
本日は園田競馬場にて、3歳馬の戦い『兵庫チャンピオンシップ』が行われます!
兵庫の無敗馬インディウムの参戦により、かなり楽しみな一戦になりそうですね。
*6日園田 第10R『兵庫チャンピオンシップ』1870m 15:55発走*
なんといっても7戦無敗の地元インディウムが気になります!
ここまで圧倒的な力で他馬を寄せ付けない強さを見せて来ました。
今回は一気の相手強化でどこまで対応できるのか。
大きな違いは前半のペースの速さ。
これまで経験したことのない厳しい先行争いで揉まれてしまうことが不安点ではあります。
逆にいえば、そこを上手く乗り切っていい位置につけることができれば、いつも通りのこの馬の強さが発揮されそう。
初めて訪れた大きな試練で、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
中央勢は伏竜ステークス組が上位でしょう。
勝ったクロスクリーガーは、スタートして少し押しながら2番手に付けると、直線もきっちり伸びて王道の競馬。
500万特別を勝った時には中団からでしたが、使いながらレースぶりに成長が見られます。
先行できるスピードと器用に加速できる脚を持っているので、小回りの園田もまったく問題ないでしょう。
差のない2着だったリアファルは、走りがかなりパワフル。
ストライドが大きい分、勝負所で少し置かれてしまいましたが、そこからしっかりと伸びて来ました。
相当な能力を持っているし、まだまだ伸びしろが大きそう。
小回りの園田がちょっと気になりますが、地力の高さでカバーしてくれるのではないでしょうか。
◎6、インディウム
〇12、クロスクリーガー
▲3、リアファル
△1、ポムフィリア
△7、タンジブル
ゴールデンウィークも後半に差し掛かり、いよいよJpn1『かしわ記念』です!
*5日船橋 第11R『かしわ記念』 1600m 16:10発走*
本命にしたのはサンビスタ。
ここまで地方ダートグレード戦は牝馬限定路線を進んで来て、6戦4勝2着1回3着1回とすべて馬券圏内に絡む堅実ぶり。
牝馬同士ならば敵なしという印象です。
さらに、GIに挑戦した『チャンピオンズカップ』『フェブラリーステークス』がいずれも差のない内容で、一線級の牡馬相手でも戦えることを証明しました。
それほど先行力があるわけではないのですが、コーナーで加速できる器用な脚と、狭い所でも割って来られる勝負根性、ゴールまでしっかりと伸びる末脚という3つの武器を持っていて、どんなコースでも上手に対応してくれます。
今回楽なメンバーではないですが、今の勢いならばここでも十分勝ち負けでしょう。
対抗は、クリソライトとベストウォーリアの2頭で悩んだ末、クリソライトにしました。
これまで船橋は、『日本テレビ盃』『ダイオライト記念』に出走して2戦2勝。
小回りの地方の中では3,4コーナーがゆったりしているコースだし、スパイラルカーブでばらけやすいのもこの馬に合っているのかもしれません。
とにかく包まれないことが第一条件ですが、極端な内枠ではないので上手くいい位置に付けられそう。
一点不安なのはマイルになってちょっと忙しいのでは?という部分ですが、その辺りも自力の強さでカバーしてくれるのではないでしょうか。
ベストウォーリアにとってはベストのマイル戦。
南部杯の時のようにすんなりと好位置につけられれば、アッサリの可能性も十分ある馬です。
フェブラリーステークスでも、長い直線でしっかりと伸びて3着。
ここまでの成績を見れば、マイルでトップクラスの力を持っていることがわかります。
それなのに3番手評価にしたのは、上記の2頭の可能性と、今回初の船橋ということ。
船橋は地方の中では乗りずらいコースではないですが、それでも小回りなのは確かです。
マイルでの戦績も、ワンターンの広いコースで結果を出しているので、今回4つコーナーを回るということを考慮しました。
地方勢では、やはりハッピースプリントに期待しています。
東京大賞典の走りを見て、「やっぱり強いんだ!」と改めて期待が膨らんだのですが、その後のレースぶりが物足りない。。
期待が大きいだけに物足りなさを感じてしまうのだと思いますが、一級戦と勝ち負けするためにはもう一段階の成長が必要なんだと思います。
強い馬たちと戦って負けることは、決してマイナスにはなりません。
東京大賞典、川崎記念、フェブラリーステークスでの戦いが、これから先に活きてくるはずです。
今回手綱を取るのは、2歳時にコンビを組んでいた宮崎光行騎手。
久しぶりのコンビ復活できっかけを掴み、もう一歩先の段階へ進んで欲しいです!
