本日は船橋競馬場で、牝馬の戦い『クイーン賞』が行われます!
*9日船橋 第11R『クイーン賞』 1800m 20:15発走*
チャンピオンズカップで衝撃的な勝利を収めた女傑サンビスタと、JBCレディスクラシックで古馬をなぎ倒した女王ホワイトフーガが出走しないわけですから、実績的に見ても能力的に見ても、トロワボヌール1強と見ています。
前走のJBCレディスクラシックでは、ホワイトフーガ、サンビスタに続く3着を確保。
これまでのレースぶりから、左回りの方がよりスムーズに追走できるのは明らかで、船橋へのコース替わりは確実にプラス。
このレースは昨年圧勝しているし、引き続き調子もいいとのことなので、強い競馬での連覇を期待しています。
対抗は地方ダート初挑戦となるフォローハート。
ここ何年かの牝馬ダートグレード戦線で、初めて地方に挑んで来る馬で、いきなり勝負になる馬は、「準オープンを勝っている」「前に行けるスピードがある」の2つの要素を持っている馬たちでした。
まさにフォローハートの条件と合致するし、JBCから比べるとメンバー的にグッと楽になるここは、いきなり勝負になると思います。
前走の準オープンは、決して弱い相手ではなかった中で、好位から直線きっちり切り返して強い内容で勝利。
新戦力として、これからの牝馬ダートグレード路線を盛り上げてくれそうな存在です。
取扱いが難しいのがパワースポット。
芝での実績を入れたら、重賞で3度3着にがんばっているし、かなりの実力の持ち主だと思っています。
ダートは久しぶりになりますが、過去に4勝挙げているのでこちらも全く問題ないでしょう。
ただ一つ気になるのは、その脚質。
これまでは後ろから行っていい脚を使っていたので、小回りの船橋でどれだけいい位置に付けられるかがカギになると思います。
鞍上は岩田騎手ですから、その辺りはしっかりとフォローして上位争いに食い込んで来るんじゃないでしょうか。
最近のダートグレード戦線では、地方の牝馬がちょっと元気がないのですが...
その中で引っ張って行く存在になれそうなのが、ノットオーソリティです。
一時期は、ロジータ記念、東京シンデレラマイル、しらさぎ賞と重賞3連勝を果たし、一時代を築く名牝になるか...と思われましたが、そこからの走りがイマイチな感じで残念です。
若い頃から気性的に難しいところのあった馬ですが、ダートグレードでも通用するくらいの潜在能力がある馬だと思っています。
さすがに前走のJBCレディスクラシックは強敵揃いでしたが、今回はこの馬のスピードを持ってして一矢報いて欲しいです。
◎1、トロワボヌール
〇6、フォローハート
▲14、パワースポット
△3、ノットオーソリティ
△9、ディアマイダーリン