
昨日の高知の出来事はまた後で詳しくアップするとして...
本日は笠松競馬場で、2500mの長距離重賞『オグリキャップ記念』が行われます!
*30日笠松 第10R『オグリキャップ記念』 2500m 16:05発走*
小回りの笠松コースで2500m走るわけですから、折り合いとスタミナ、そしてコーナーで加速できる器用な脚が求められます。
本命にしたのは、大井から参戦のユーロビート。
JRA4勝から昨年大井に移籍、9月の東京記念では重賞制覇を果たしました。
その時の2着は、あのサミットストーン。
道中は好位の内でじっと我慢して、直線ではサミットストーンとの叩き合いを制しての勝利。
JRA時代にも2400m、2500m戦を勝っているように、長い距離になった時のスタミナと勝負根性はさすがです。
今回は初の笠松になりますが、鞍上は全国各地で活躍を続ける吉原寛人騎手。
昨日も見事な騎乗でしらさぎ賞を勝っているし、2日連続のVを期待しています。
対抗は金沢のジャングルスマイル。
このレースは本当に相性が良くて、2012年から(1)(2)(2)とパーフェクト連対中。
今年9歳ということで、年齢的な衰えが気にならないわけではないのですが、年末の中日杯では、ケージーキンカメをあおり気味に攻めながらの2着と踏ん張りました。
前走のA級特別もきっちり勝っているし、まだまだがんばってくれそうです。
昨年の覇者リワードレブロンにも注目。
昨年は9番人気という低評価を覆し、後方から追い込んでの勝利。
永森騎手にとっては、地元以外の初重賞制覇で、この時の勝利が自信に繋がったと仰っていました。
ここ最近は勝ち切れないレースが続いているのが気になりますが、落ち着いたペースで運べるので、この馬にはぴったりの舞台。
今年もアッと言わせるレースを期待しています。
岩手から参戦のモズも長距離巧者のイメージ。
2500mの北上川大賞典で(1)(2)という結果を出しているし、2着だった時の勝ち馬はあのナムラタイタン。
負けたとはいえ、レコード決着で2馬身差で踏ん張り、前走の赤松杯ではその差が1と1/4馬身差に縮まりました。
前に行って渋太く粘れる馬で、笠松とも相性が良さそうです。
◎2、ユーロビート
〇4、ジャングルスマイル
▲9、リワードレブロン
△5、モズ
△8、ノゾミダイヤ
29日は全国で3つの重賞が行われますが、まずは門別『コスモバルク記念』の展望から。
*29日門別 第11R『コスモバルク記念』 1800m 20:40発走*
すべての出走馬が3か月以上の休み明けということで、どんな状態で登場してくるのか読みが難しいところですが。
本命はやはりウルトラカイザーでしょう!
昨年は復帰初戦のエトワール賞こそ敗れたものの、そこから5連勝で道営記念を制しました。
好スタートからバツグンの手応えで好位を追走。
直線に入ると早々に先頭に立ち、キタノイットウセイ、コスモスイングの追撃を凌いでゴール。
自分から動いて早め先頭で押し切るという、強い内容でした。
ホッカイドウ競馬の中でも特別なレースである道営記念をこういう形で勝てたことは大きいと思います。
昨年の復帰初戦で負けていることは少し気になりますが、これからはチャンピオンとして、ホッカイドウ競馬の顔として、負けられない戦いになると思っています!
