28日(金)に、毎年恒例のオッズパークグランプリが行われます!
今年の舞台は昨年と同じ笠松1400m。
小回りのスピードコースに、個性豊かな馬たちが顔を揃えました。
*28日笠松 第9R 『オッズパークグランプリ2014』 1400m 15:40発走*
どの馬が1番人気になるのか。ちょっと読みが難しいメンバーですが。
わたしの本命は1枠1番の絶好枠に入ったクリスタルボーイ。
中央5勝の実績から、南関東でも期待をしていたのですが、、、ここでの成績はイマイチでした。
しかし、名古屋に移籍してからは強いクリスタルボーイが復活。
『名古屋記念』ではサイモンロードの2着に踏ん張り、3着以下を引き離すレースをしてくれたし、高知に遠征した前走『黒潮スプリンターズカップ』でもファイアーフロートの2着と頑張りました。
パワフルで力強い走りに凄味が増して、より一歩一歩がダイナミックになった印象です。
先行して渋太い脚を使えるこの馬にとって、1枠からのスタートは何よりでしょう。
南関東時代の成績を考えると、ナイキマドリードに大きく水をあけられているのですが...
一発を期待して、本命にしました。
対抗は、笠松に移籍して来たマグニフィカ。
2010年の『ジャパンダートダービー』を制し、一時期は低迷した時もあったのですが。
こちらも東海を舞台に、もうひと花と行きたいところ。
前走の移籍初戦は、逃げて最初から厳しいマークが付く展開でしたが、抜かれてからも渋太く粘って2着を確保。
そこから1ハロン距離が短縮されるので、さらに先行争いは激化しそうですが。
今回は外枠に入ったので、本来そこまでスタートダッシュが速いわけではないこの馬にとっては、内で揉まれるリスクがない。
向山騎手も、番手でも競馬が出来るんじゃないかと仰っていましたし、今回は内の馬を見ながら自分のペースで運べるのではないでしょうか。
3番手評価は、昨年このレース2着だったナイキマドリード。
ラブミーチャンと一騎打ちを演じた昨年のレースは、今も強烈に記憶に残っています。
ただ、昨年と比べると、臨戦過程が少し心配。
得意の船橋1000mの前走は勝ったものの、その前の浦和の負けが気になります。
実績、経験から言っても上位の存在ですが、今回は三番手まで。
高知のエプソムアーロンは、近走でも『兵庫ゴールドトロフィー』でドリームバレンチノの2着に健闘するなど、ここに入っても注目の存在。
ただ気になるのが、11月の『笠松グランプリ』の4着。
2着馬とはほとんど差はなかったものの、佐賀のエスワンプリンスには追いつけませんでした。
マクリ上手な馬だけに、前がやり合うような展開ならば台頭して来そうです。
中央5勝の実績を引っ下げて、東海にやって来たのがマルカベンチャー。
勝ち味に遅い印象もありますが、強豪たちと戦って常に堅実に走って来ました。
移籍初戦の前走も快勝。
こちらも、もうひと花咲かせて欲しい存在です。
◎1、クリスタルボーイ
〇9、マグニフィカ
▲7、ナイキマドリード
△5、エプソムアーロン
△4、マルカベンチャー
当日はラブミーチャンの引退式も行われるそうですよ!
ミーチャンはケガ療養中で登場はしませんが、最近の映像や過去のレース映像と共に、タテガミのプレゼントなども用意されているそうです。
競馬界を大いに沸かせてくれたミーチャン。
この次はお母さんとして、楽しませてくれそうですね♪
明日は佐賀競馬場で、3歳馬たちの戦い『飛燕賞』が行われます!
*23日佐賀 第10レース 『飛燕賞』 1800m 17:15発走*
『九州ダービー・栄城賞』へのトライアル競走ということで、今年のダービー馬を占う上でも注目の一戦です。
注目はなんといっても牝馬のマツノヴィグラスでしょう。
ここまで8戦7勝と圧倒的な成績を誇っています。
前走の『佐賀プリンセス賞』でも、好スタートから内の馬を行かせて2番手で進むと、しっかりと折り合って余裕の手応え。
向正面に入ると後ろの馬が迫って来たところでエンジンを掛け、そのまま先頭へ。
着差は少ないですが、どこまでも抜かせない勝負強さを見せてくれました。
とても前向きで、自分自身でレースを作れる馬。
このままダービーまで勢いを保って欲しいです!