◎1、サンビスタ
〇5、クリソライト
▲3、ベストウォーリア
△6、ハッピースプリント
△7、ワンダーアキュート
昨日の高知の出来事はまた後で詳しくアップするとして...
本日は笠松競馬場で、2500mの長距離重賞『オグリキャップ記念』が行われます!
*30日笠松 第10R『オグリキャップ記念』 2500m 16:05発走*
小回りの笠松コースで2500m走るわけですから、折り合いとスタミナ、そしてコーナーで加速できる器用な脚が求められます。
本命にしたのは、大井から参戦のユーロビート。
JRA4勝から昨年大井に移籍、9月の東京記念では重賞制覇を果たしました。
その時の2着は、あのサミットストーン。
道中は好位の内でじっと我慢して、直線ではサミットストーンとの叩き合いを制しての勝利。
JRA時代にも2400m、2500m戦を勝っているように、長い距離になった時のスタミナと勝負根性はさすがです。
今回は初の笠松になりますが、鞍上は全国各地で活躍を続ける吉原寛人騎手。
昨日も見事な騎乗でしらさぎ賞を勝っているし、2日連続のVを期待しています。
対抗は金沢のジャングルスマイル。
このレースは本当に相性が良くて、2012年から(1)(2)(2)とパーフェクト連対中。
今年9歳ということで、年齢的な衰えが気にならないわけではないのですが、年末の中日杯では、ケージーキンカメをあおり気味に攻めながらの2着と踏ん張りました。
前走のA級特別もきっちり勝っているし、まだまだがんばってくれそうです。
昨年の覇者リワードレブロンにも注目。
昨年は9番人気という低評価を覆し、後方から追い込んでの勝利。
永森騎手にとっては、地元以外の初重賞制覇で、この時の勝利が自信に繋がったと仰っていました。
ここ最近は勝ち切れないレースが続いているのが気になりますが、落ち着いたペースで運べるので、この馬にはぴったりの舞台。
今年もアッと言わせるレースを期待しています。
岩手から参戦のモズも長距離巧者のイメージ。
2500mの北上川大賞典で(1)(2)という結果を出しているし、2着だった時の勝ち馬はあのナムラタイタン。
負けたとはいえ、レコード決着で2馬身差で踏ん張り、前走の赤松杯ではその差が1と1/4馬身差に縮まりました。
前に行って渋太く粘れる馬で、笠松とも相性が良さそうです。
◎2、ユーロビート
〇4、ジャングルスマイル
▲9、リワードレブロン
△5、モズ
△8、ノゾミダイヤ
29日は全国で3つの重賞が行われますが、まずは門別『コスモバルク記念』の展望から。
*29日門別 第11R『コスモバルク記念』 1800m 20:40発走*
すべての出走馬が3か月以上の休み明けということで、どんな状態で登場してくるのか読みが難しいところですが。
本命はやはりウルトラカイザーでしょう!
昨年は復帰初戦のエトワール賞こそ敗れたものの、そこから5連勝で道営記念を制しました。
好スタートからバツグンの手応えで好位を追走。
直線に入ると早々に先頭に立ち、キタノイットウセイ、コスモスイングの追撃を凌いでゴール。
自分から動いて早め先頭で押し切るという、強い内容でした。
ホッカイドウ競馬の中でも特別なレースである道営記念をこういう形で勝てたことは大きいと思います。
昨年の復帰初戦で負けていることは少し気になりますが、これからはチャンピオンとして、ホッカイドウ競馬の顔として、負けられない戦いになると思っています!