対抗は、中央5勝の実績を引っ下げて移籍してきたグランプリブラッド。
戦績もさることながら、なんといっても超良血の血統に目が行きます。
父ディープインパクト × 母シルクプリマドンナ(母父ブライアンズタイム)
という、超超超良血馬。
今年の1月もOP特別で4着に来ているし、これまで戦って来た相手を考えるとアッサリもあるかもしれません。
新たな地でもうひと花咲かせて欲しいです☆
道営記念で2着に突っ込んで来たキタノイットウセイも気になる存在です。
門別のレースでは、5戦3勝2着2回とパーフェクト。
さすがに暮れの東京大賞典では歯が立たなかったけれど、地元同士ならば上位は確実です。
最後は必ずいい脚を使ってくれる馬。
門別の長い直線でその破壊力を期待しています。
◎9、ウルトラカイザー
〇11、グランプリブラッド
▲3、キタノイットウセイ
△4、ニシノファイター
△6、コスモスイング
当日は永遠の名馬コスモバルクが登場するそうなので、そちらもぜひ注目して下さい♪
水沢競馬場で行われる、3歳牝馬限定の全国地方交流戦『留守杯日高賞』。
グランダム・ジャパン3歳シーズンの6戦目に当たります。
現在1位は19Pを獲得している兵庫のトーコーヴィーナス。
ここまで、浦和の桜花賞2着、東海クイーンカップ1着と、素晴らしいレースを見せてくれていますね。
暫定2位は13Pのララベル。
前走の東京プリンセス賞では3着だったため、トーコーヴィーナスとはポイント差が開いてしまいました。
続いて、ジュエルクイーン・ハナノパレード・ユズチャンが12Pで並んでおり、この辺りはかなりの接戦模様。
このままトーコーヴィーナスがすんなり女王となるのか、他の馬たちの逆転があるのか、グランダム・ジャパンの行方にも注目です☆
*27日水沢 第9R『留守杯日高賞』 1600m 16:30発走*
全国交流戦に相応しく、各地の遠征馬が6頭、迎え撃つ地元勢は5頭というメンバー構成。
この中で本命にしたのは、名古屋のミトノレオです。
門別デビューから名古屋へ移籍し、中央遠征なども経験しながら力を付けてきました。
前走は牡馬相手の新緑賞で初の重賞制覇!
中団からじっくりと構え、道中は馬の後ろに入れて我慢。向正面半ばで外に出すとスーっと好位まで上がっていき、最後はルックスグーとの叩き合いをハナ差制しました。
これまではあと一歩足りないイメージでしたが、自分から動いて最後までしっかりと脚を使う競馬は、着差以上に強い印象でした。
今回初の水沢になりますが、長距離輸送さえクリアできればいい勝負をしてくれると思います。
対抗は、地元岩手のグッドギアー。
岩手に移籍して6戦5勝。唯一負けた相手は3歳牡馬戦線を引っ張っているスペクトルですから、この馬の能力も相当なもの。
前走のあやめ賞は、クリールジェニーに終始馬体を併せられる展開でしたが、4コーナーで突き放しそのまま押し切るという強い内容でした。
楽に先行できるスピードがあるし、地元勢の中では頭1つ以上抜けた存在。
遠征馬相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
門別所属のユヅルノオンガエシは、ブロッサムカップで重賞初制覇。
その後2戦はともに遠征で、水沢初戦となったプリンセスカップでは、馬場に脚を取られたのか前半は行きっぷりが良くなくて、中団後方からの競馬でしたが、最後はいい脚で伸びて3着。
続く東京2歳優駿牝馬は7着という結果でしたが、遠征で強い馬たちに揉まれることは、若馬にとって大きな成長を促す可能性があります。
今回は約4か月ぶりの休み明けになりますが、そこは田中淳司厩舎なので特に心配していません。
久しぶりの実戦でどんな成長を見せてくれるでしょうか♪
◎1、ミトノレオ
〇3、グッドギアー
▲4、ユヅルノオンガエシ
△9、クリールジェニー
△2、ホレミンサイヤ
先週から新たなシーズンが始まったばんえい競馬。
明日は今シーズン第1弾の重賞『ばんえい十勝オッズパーク杯』が行われます!
*26日帯広 第10R『ばんえい十勝オッズパーク杯』 20:10発走*
シーズン初戦の重賞ということで、重量は軽めの700キロ~720キロ。
こうなるとスピードのある馬が台頭しそうな気もするのですが、本日の時点で水分量は1.8%。
けっこう力の要る馬場なので、やはり実績重視でいきたいと思います!
となると、本命は当然キタノタイショウ。
昨シーズンは念願のばんえい記念を制しました!!