対抗は、ケンシスピリット。
使いながら力を付けて来た馬で、前走の『佐賀プリンス賞』では、3,4コーナーからミスタージャックと一騎打ちの展開に。
直線で競り落として勝利をもぎ取りました。
12月のカペラ賞では、逃げるマツノヴィグラスに半馬身差まで迫りました。
この時は先行勢が果敢に攻めて来て、マツノヴィグラスにとって厳しい展開になりましたが、それでも中団から追い詰めたケンシスピリットの伸び脚は際立っていた印象。
このメンバーなら、十分上位争い可能です。
中央未勝利から転入して来て、現在4連勝中のタケノペガサスも怖い存在。
他のメンバーがマツノヴィグラスと対戦済みなのに対して、初対戦のこの馬は未知の魅力があります。
ここまでの4連勝も強い内容だし、まだまだ上を目指せる器。
このメンバーに入ってどこまでやれるか楽しみです。
◎4、マツノヴィグラス
〇5、ケンシスピリット
▲2、タケノペガサス
△7、セリオ
△10、カーネルキッス
今日は名古屋競馬場で、3歳牝馬の北陸・近畿・東海地区交流戦『梅桜賞』が行われます!
*20日名古屋 第11R 『梅桜賞』 1800m 16:40発走*
名古屋の1800mは向正面スタート。内枠に入った先行馬にとっては有利な舞台です。
気になっているのは3枠に入った兵庫のトーコーニーケと、1枠に入った地元名古屋のホウライナデシコ。
まずトーコーニーケは、前走の『園田クイーンセレクション』を2番手から早め先頭で押し切りました。
昨秋はまだ重賞では荷が重い印象でしたが、使いながら力を付けて来て、11月のレースからは4戦2勝2着2回とパーフェクト。
前に行けるスピードと、最後までしっかりと走る前向きさを持っている馬なので、コースや展開に左右されることなく力を発揮できると思います。
今回は初めての遠征競馬になりますが、この舞台はもってこいだし、信頼度は高いです。
対抗にはホウライナデシコ。
絶好の1枠1番ですから、この馬のペースでレースを進めることが出来るのではないでしょうか。
前々走の『新春ペガサスカップ』では、牡馬に交じって2番手から渋太く粘って2着と大健闘。
続く前走の『若鮎特別』は、道中引き付けた逃げから、直線で後続を突き放す強い競馬を見せてくれました。
今回の牝馬路線組とは初対戦になりますが、ここでも十分勝負できると思います。
中10日での出走となるフラッシュモブは、体調面が気になるところ。
前走はJRAで京都の舞台に挑戦して11着。負けはしましたが、若馬にとって強い馬たちと戦って揉まれることはプラスと考えています。
この馬の特徴は、なんといっても目の覚めるような一気のマクリ。
小回りでは不利に思いがちな最後方待機からのポジションでも、3,4コーナーを使って一気に進出、直線で大外を伸びて来るレースぶりは圧巻です。
前がやり合うような展開になれば、この馬の末脚が生きて来るのではないでしょうか。
ライデンリーダー記念を制した笠松のヨシノミカエル、同レース2着のリンカスイートまで。
◎3、トーコーニーケ
〇1、ホウライナデシコ
▲12、フラッシュモブ
△11、ヨシノミカエル
△7、リンカスイート
今週の木曜日は、佐賀競馬場にて『佐賀記念』が行われます!
昨年はホッコータルマエが、このレースでの快勝をキッカケに快進撃!一気に頂点まで上り詰めたわけですから、今年はどんな戦いになるのか楽しみですね♪
*13日佐賀 第10R 『佐賀記念』 2000m 16:35発走*
まず注目したのは、兵庫の宝物オオエライジンです!