対抗は、中央5勝の実績を引っ下げて移籍してきたグランプリブラッド。
戦績もさることながら、なんといっても超良血の血統に目が行きます。
父ディープインパクト × 母シルクプリマドンナ(母父ブライアンズタイム)
という、超超超良血馬。
今年の1月もOP特別で4着に来ているし、これまで戦って来た相手を考えるとアッサリもあるかもしれません。
新たな地でもうひと花咲かせて欲しいです☆
道営記念で2着に突っ込んで来たキタノイットウセイも気になる存在です。
門別のレースでは、5戦3勝2着2回とパーフェクト。
さすがに暮れの東京大賞典では歯が立たなかったけれど、地元同士ならば上位は確実です。
最後は必ずいい脚を使ってくれる馬。
門別の長い直線でその破壊力を期待しています。
◎9、ウルトラカイザー
〇11、グランプリブラッド
▲3、キタノイットウセイ
△4、ニシノファイター
△6、コスモスイング
当日は永遠の名馬コスモバルクが登場するそうなので、そちらもぜひ注目して下さい♪
水沢競馬場で行われる、3歳牝馬限定の全国地方交流戦『留守杯日高賞』。
グランダム・ジャパン3歳シーズンの6戦目に当たります。
現在1位は19Pを獲得している兵庫のトーコーヴィーナス。
ここまで、浦和の桜花賞2着、東海クイーンカップ1着と、素晴らしいレースを見せてくれていますね。
暫定2位は13Pのララベル。
前走の東京プリンセス賞では3着だったため、トーコーヴィーナスとはポイント差が開いてしまいました。
続いて、ジュエルクイーン・ハナノパレード・ユズチャンが12Pで並んでおり、この辺りはかなりの接戦模様。
このままトーコーヴィーナスがすんなり女王となるのか、他の馬たちの逆転があるのか、グランダム・ジャパンの行方にも注目です☆
*27日水沢 第9R『留守杯日高賞』 1600m 16:30発走*
全国交流戦に相応しく、各地の遠征馬が6頭、迎え撃つ地元勢は5頭というメンバー構成。
この中で本命にしたのは、名古屋のミトノレオです。
門別デビューから名古屋へ移籍し、中央遠征なども経験しながら力を付けてきました。
前走は牡馬相手の新緑賞で初の重賞制覇!
中団からじっくりと構え、道中は馬の後ろに入れて我慢。向正面半ばで外に出すとスーっと好位まで上がっていき、最後はルックスグーとの叩き合いをハナ差制しました。
これまではあと一歩足りないイメージでしたが、自分から動いて最後までしっかりと脚を使う競馬は、着差以上に強い印象でした。
今回初の水沢になりますが、長距離輸送さえクリアできればいい勝負をしてくれると思います。
対抗は、地元岩手のグッドギアー。
岩手に移籍して6戦5勝。唯一負けた相手は3歳牡馬戦線を引っ張っているスペクトルですから、この馬の能力も相当なもの。
前走のあやめ賞は、クリールジェニーに終始馬体を併せられる展開でしたが、4コーナーで突き放しそのまま押し切るという強い内容でした。
楽に先行できるスピードがあるし、地元勢の中では頭1つ以上抜けた存在。
遠征馬相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
門別所属のユヅルノオンガエシは、ブロッサムカップで重賞初制覇。
その後2戦はともに遠征で、水沢初戦となったプリンセスカップでは、馬場に脚を取られたのか前半は行きっぷりが良くなくて、中団後方からの競馬でしたが、最後はいい脚で伸びて3着。
続く東京2歳優駿牝馬は7着という結果でしたが、遠征で強い馬たちに揉まれることは、若馬にとって大きな成長を促す可能性があります。
今回は約4か月ぶりの休み明けになりますが、そこは田中淳司厩舎なので特に心配していません。
久しぶりの実戦でどんな成長を見せてくれるでしょうか♪
◎1、ミトノレオ
〇3、グッドギアー
▲4、ユヅルノオンガエシ
△9、クリールジェニー
△2、ホレミンサイヤ