えるから大丈夫でしょう。
こちらは馬の体調さえ整えてあげれば、人気は周りが付けてくれるものですからね」
と仰っていました。
シーズン初戦は7着という結果でしたが、2連覇しているレースだし、北の大将としてぜひとも頑張って欲しいです!
対抗はニュータカラコマ。
この馬の末脚は、ばんえい競馬を見ているとは思えないほどのものすごいインパクトがありますね。
現在は一時期に比べると、早めに障害を越えられるようになったし、鋭い末脚も健在。
シーズン初戦の前走も、着差は少なかったものの強い内容でした。
今は本当に安定しているので、今回も注目しています。
前走は先頭で第2障害を越え、3着に粘ったインフィニティー。
昨年ばんえい記念を勝った後はなかなか勝ち切れないレースも多いのですが、能力の高さは証明済み。
早めに動いて行ける馬なので、成績が安定しているところも強みです。
先行できるフジダイビクトリーにも注目しています。
ばんえい記念では1番手で第2障害を越え、最後はいっぱいになってしまったものの4着に粘りました。
前走も4着でしたが、第2障害に最初に脚をかけたものの、上がり切るまでに時間が掛かってしまいました。
すんなりと障害を上がり切ることができれば、今回の斤量ならば面白いと思います。
◎7、キタノタイショウ
〇10、ニュータカラコマ
▲3、インフィニティー
△8、フジダイビクトリー
△5、コウシュハウンカイ
本日は名古屋競馬場で、全国地方交流戦の『東海クイーンカップ』が行われます!
このレースは、グランダム・ジャパン3歳シーズンの第4戦目。
現在11Pで暫定1位のユズチャン、10Pで2位タイのジュエルクイーン、9Pで5位のトーコーヴィーナスと、上位勢が揃って登場するのも見どころの1つです。
*21日名古屋 第10R『東海クイーンカップ』1600m 16:15発走*
注目はなんといっても、兵庫のトーコーヴィーナスでしょう。
昨年のグランダム・ジャパン3歳シーズンの女王に輝いたトーコーニーケ以上の器と期待されていましたが、その通りの活躍を見せてくれています。
前走は浦和の桜花賞に挑戦し2着という成績。
初めての長距離輸送でしたが、登場した時の馬体重はなんとプラス7キロでした。
レースも果敢に逃げて、直線に入ったところでララベルに交わされましたが、そこから粘りに粘っての半馬身差。
負けはしたものの、素晴らしい内容だったと思います。
名古屋は2月の梅桜賞で経験し、その時は6馬身の差をつけて逃げ切りましたから、今回も全く問題ないでしょう。
対抗は、地元名古屋のジュエルクイーン。
門別から転厩して来た時は、手さぐり状態でなかなかこの馬の強さを発揮し切れませんでしたが、使いながら進化を遂げました。
府中への遠征ではガクッと減ってしまった馬体重も、前走できっちり戻して来ているし、東海地区では3戦3勝と負けなしです。
1頭強い馬がいますが、この馬は好位から最後までしっかりと伸びてくれるレース上手な馬なので、ここでも好勝負を期待しています。
佐賀のユズチャンも、再び名古屋に参戦して来ました。
前々走の若草賞では、初の長距離輸送・初コースということもあってか、持ち味のスタートダッシュも決められず、全くレースをさせてもらえませんでした。
その後地元で行われたル・プランタン賞では、いつもの通りのスピードを見せてくれたので、やはり先行できるかどうかがカギになると思います。
今回は大外に入ったし、いつものようなロケットスタートが決められなくても、揉まれる心配はありません。
ぜひとも自分のレースをして、ここでも通用することを証明して欲しいです。
◎4、トーコーヴィーナス
〇10、ジュエルクイーン
▲11、ユズチャン
△5、ハナノパレード
△8、アナザーデイ
今日は船橋競馬場で、女の戦い『マリーンカップ』が行われます!
*14日船橋 第10R『マリーンカップ』1600m 16:15発走*
ここは何といってもサンビスタでしょう。
昨年の3月にエンプレス杯に参戦して来た時には、まさかここまで一気に強くなるとは思っていませんでした。
それくらいの急激な成長で、本当に強くなりましたね。
特に先行力があるわけではないですが、馬の後ろで我慢が出来るし、多少窮屈になっても割って出て来る根性もある。
必ず直線は伸びて来てくれるし、どんなレース展開にも対応出来る順応性も高い馬。
牡馬の一線級に交じっても勝負出来る逸材ですから、ここに入ったら頭3つくらい飛びぬけた存在だと思います。
問題は2番手以降の印順。
『JBCレディスクラシック』や『クイーン賞』のレースぶりを見たら、素直にトロワボヌールといきたいところ。
前走の『TCK女王盃』では、
道中のいきっぷりもイマイチだったし、何よりこの馬の最大の武器である末脚が不発でした。
プラス7キロの馬体重や、初めての56キロなど、敗因はいろいろ考えられますが、その中でも「左回りの方がいい」というのが一番の理由な気がしています。
『クイーン賞』で圧倒的なパフォーマンスを見せた船橋ならば、巻き返しは十分可能でしょう。
長年頑張っているアクティビューティも侮ってはいけません。
経験を積んで好位から競馬が出来るようになったし、勝負所で必ず1回置かれてしまうけれど、そこからまた必ず伸びてくれるのが特徴です。
昨年のこのレースでは、ワイルドフラッパー相手に強気な競馬で攻めて行って、2着に負けはしたものの素晴らしい内容でした。
今年も積極的な競馬を期待しています。
今回が移籍初戦となるマーチャンテイマーは、昨年夏の門別『ブリーダーズゴールドカップ』の3着が光ります☆
このレースはなんといってもワイルドフラッパーが注目されていましたが、サンビスタが早めに抜け出して押し切る内容で、アッと言わせました。
この馬も好位からの競馬でよく粘ったし、2着ワイルドフラッパーとはクビ差。
牝馬のダートグレード戦線で、十分戦える能力があると思います。
これからは地方代表として頑張って欲しいです!!