これまではダートグレードになると少し荷が重かったですが、約1年の休養を経て復活した現在は、一回りパワーアップした印象。
前走の『報知オールスターカップ』では、慣れない左回りを物ともせず、早め先頭から最後はソラを使うご愛嬌(?)まで見せての勝利でした。
着差は少なかったですが、直線半ばからずっとソラを使っていましたから、もっと強い相手でも戦えるという手応えを感じたレースでした。
今回、JRAの強豪たちは58キロでの出走。
56キロというハンデはプラスです。
さらに、2012年に佐賀記念に挑戦した時には5着に敗れているのですが、その時は勝ったピイラニハイウェイがレコードを叩き出す高速決着。
その中で、直線は5頭の叩き合いになり、負けはしたもののコンマ3秒差。着順以上に内容は評価出来るものでした。
現在のオオエライジンがダートグレードでどこまで戦えるのか、本当に楽しみな一戦です。
対抗はエーシンモアオバー。
前走の『名古屋グランプリ』は5着と、この馬としては物足りない結果でした。
しかし、あの時はトウショウフリークがハナに行く展開で、自分のリズムで行けないと脆いこの馬の弱点が出てしまった形。
今回は単騎逃げが見込めるし、昨年のこのレースもそうでしたが、とにかく前に行った馬が強い舞台。
自分のリズムで行ければ、相当渋太い脚を見せてくれるのでは。
三番手には、ナムラタイタンを推します。
地方場所はこれまで2回挑戦して、『南部杯』は落馬、『東京大賞典』は4着と、いずれも馬券に絡む活躍は見られません。
でも、今回のメンバーはこの馬にとって明らかに手薄。実績を考えれば、能力的には上位に位置しています。
前々走の『フェアウェルステークス』では、久しぶりにこの馬らしい脚を見せてくれましたし、前走の『東海ステークス』は10着に敗れたものの、先行して直線半ばまで頑張っていました。
あの走りが出来れば、小回りの佐賀ならばもっと上位に食い込めたと思います。
◎11、オオエライジン
〇2、エーシンモアオバー
▲4、ナムラタイタン
△1、ソリタリーキング
△8、ランフォルセ
本日は高知競馬場にて、『黒船賞』の選考競走である『黒潮スプリンターズカップ』が行われます!
*2日高知 第7R 『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:15発走*
全国交流戦ということで、名古屋から1頭、笠松から6頭、金沢から1頭の遠征馬を迎えての戦いです。
まず本命は、高知所属のファイアーフロート。
2010年の『京成杯オータムハンデ』を制した実績馬。
高知での戦いは、すべて2着以内と堅実にまとめています。
特に、『京成杯』以来の重賞制覇となった、昨年夏の『建依別賞』では、2番手追走から3,4コーナーで持ったまま先頭に上がり、圧巻の強さを見せつけてくれました。
ここ2戦は8着が続いていますが、強豪がそろった『JBCスプリント』と『兵庫ゴールドトロフィー』でのもの。
『兵庫ゴールドトロフィー』では、強いメンバーの中でもキッチリ先行しているし、自分の競馬は出来たと思います。
メンバーが一気に手薄になり、さらに結果を出している地元コースに戻ったら、後半の踏ん張りももっと利いてくるのでは。
対抗は、名古屋からやって来るクリスタルボーイ。
JRA5勝の活躍後、南関東へ移籍。さらに昨年秋に名古屋に移籍しました。
前走の『名古屋記念』では、名古屋のトップホースであるサイモンロードの2番手に付け、さすがにサイモンロードを捉えることは出来なかったけれど、他の馬たちを引き離して2着。
力は見せてくれました。
今回は初めての高知になりますが、これまで数々の競馬場へ遠征に行っているので特に問題はないでしょう。
高知の重い砂に関しても、パワフルで一歩一歩が力強いこの馬の走法ならば、上手にこなしてくれると思います。
3番手評価は、地元高知のマウンテンダイヤ。
JRA未勝利から高知に移籍して来ましたが、そこから破竹の9連勝するなど一気に素質が開花。
高知では23戦20勝2着2回3着1回と、パーフェクトな成績を残しています。
前走の『高知県知事賞』は、3着に敗れてはいるのですが、ここは初めての2400m戦。
距離が1300mになる今回は、十分巻き返し可能です。
同じく高知所属のタンティヴィーは、JRAで1勝を挙げて高知に移籍した明け4歳馬。
移籍当初は体が減ったり、レースぶりが安定しないところもありましたが、ここへ来て体も成長しているし、4連勝と結果を出しています。
今回は初めての重賞挑戦になりますが、まだまだ成長を続けている馬。
ここでどれだけ戦えるか、楽しみな一頭です。
◎4、ファイアーフロート
〇2、クリスタルボーイ
▲3、マウンテンダイヤ
△9、タンティヴィー