
本日は金沢競馬場にて、白山大賞典トライアルの『イヌワシ賞』があります!
*8日金沢 第11R『イヌワシ賞』2000m 16:40発走*
ちょっと一長一短なメンバー構成で比較が難しいのですが、これまでの実績から、高知のリワードレブロン VS 兵庫のエーシンクリアーの戦いかなと思っています。
本命にしたのは、リワードレブロン。
ここ2戦は12着と9着とパッとしない成績ですが、トップクラスのJRA勢と戦った帝王賞と、強豪の南関東勢と戦ったスパーキングサマーカップということで、この結果もやむなしと考えます。
その前のオグリキャップ記念は、向正面から自分で動いて押し切るという強い内容で2連覇を達成。
今回出走しているメンバーを多く負かしているし、この時のように自分から動いて行けるような展開になれば力を発揮してくれると思います。
対抗はエーシンクリアー。
長期間高いレベルで頑張っている馬で、本当に安定して結果を出してくれています。
意外にも金沢初参戦ですが、これまで笠松『岐阜金賞』や佐賀『はがくれ大賞典』など初めての遠征で結果を出していますから、基本的に乗りやすい金沢ならばまったく問題はないでしょう。
一時期に比べると勝ち味に遅くなっている感はありますが、大きく崩れない安定感を信頼しています。
リワードレブロン、エーシンクリアーと、わたしの注目馬は2頭ともに中団から進める馬なので‥
そうなると前に行く馬が気になります。
地元金沢のジャングルスマイルは、9歳になった今年も元気いっぱい。
リワードレブロンが勝ったオグリキャップ記念は先行できずに5着という結果でしたが、前々走の百万石賞では、あのナムラダイキチを退けて百万石賞4勝目を挙げました。
1枠というこの馬にとって絶好の枠に入ったし、スムーズに自分のペースで行ければそのまま逃げ切りというパターンも考えられます。
◎4、リワードレブロン
〇12、エーシンクリアー
▲1、ジャングルスマイル
△11、ビービーガザリアス
本日は佐賀競馬場で『サマーチャンピオン』が行われます!
*18日佐賀 第9R『サマーチャンピオン』1400m 16:45発走*
佐賀の小回りですから、なんといってもスタート命!前に行けるスピードがあるシゲルカガを本命にします。
大外になりましたが、佐賀の1400mは大外もまったく不利になりません。
それどころか、内側がかなり深い佐賀では外枠は基本的に有利。
この馬のスピードならば、すんなりと前に行けるでしょう。
前走の北海道スプリントでは、ダノンレジェンドがダッシュがつかなかったとはいえ、逃げて粘って素晴らしい競馬でした。
ベストはもちろん1200mですが、佐賀の超小回りならば1400mもこなしてくれると思います。
例年、先手を奪った馬がそのまま逃げ残るケースの多いレース。
一度ポジションが決まると追い上げるのが難しい小回りコースで、この馬のスピードが活きる展開になりそうです。
対抗以下はちょっと悩みましたが...
昨年2着のピッチシフターにしました。
地方牝馬同士ならば断然の実績を誇るピッちゃん。
前走の兵庫サマークイーン賞3着はかなり物足りない成績でした。
ただ、レースを見てみると、スタートで思いっきり出遅れてダッシュがつかず。
あそこから追い上げて差のない3着ということで、むしろ負けて強しです。
使って体調を上げてくるタイプで、ここは昨年と同様狙って来たレース。
渋太い末脚と52キロの軽斤量を活かして、アッ!と言わせて欲しいです。
初の地方遠征となるタガノトネールにも注目。
OPを快勝して、続くプロキオンステークスも4着。
ここに来て本当に力を付けて来ました。
前に行ける先行力のある馬だし、鞍上は佐賀競馬場育ちの川田将雅騎手。
生まれ故郷のこのレースはめっぽう強いですし、中央でも絶好調。
人馬ともに勢いがあるので、このまま初重賞制覇もあるのでは。
末脚勝負の馬ながら小回りも上手なレーザーバレット、強敵相手にも大崩れしないタガノジンガロ、展開がハマった時のキョウエイアシュラも侮れない存在です。
◎12、シゲルカガ
〇1、ピッチシフター
▲8、タガノトネール
△5、レーザーバレット
△10、タガノジンガロ
☆2、キョウエイアシュラ
本日は門別競馬場で、牝馬の戦い『ブリーダーズゴールドカップ』が行われます!
*13日門別 第10R『ブルーダーズゴールドカップ』2000m 19:50発走*
サンビスタ、アムールブリエ、ホワイトフーガの3頭で迷ったのですが、
本命にしたのは3歳馬ホワイトフーガです。
関東オークスでは2着以下に大差を付けての圧勝で、騎乗していた大野騎手も唖然としたほどの強さを見せてくれました。
初の地方挑戦、初のナイターなど初ものずくしでしたが、パドックでも堂々と落ち着いていたし、これまで以上の力を発揮して一皮むけた印象です。
今回は斤量55キロと、この馬としては初めての斤量を背負いますが、サンビスタが58キロ、アムールブリエが57キロということを考えると、戦いやすいのではないでしょうか。
まだまだ伸びしろの多い馬で、この先どれだけ成長してくれるか楽しみです。
対抗はサンビスタ。
斤量58キロさえなければ本命にしたくらい信頼している馬です。
マリーンカップでは58キロを物ともせずに圧勝したサンビスタでしたが、前走のスパーキングレディーカップではトロワボヌールに突き放され、サウンドガガも捉えきれずの3着...