◎8、サンビスタ
〇11、トロワボヌール
▲2、アクティビューティ
△4、マーチャンテイマー
△12、サマリーズ
明日は名古屋競馬場で、北陸・東海・近畿地区交流戦の『東海桜花賞』が行われます!
ゴールデンウィークに行われる『かきつばた記念』のトライアルレースであり、金沢から1頭、兵庫から3頭が参戦、迎え撃つ東海勢は8頭で、計12頭で争われます。
*10日名古屋 第10R『東海桜花賞』1400m 16:15発走*
ここは地元のサイモンロードを本命に!
一昨年のこのレースを制している実力派ですが、昨年の春から遠征でのダートグレードに挑戦し、なかなか自分の競馬ができないレースが続きました。
しかし、休養を挟んで完全復活!!
今年初戦の『名古屋記念』を勝つと、今回のレースと同じ北陸・東海・兵庫地区交流の『梅見月杯』を圧勝。
前走の『名古屋大賞典』は自分の形ではなかったものの、地方馬最先着の5着に踏ん張りました。
今回のメンバーに入ったら、実績的にも格上といえるでしょう。
輝きを取り戻した今、東海のスピード王として再び君臨して欲しいです。
昨年のこのレースで牡馬たちを完封したピッチシフターは、『JBCレディスクラシック』以来の休養明け。
最大目標が秋のJBCということですから、状態に関してはゆっくりと上昇カーブを描くイメージでいますが、素直な馬でいつでも一生懸命走ってくれるので、いきなりでも侮れません。
JRA4勝の実力を持つトップフライアーは、名古屋に移籍して3戦ともに圧勝。
ここまで力の違いを見せつけています。
前走はA1クラスでまったく危なげない圧勝ですから、このメンバーに入ってもその勢いは止まらないでしょう。
サイモンロードとのハナ争いにも注目です。
◎6、サイモンロード
〇9、ピッチシフター
▲10、トップフライアー
△11、エーシンユリシーズ
△8、エナエビス
明日は大井競馬場で、『東京スプリント』が行われます!!
今年はバラエティーに富んだメンバーが集結し、白熱した戦いが見られそう♪
*8日大井 第11R『東京スプリント』1200m 20:10発送*
印の順番が難しいのですが、本命はキッパリと決まりました!
現在重賞2連勝中のダノンレジェンドです。
昨年末のカペラステークスでは、超ハイラップを刻んでの逃げ切り勝ちでした。
レースを振り返って丸田騎手が、「ぶっ放して行った」というように、道中から誰も競りかけることなく一人旅を続け、直線突き放すという圧倒的な強さを見せつけました。
前走の黒船賞では、地元馬サクラシャイニーが逃げる展開でしたが、2番手追走から早めに抜け出して完勝という、小回りの王道の競馬。
これまでのレースぶりを見ると、自分の形になると強い=揉まれるとモロいという法則が見えるので、どちらかといえばゴチャっとなりやすい小回りの方が不安が大きかったのでは。
その小回りを克服して、今回は大井の外回りになるわけですから、特に心配はないでしょう。番手でも大丈夫ということは前走で証明したし、この勢いで3連勝!!!いけるんじゃないでしょうか。
対抗に上げたい馬がたくさんいるのですが、その中から安定感を信頼してドリームバレンチノを推します。
もともと中団からの決め手勝負というようなレースをしていたので、地方に参戦してきた時にはかなり軽く見ていたのですが...今は心から信頼しています。
先行馬というわけではないのに、小回りでここまで安定した結果が出せるのは、「コーナーで加速できる」という強い武器を持っているから。
これがある限り、どんな展開になってもどこからでも加速できるので、今回も上位は間違いなしと思っています。
そして、かなり気になっているのがグレープブランデーの復活!!
この馬の強さは疑う余地がなく、状態さえ上がってくれば本当に強いのです。
ただ...
昨年の秋の武蔵野ステークスで3着に頑張ってくれて、「復活キター!」と喜んでチャンピオンズカップで買ったところ、そうでもなかったという...。
見極めが難しいのです。。
それでも、前走のフェブラリーステークスでは十分復活を思わせるレースぶりでした。
今回は初の1200mになりますが、最近はすごく行きっぷりが良くなっているので特に問題はないでしょう。
この馬本来の走りが再び見たいです!
まだまだ気になる馬がゴロゴロと...
前走はオープン特別で久しぶりのダートをものともせずに逃げ切り勝ちしたシゲルカガ☆
今回薄めの印にしたのは、前走が芝スタートということと、ハナに行くまでけっこう押していた、という2点です。
おそらくはけっこうな人気になってしまうと思うので、地方初戦は様子見で。
カペラステークスで2着に頑張ったサトノタイガーは、その後の2戦が二桁着順と冴えないのですが、1400m、1600mという距離の壁が大きかったのでは。
JBCスプリントでもドリームバレンチノのクビ差2着だったように、JRA勢にもまったく引けを取りません!
得意の1200mに戻って、巻き返しを期待しています。
ダートグレードでは「印は5個まで!」という自分の矜持に従うと、昨年の覇者ノーザンリバーまで印が回らない...
1つ印を増やすかかなり悩み所ですが、ここはポリシーは曲げずに行こうと思います。
レース的にも馬券的にも面白そうですね!
◎7、ダノンレジェンド
〇14、ドリームバレンチノ
▲8、グレープブランデー
△2、シゲルカガ
△11、サトノタイガー