さあいよいよ年末の大一番『東京大賞典』です!
*29日大井 第10R『東京大賞典』2000m 16:30発走*
ここは近年のダート中距離戦線を引っ張って来た、コパノリッキーとホッコータルマエの戦いが中心と見ています。
まずホッコータルマエは、JBCクラシック3着、チャンピオンズカップ5着と負け続けてしまいました。
年齢による衰え説、GI10勝の壁説などいろいろな声が聞こえて来ますが、この2戦に関しては敗因はしっかりしているんです。
まずJBCクラシックは前残りの速い馬場になったこと、勝負所で置いて行かれたのはやはり休み明けが響いたという印象です。
チャンピオンズカップに関しては、コパノリッキーが他の馬に絡まれてハイペースになっている中で、それでもコパを意識して3コーナー辺りから早めに動き出しました。
このレースに関しては、2頭共に負けて強しだったと思います。
もともとは使って使って良くなる馬。
秋3戦目で東京大賞典は一番いい状態だと感じています。
この2戦の負けを吹っ飛ばす、強いタルマエを見たいです。
コパノリッキーは、強い時には本当に強い馬。
本来、大井の2000mは若干長いと言われている中で、気持ち良く運んでそのまま押し切りました。
今回は前走のように途中から絡んで来るような馬がいないと思うので、逃げか番手かすんなり態勢は決まるはず。
ただ、勝負所では必ずホッコータルマエがJBCよりも早く動いてくるので、JBCほど楽な逃げ切りはできないのではないかと思います。
ということで今回は対抗にしました。
3番手評価は素直にサウンドトゥルーにしようか迷ったのですが、前走の復活劇を信じてハッピースプリントにしました。
古馬戦線に入ってから、なかなか勝ち切れないレースが続いていたし、状態も本来の調子に戻っていなかった印象です。
それが、前走の浦和記念で攻めのレースに転じて、本当に強いこの馬の姿を見せてくれました。
今回は相手が揃いましたが、
宮崎騎手は「前走の勝ちが自信になりました。今回はGI でも胸を借りるレースをするのではなく、勝ちに動くレースをします」と話していました。
このメンバー相手にどのくらい戦えるのか楽しみです。
サウンドトゥルーは今年一気に覚醒しました。日本テレビ盃は展開に恵まれたかなと思っていましたが、続くJBCクラシックではあまり得意ではないと言われた右回りでホッコータルマエを差して2着。
波乱の決着となったチャンピオンズカップでも外から伸びて3着ですから、この馬の力は本物です。
2強を抜いてあっさりもあるような気がしますが...どうしても印の順番を付けないといけないのでこの印になりました。
◎13、ホッコータルマエ
〇11、コパノリッキー
▲6、ハッピースプリント
△5、サウンドトゥルー