昨日の『名古屋グランプリ』は、外から気合を付けて逃げたエーシンモアオバーが、渋太く渋太く粘り込みました。
途中でトウショウフリークに交わされるというトリッキーな展開になったし、GI馬ニホンピロアワーズに終始がっちりマークされる形でしたが、本当によく踏ん張りましたね。
さぁ今日は園田競馬場で、『兵庫ゴールドトロフィー』です。
ここは一体どんなレースが展開されるのでしょうか。
*24日園田 第10R『兵庫ゴールドトロフィー』1400m 15:55発走*
本命にしたのはサマリーズです。
2歳の時の『全日本2歳優駿』からなかなか勝てずにいましたが、距離を短縮した今年は見事に復活。
相変わらずダッシュは速いし、スムーズに流れにのれれば渋太い馬です。
枠もいいところに入ったし、好スタートから先手を奪えれば、渋太いレースが期待出来そうです。
対抗は、OP特別を勝って来たメイショウコロンボ。
強豪相手に逃げ切り勝ちを収めていて、能力の高さは折り紙付き。
ただし、今回は初の地方、初の園田、初の1400mというのが気になって対抗評価にしました。
園田は地方の中でも内側の砂が深く、初めての馬はスタートで滑ることもあるし、ここまで中距離戦線を戦っているので、短距離の先行争いでどうか、というところがマイナスポイントです。
三番手は、地元兵庫のタガノジンガロ。
名古屋の『かきつばた記念』はかなりの好メンバーを制しての勝利だったし、佐賀の『サマーチャンピオン』でも3着と、ダートグレードで遜色のない競馬を見せてくれています。
今回は走り慣れた地元戦。
ペースも速めに流れそうなので、この馬の決め手が活きて来るのではないでしょうか。
高知のサクラシャイニーは、移籍後の2戦が圧巻の勝ち方。
比較するのが難しいですが、昨年2着だったエポソムアーロンとそん色ない力ということで、今回もいい勝負が出来るのではないかと思っています。
赤岡騎手のお話では、最終追い切りの動きもかなり良かったそうですから、今回のメンバーならば一発あってもおかしくないのでは。
◎2、サマリーズ
〇8、メイショウコロンボ
▲6、タガノジンガロ
△3、サクラシャイニー
△1、ジョーメテオ
23日は名古屋競馬場で、ダートグレード最長距離の戦い『名古屋グランプリ』が行われます!
*23日名古屋 第10R『名古屋グランプリ』 2500m 15:45発走*
ここは南関東からの遠征馬グランディオーソを本命にします!
前走は初のダートグレード挑戦でしたが、3コーナー手前から先頭に立ち、直線半ばまでは「勝ったか...」と思わせる強い内容。
最後は内からサミットストーンに差されたものの、ダートグレードでも十分戦える実力を見せつけました。
南関東生え抜きで、ここまで19戦してすべて馬券圏内という堅実派。
まだタイトルがないのが不思議ですが、レースが上手だし、初タイトルがいきなりダートグレードもあると思います!
対抗はシビルウォー。
昨年は3コーナー手前で前を捉え、強いレースでした。
小回りには厳しい末脚勝負型ですが、長くいい脚を使えて、早めに前を捉えられれば上位に顔を出して来ます。
ここ最近は勝ちまであと一歩と言う感じですが、それでも安定して上位に入着しているのはさすが。
今年もいいレースが出来ると思います。
逃げ馬トウショウフリークは、昨年は掛かり気味の大逃げから、粘って粘っての2着。
ここ2戦は着外が続いていますが、小回りのダートグレードでは侮れない存在です。
エーシンモアオバーは前走の『浦和記念』で早め失速でしたが、もともと長距離輸送は苦手な馬で、浦和に行くと力が出せない感じ。
今回は近場の名古屋。マイペースで流れに乗れれば渋太い馬で、トウショウフリークとの兼ね合いはありますが、今回も気になります。
ニホンピロアワーズは、能力的には絶大なものがありますが、絶好調の時と比べると物足りない感じ。
それでもここでは負けて欲しくはないのですが、まだ上があるという状態なので、薄い印に留めました。
◎5、グランディオーソ
〇10、シビルウォー
▲1、トウショウフリーク
△8、エーシンモアオバー
△6、ニホンピロアワーズ
本日は川崎競馬場で、全日本2歳優駿が行われます!