これまでの実績を考えると、とても物足りない内容でした。
ただ、昨年の夏から休まずに走っているし、GIで並み居る牡馬を相手に頑張り続けているところを見ると、ここに来て58キロで伸びきれないのもちょっと仕方がないかなという気もします。
能力的には牝馬同士ならば圧倒的だと思っているので、斤量を背負ってどこまで頑張れるかに期待しています。
アムールブリエの前走エンプレス杯も圧巻でした。
長らく女王の座にあったワイルドフラッパーに対して、並ぶ間もなく交わして突き放すレースぶりは、新時代の幕開けを感じました。
今回3番手評価にしたのは、5か月の休み明けの上に初の57キロということ。
現在3連勝と勢い1番ですから、ここでどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
あと、前走で準オープンを逃げ切ったキャニオンバレー、JRAのオープンから門別に移籍して来たサンバビーンにも注目しています。
◎8、ホワイトフーガ
〇10、サンビスタ
▲7、アムールブリエ
△13、キャニオンバレー
△9、サンバビーン
真夏のダートグレード2連戦、まずは盛岡『クラスターカップ』です!
*12日盛岡 第10R『クラスターカップ』1200m 16:15発走*
ここはかなりいいメンバーが揃って、絞り込みが難しいのですが...
本命は迷わずポアゾンブラックです!!
今年に入ってからはイマイチなレースが続いていましたが、門別に移籍して完全に復活しました。
北海道スプリントカップでは、逃げるシゲルカガをよく追い詰めての2着。ダノンレジェンドがダッシュがつかなかったとはいえ、先着したのは底力の証明だと感じました。
前走は地元馬相手でしたが、アウヤンテプイという門別のスプリント王を下してのもので、楽な相手だったとは思いません。
もともとはJRAのオープンも勝っているし、昨年の南部杯で2着という実績もある馬です。
斤量も54キロだし、ここからもうひと花咲かせて欲しいです。
対抗はダノンレジェンド。
カペラステークス、黒船賞、東京スプリントと圧巻の3連勝を飾り、今やダート短距離界の中心になりました。
それだけに、前走の北海道スプリントカップは物足りない。かなり物足りない内容でした。
ただ、前は揉まれるとまったく走れなくなったのに、今回はダッシュがつかず自分の形にならないながらも、最後は外に出してよく伸びてきました。
この辺りに成長が伺えるし、この馬の実力は疑う余地はありません。
スムーズな競馬ができれば、再び強いレースをしてくれると思っています。
初のダートグレード挑戦となるルベーゼドランジェにも注目。
前走で準オープンを逃げ切り勝ちしましたが、終始体半分くらいのリードで厳しい展開でした。
直線では何度も2着馬が先に出ましたが、それでも食い下がって盛り返す勝負根性はさすが。
今回はいい枠に入ったし、52キロという軽斤量。
スピードを活かして重賞でも頑張って欲しいです。
他には、さきたま杯であわやの4着だった地元期待のラブバレット、サマーチャンピオンを逃げ切っているエーシンビートロン、昨年の勝ち馬サマリーズと、絞り切れずにいつもより1頭多い印となりました。
◎4、ポアゾンブラック
〇10、ダノンレジェンド
▲1、ルベーゼドランジェ
△13、ラブバレット
△11、エーシンビートロン
☆6、サマリーズ
金沢競馬場で行われる牝馬の戦い『読売レディス杯』です!
*金沢11日 第11R『読売レディス杯』1500m 16:45発走*
この馬!という絶対的な存在が見当たらず、展望が難しいのですが...
本命はケンブリッジナイスにしました。
重賞勝ちこそないものの、2着数が半端ない馬です。
全28戦中、2着12回。その中で重賞は6回ですから、相当な力があることは確か。
前走の兵庫サマークイーン賞は、好スタートから軽快に逃げると、最後まで粘って粘って2着を確保。
ゴール前でエーシンサルサに捉えられたものの、あわやの場面もあったし、3着は全国的に活躍するピッチシフター。
内容的に素晴らしく、今回のメンバーだったら勝ち切る力はあると思います。
対抗は地元金沢のシンカンイチコ。
金沢デビューの生え抜きで、前走でついにA1を制覇しました。
メンバー的にも、ジャングルスマイルやセイカアレグロといった、金沢を代表する牡馬を撃破してのもので、今の充実ぶりが伺えます。
ここ2戦は逃げて結果を出しているし、重賞挑戦は3年以上ぶりとなりますが、今ならば十分戦えるのでは。
実績一番のトーセンベニザクラも侮ってはいけない存在です。
3歳時にはフェアリーステークスを制し、牝馬クラシック戦線を戦い抜いた馬。
浦和に移籍して4戦、馬券に絡んだのはしらさぎ賞3着のみとちょっと淋しい成績ですが、前2走は強豪相手のダートグレードですから、そこまで悲観することはないでしょう。
もう少し先手を取れるようになれば、ダートでも活躍してくれると思います。
◎8、ケンブリッジナイス
〇7、シンカンイチコ
▲11、トーセンベニザクラ
△10、ハナノパレード
△5、リノワール