水沢競馬場で行われる、3歳牝馬限定の全国地方交流戦『留守杯日高賞』。
グランダム・ジャパン3歳シーズンの6戦目に当たります。
現在1位は19Pを獲得している兵庫のトーコーヴィーナス。
ここまで、浦和の桜花賞2着、東海クイーンカップ1着と、素晴らしいレースを見せてくれていますね。
暫定2位は13Pのララベル。
前走の東京プリンセス賞では3着だったため、トーコーヴィーナスとはポイント差が開いてしまいました。
続いて、ジュエルクイーン・ハナノパレード・ユズチャンが12Pで並んでおり、この辺りはかなりの接戦模様。
このままトーコーヴィーナスがすんなり女王となるのか、他の馬たちの逆転があるのか、グランダム・ジャパンの行方にも注目です☆
*27日水沢 第9R『留守杯日高賞』 1600m 16:30発走*
全国交流戦に相応しく、各地の遠征馬が6頭、迎え撃つ地元勢は5頭というメンバー構成。
この中で本命にしたのは、名古屋のミトノレオです。
門別デビューから名古屋へ移籍し、中央遠征なども経験しながら力を付けてきました。
前走は牡馬相手の新緑賞で初の重賞制覇!
中団からじっくりと構え、道中は馬の後ろに入れて我慢。向正面半ばで外に出すとスーっと好位まで上がっていき、最後はルックスグーとの叩き合いをハナ差制しました。
これまではあと一歩足りないイメージでしたが、自分から動いて最後までしっかりと脚を使う競馬は、着差以上に強い印象でした。
今回初の水沢になりますが、長距離輸送さえクリアできればいい勝負をしてくれると思います。
対抗は、地元岩手のグッドギアー。
岩手に移籍して6戦5勝。唯一負けた相手は3歳牡馬戦線を引っ張っているスペクトルですから、この馬の能力も相当なもの。
前走のあやめ賞は、クリールジェニーに終始馬体を併せられる展開でしたが、4コーナーで突き放しそのまま押し切るという強い内容でした。
楽に先行できるスピードがあるし、地元勢の中では頭1つ以上抜けた存在。
遠征馬相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
門別所属のユヅルノオンガエシは、ブロッサムカップで重賞初制覇。
その後2戦はともに遠征で、水沢初戦となったプリンセスカップでは、馬場に脚を取られたのか前半は行きっぷりが良くなくて、中団後方からの競馬でしたが、最後はいい脚で伸びて3着。
続く東京2歳優駿牝馬は7着という結果でしたが、遠征で強い馬たちに揉まれることは、若馬にとって大きな成長を促す可能性があります。
今回は約4か月ぶりの休み明けになりますが、そこは田中淳司厩舎なので特に心配していません。
久しぶりの実戦でどんな成長を見せてくれるでしょうか♪
◎1、ミトノレオ
〇3、グッドギアー
▲4、ユヅルノオンガエシ
△9、クリールジェニー
△2、ホレミンサイヤ