昨日は冷たい雨が降っていましたが、今日は一転晴れ模様☆
気温はかなり下がるようですが、とりあえずは良かったです。
*17日川崎 第11R『全日本2歳優駿』1600m 20:10発走*
昨年はハッピースプリントの快勝だったこのレース、2歳のこの時期、川崎のキツイ左回りということを考えると、ある程度のスピードと、小回りコーナーでも加速出来る器用な脚を持った馬が力を発揮しやすいのかなと思います。
かなり注目を集めそうな、2戦2勝のタップザット。
新馬戦は内から切り替えして2番手を取ると、王道の競馬で初勝利。
2戦目の前走は好スタートから控えて中団、直線はしっかり伸びていたけど、まだ真剣に走っている感じではない中で、あの競馬が出来るのは相当能力が高いのでは。
ただ、東京のゆるやかなコーナーで膨れていたことが気になります。
能力はトップクラスですが、今回の舞台では危うさもある気がしているので、断然人気になるようならば、少し薄めにしようと思います。
本命は、ワンダフルラスターにしました。
ここまで3戦2勝2着1回という高レベルの成績。
前走の500万条件では、持ったまま2番手に行くと、すごい手応えでそのまま先頭。直線の激しい叩き合いを制して2勝目を挙げました。
着差は小さいですが、2着だったブルドックボスはすぐに次のレースで勝って500万条件を卒業。
レベルの高いレースだったと思います。
対抗はタイセイラビッシュ。
ダート替わりで2連勝。かなり適性は高そうですね。
前走は好スタートから少し押さえて好位外に控え、持ったまま直線に向くと、追い出しを我慢する余裕もありました。
最後は少し脚色が鈍った感じですが、後ろから伸びてくればもっと伸びたのでは...と思わせてくれるレースでした。
この時期の2歳で、持ったままいい位置に付けられるというのは大きな武器だと考えます。
北海道2歳優駿で豪快な勝ち方をしたディアドムス。
4コーナーは大外を回って、本当に強い勝ち方でした。
小回りの川崎ということで、印は下げましたが、この馬も相当強いと思っています。
◎3、ワンダフルラスター
〇6、タイセイラビッシュ
▲9、タップザット
△7、ディアドムス
△4、クラバズーカー
明日は、2000勝以上のジョッキーが集結する、『ゴールデンジョッキーカップ』です!
園田の名物の一つになったこのレース。
中央地方の名手たちが顔を揃えて、3戦をポイント制で争います!
今年のメンバーはこちら↓
戸崎 圭太騎手 JRA(美浦) 2709勝
岩田 康誠騎手 JRA(栗東) 4286勝
内田 博幸騎手 JRA(美浦) 4055勝
村上 忍騎手 岩手 2409勝
的場 文男騎手 大井 6672勝
向山 牧騎手 笠松 3020勝
岡部 誠騎手 愛知 2896勝
赤岡 修次騎手 高知 2686勝
山口 勲騎手 佐賀 3448勝
田中 学騎手 兵庫 2980勝
木村 健騎手 兵庫 3050勝
川原 正一騎手 兵庫 4741勝
(※勝利数は2014年12月8日終了現在)
ということで、かなりのメンバーが集まりましたね。
全国の騎手が戦うジョッキーレースは、WSJSへの切符を賭けて戦う『SJTシリーズ』と、鉄人・佐々木竹見さんの名前を拝した『佐々木竹見カップ』と、この『ゴールデンジョッキーカップ』が有名ですが、中でもこの『ゴールデンジョッキーカップ』は、ベテラン騎手たちの戦いというイメージが強いです。
なんてったって、2000勝以上ですからね。
例えリーディングジョッキーでも、今勢いがあるジョッキーでも、2000勝していなければ出場出来ません。
2000勝という数字は、長きに渡っての活躍を意味しますから、メンバーを見ても「競馬界の顔」と言える方ばかりですね。
さぁ~今年はどんな戦いを見せてくれるでしょうか♪
*11日園田 第8R『ファイティングジョッキー賞』1230m 14:40発走*
ここは、前走で7馬身差の圧勝を演じている、村上忍騎手騎乗のブロンズテーラーを本命にします。
今年の6月デビューと遅めでしたが、中央未勝利でも馬券に絡む力を見せた馬。
勝ち星を挙げられずに兵庫に移籍して来ましたが、その初戦だった前走は、力の違いで逃げ切り勝ち。
まだまだ上を目指せる器だと思います。
対抗は、戸崎圭太騎手騎乗のキボウノチカラ。
C1クラスに昇級してからは、この馬らしいレースが出来ていませんが、C2に降級した前走はいきなりの3着。
このクラスなら、十分通用する力を持っています。
◎8、村上忍騎手:ブロンズテーラー
〇11、戸崎圭太騎手:キボウノチカラ
▲5、内田博幸騎手:ライロア
△2、山口勲騎手:デンコウガイア
△12、田中学騎手:ヴィーガトウショウ
*11日園田 第9R『エキサイティングジョッキー賞』1400m 15:20発走*
このレースは難解なメンバー構成ですが、、、
本命は、地元のキムタケ騎手が騎乗するショウサンメグレスにしました。
ここ4戦安定して力を発揮しているし、昇級戦だった前走も、いい脚で追い込んでの2着。
今回のメンバーの中では、一番信頼度が高いと思います。
対抗は、岩田騎手騎乗のアグネスリズム。
前走は人気で5着と負けてしまいましたが、B級で揉まれていたことを考えると、ここでは実力上位ではないでしょうか。
◎8、木村健騎手:ショウサンメグレス
〇12、岩田康誠騎手:アグネスリズム
▲2、向山牧騎手:リカティール
△1、岡部誠騎手:ブランドアオモリ
△3、山口勲騎手:バトルフォンテ
*11日園田 第10R『チャンピオンジョッキー賞』1870m 15:55発走*
ここは、山口騎手騎乗のダイシンウィンを本命にします!