レース後大河原騎手は、
「大きな疲れはなくて、今はリラックスして過ごしています。食欲旺盛なので、特に心配はないと思いますよ。
『ばんえい十勝オッズパーク杯』を見据えて、体調と相談しながら調整しているところです。
これからは北の大将として負けられない存在になりました。強くて当たり前だし、負けたら「なぜ負けた?」ってなりますからね。
僕よりもスタッフの方が大変だと思いますよ。でもうちのスタッフは馬のことを一番に考えるから大丈夫でしょう。
こちらは馬の体調さえ整えてあげれば、人気は周りが付けてくれるものですからね」
と仰っていました。
シーズン初戦は7着という結果でしたが、2連覇しているレースだし、北の大将としてぜひとも頑張って欲しいです!
対抗はニュータカラコマ。
この馬の末脚は、ばんえい競馬を見ているとは思えないほどのものすごいインパクトがありますね。
現在は一時期に比べると、早めに障害を越えられるようになったし、鋭い末脚も健在。
シーズン初戦の前走も、着差は少なかったものの強い内容でした。
今は本当に安定しているので、今回も注目しています。
前走は先頭で第2障害を越え、3着に粘ったインフィニティー。
昨年ばんえい記念を勝った後はなかなか勝ち切れないレースも多いのですが、能力の高さは証明済み。
早めに動いて行ける馬なので、成績が安定しているところも強みです。
先行できるフジダイビクトリーにも注目しています。
ばんえい記念では1番手で第2障害を越え、最後はいっぱいになってしまったものの4着に粘りました。
前走も4着でしたが、第2障害に最初に脚をかけたものの、上がり切るまでに時間が掛かってしまいました。
すんなりと障害を上がり切ることができれば、今回の斤量ならば面白いと思います。
◎7、キタノタイショウ
〇10、ニュータカラコマ
▲3、インフィニティー
△8、フジダイビクトリー
△5、コウシュハウンカイ
本日は名古屋競馬場で、全国地方交流戦の『東海クイーンカップ』が行われます!
このレースは、グランダム・ジャパン3歳シーズンの第4戦目。
現在11Pで暫定1位のユズチャン、10Pで2位タイのジュエルクイーン、9Pで5位のトーコーヴィーナスと、上位勢が揃って登場するのも見どころの1つです。
*21日名古屋 第10R『東海クイーンカップ』1600m 16:15発走*
注目はなんといっても、兵庫のトーコーヴィーナスでしょう。
昨年のグランダム・ジャパン3歳シーズンの女王に輝いたトーコーニーケ以上の器と期待されていましたが、その通りの活躍を見せてくれています。
前走は浦和の桜花賞に挑戦し2着という成績。
初めての長距離輸送でしたが、登場した時の馬体重はなんとプラス7キロでした。
レースも果敢に逃げて、直線に入ったところでララベルに交わされましたが、そこから粘りに粘っての半馬身差。
負けはしたものの、素晴らしい内容だったと思います。
名古屋は2月の梅桜賞で経験し、その時は6馬身の差をつけて逃げ切りましたから、今回も全く問題ないでしょう。
対抗は、地元名古屋のジュエルクイーン。
門別から転厩して来た時は、手さぐり状態でなかなかこの馬の強さを発揮し切れませんでしたが、使いながら進化を遂げました。
府中への遠征ではガクッと減ってしまった馬体重も、前走できっちり戻して来ているし、東海地区では3戦3勝と負けなしです。
1頭強い馬がいますが、この馬は好位から最後までしっかりと伸びてくれるレース上手な馬なので、ここでも好勝負を期待しています。
佐賀のユズチャンも、再び名古屋に参戦して来ました。
前々走の若草賞では、初の長距離輸送・初コースということもあってか、持ち味のスタートダッシュも決められず、全くレースをさせてもらえませんでした。
その後地元で行われたル・プランタン賞では、いつもの通りのスピードを見せてくれたので、やはり先行できるかどうかがカギになると思います。
今回は大外に入ったし、いつものようなロケットスタートが決められなくても、揉まれる心配はありません。
ぜひとも自分のレースをして、ここでも通用することを証明して欲しいです。
◎4、トーコーヴィーナス
〇10、ジュエルクイーン
▲11、ユズチャン
△5、ハナノパレード
△8、アナザーデイ