中央未勝利から兵庫にやって来て、まだ底を見せていません。
後方からマクってくる末脚は素晴らしく、ここに来てさらに磨かれている印象です。
追い込み馬なので展開に左右される面もありますが、今の勢いなら連勝を期待します。
対抗は、戸崎騎手騎乗のピエナオリオン。
昨年のゴールデンジョッキーカップで、同じく戸崎騎手が手綱を取って勝利した馬です。
今年もまた戸崎騎手が乗るなんて...ご縁が深いですよね。
B1クラスならば力は上位。
今年もやってくれるのではないでしょうか。
◎3、山口勲騎手:ダイシンウィン
〇6、戸崎圭太騎手:ピエナオリオン
▲11、村上忍騎手:キセキノチャンス
△2、的場文男騎手:エーシンオマーン
△5、内田博幸騎手:カネトシアクション
と予想してみましたが、何が起こるかわからないのがジョッキーレースです。
今年はレジェンドたちが誘導馬にも騎乗するということですから、さらに盛り上がりそうですね☆
今日は船橋競馬場で、牝馬の戦い『クイーン賞』が行われます!
*3日船橋 第10R『クイーン賞』 1800m 15:15発走*
先月の『JBCレディスクラシック』を勝ったサンビスタや、これまで女王として君臨していたワイルドフラッパーの出走がなく、ちょっと寂しいな...と思っていたのですが、実力上位拮抗の、馬券的に面白いメンバーになりましたね。
トロワボヌールとカチューシャの2頭で、どちらを本命にしようか迷っていたのですが、前走のレースぶりを考えるとトロワボヌールの決め手を上と見ます。
前走は初めての地方小回りで、末脚勝負のこの馬がどんなレースをするだろうと思っていましたが、小回りのコーナーでもしっかりと加速して、直線では豪快な末脚でワイルドフラッパーを抜き、サンビスタに迫りました。
欲を言えば、もう少し前のポジションが取れたら...とも思いますが、そうしたらあの末脚が使えるかどうかわからないし、この馬らしい競馬でも十分勝負出来ることがわかりました。
レース後も大きな反動はなく、順調に調整出来ているとのこと。
準オープンで勝っていれば、牝馬のダートグレード路線では勝負出来ますし、ここは初タイトルを期待しています。
対抗はカチューシャ。
脚質的には、先行出来るこの馬の方が小回りには合いそうです。
初めての地方挑戦となった『スパーキングレディカップ』では、すっと好位に付けて、3,4コーナーは内から上がって行く器用さを見せ、直線もよく伸びましたが...サウンドガガには及ばずの2着。
それでも、牝馬ダートグレード戦線で戦える力を見せつけました。
レディスプレリュードでも積極的なレースを見せてくれたし、先行力と器用さを併せ持った、信頼性の高い馬だと思っています。
レースがとても上手ですから、初の船橋コースも全く問題ないでしょう。
ブルーチッパーは、前走の『JBCレディスクラシック』で、2番手から早々に失速してしまいましたが、このレースは度外視してもいいかなと思っています。
ゲートイン後にアクシデントがあって、一度ゲートを出て待機していますし、改めてのスタートではいつもよりもちょっとタイミングが合わなかった感じ。さらに、外枠だったことでハナを切れなかったし、とにかくリズムが崩れてかわいそうでした。
この馬も準オープンで勝っているし、脚質的にも絶対に小回りは合うはずです。
あとは、自分の形に持ち込めるかどうかがカギではないでしょうか。
昨年のこのレースでは、強い競馬を見せてくれたアクティビューティ。
好位から直線できっちり前を捉える王道の競馬で、これからはこの馬の時代か...と思わせるほどでした。
残念ながらそこからちょっと脚踏みしている印象ですが、それでも、常に一生懸命走って掲示板に絡んで来るのはさすがです。
展開しだいでは、馬券圏内も十分狙える馬です。
◎7、トロワボヌール
〇4、カチューシャ
▲5、ブルーチッパー
△13、アクティビューティ
△12、アスカリーブル