
明日から始まるダービーウイーク。
31日、日本ダービーが終了した約2時間半後からスタートし、6日間連続で行われます!
31日 佐賀 九州ダービー・栄城賞 〈18:10発走〉
1日 盛岡 岩手ダービー・ダイヤモンドカップ 〈17:10発走〉
2日 門別 北海優駿
3日 大井 東京ダービー
4日 兵庫 兵庫ダービー
5日 名古屋 東海ダービー
怒涛の6日間ということで、しっかりと展望をしておきたいと思います。
詳しい予想はそれぞれ前日に行うとして、今日はおおまかな展望をお届けいたします。
まずは、九州ダービー・栄城賞。
すでに枠順が出ていますが、ここは成長著しいキングプライドと、JRA未勝利から移籍して来たマイネルジャストの2強の戦いと見ています。
特にキングプライドは、ここまで長めの距離をずっと使われて来ているし、ここ2戦は古馬と戦って圧勝。同世代では抜けた存在です。
月曜日に行われる岩手ダービー・ダイヤモンドカップは、やまびこ賞を圧勝したスペクトルが残念ながら回避。
こうなると、デビューから無傷の5連勝中であるロールボヌールの1強ムードと見ていいでしょう。
ここは相手もすでに勝負付けが済んでいるので、どれくらい強い勝ち方をしてくれるかに注目しています。
火曜日に行われる北海優駿も、オヤコダカの1強ムードと見ています。
兵庫ジュニアグランプリではJRA勢相手に2着に健闘しましたし、今年初戦の北斗盃ではぶっちぎりの勝利。同世代の中でも全国的に通用する器だと感じています。
水曜日は東京ダービー。
ここは羽田盃でワンツーだった、ストゥディウムとオウマタイムの2強の戦いと見ています。
ただ、東京プリンセス賞から参戦する牝馬もいるし、帝王・的場文男騎手が騎乗予定のパーティメーカーも気になるところ。高いレベルでいいメンバーが集まりましたね。
木曜日は兵庫ダービー。
当初は1強だと考えていたのですが、ここに来て2強になるかも...と思って来ました。
デビューから7連勝で菊水賞を制したインディウムは、兵庫チャンピオンシップで初めて負けてしまいましたが、向正面から自分から動いて行く積極的な競馬で、まったく悲観する内容ではありません。
強い馬と戦って、さらに強さを増していることでしょう。
ここにきて成長著しいのが、兵庫チャンピオンシップでインディウムに先着したコパノジョージ。
3,4コーナーの勢いはすごくて、3着あるかも?!と思わせるレースでした。
インディウムとのガチンコ対決でどこまで戦えるか...楽しみな一戦です。
そしてラストは東海ダービー。
ここは混戦模様に感じていたのですが、前走の駿蹄賞を圧勝したハナノパレードに注目しています。
前に行って渋太く粘れる馬で、一気の距離延長にも対応。牡馬と戦っても、まったく引けを取らない馬です。
ということで、1強ムード、2強ムード、混戦模様と毎日変わって行きますので、各地のダービーをしっかりと楽しみたいと思います。
怒涛のダービーウイーク、スタートです!
浦和競馬場で行われる『さきたま杯』を展望します!
*27日浦和 第11R『さきたま杯』1400m 16:35発走*
昨年のこのレースは、ノーザンリバーが好位追走から短い直線でもきっちりと差し切る強い競馬を見せてくれました。
直線の伸び脚が身上の馬なのに、あの短い直線で差し切るとは...と度胆を抜かれたこと、よく覚えています。
今年もそのノーザンリバーが参戦してきて、本命にしようか最後まで悩んだのですが...
安定感を信頼して、ドリームバレンチノを本命にしました。
前走の東京スプリントでは6着ということで、地方ダートグレードに参戦して初めて連対を外してしまったわけですが。。
それでも、ここまでの競馬ぶりを見ていると、ここで十分巻き返しは可能だと考えます。
一番の強みは小回りのコーナーで加速できること。
今回浦和は初めてになりますが、これまでコース問わず上手に競馬をしてきたので全く問題ないでしょう。
JBCスプリントの時のように、中団からのロングスパートを期待しています。
対抗は昨年の勝ち馬ノーザンリバー。
JBCスプリントで5着に負け、続くカペラステークスではまったくいいところがなくて惨敗...
この2戦は不可解でしたが、前走の東京スプリントで復活の兆しが見えました。
もともと能力の高い馬なので、リズムさえ戻れば一線級として戦える馬。
昨年勝ったこのレースで、再び輝きを取り戻して欲しいです。
3番手評価は、浦和のリアライズリンクスにしました。
怒涛の7連勝の勢いはフジノウェーブ記念で止まってしまいましたが、その後ガクッと来ることなく、すぐに次のレースを快勝!
逃げて自分のペースで運べれば相当強い馬です。
今回いい枠に入ったし、地元浦和というのも追い風でしょう。
ぜひともダートグレードで存在感を示して欲しいです!!
◎3、ドリームバレンチノ
〇10、ノーザンリバー
▲2、リアライズリンクス
△5、トロワボヌール
△6、タイセイレジェンド
さぁいよいよ今年もスーパージョッキーズトライアルが開幕しますよ!
今年は目指すステージであるワールドスーパージョッキーズシリーズが、8月29日、30日に札幌競馬場で行われる「ワールドオールスタージョッキーズ」に様変わりし、いつもよりも早い開催となりました。
地方枠は2人に増え、一人は北海道所属のジョッキーから、そしてもう一人が全国のリーディングジョッキーや2位、特別推薦のメンバーで争われる、SJT優勝者ということになります!
北海道勢がSJTに参加しないということで、ワイルドカードから本戦に出場できる枠が3人に増えました。
今年も予選の予選であるワイルドカードから、熱い戦いが見られそうですね☆
今年のワイルドカード出場メンバーはこちら↓
・山本聡哉 岩手 岩手2位
・齋藤雄一 岩手 委員会選定
・山崎誠士 川崎 南関東6位
・青柳正義 金沢 金沢3位
・吉原寛人 金沢 委員会選定
・向山牧 笠松 笠松2位
・丸野勝虎 名古屋 名古屋2位
・田中学 兵庫 兵庫2位
・川原正一 兵庫 委員会選定
・赤岡修次 高知 高知2位
・鮫島克也 佐賀 佐賀2位
これがSJT本戦でもおかしくないほどのビッグネームが集まりました!
これは...誰が勝っても納得の実力者ぞろいですから、予想がより難しい...
*26日金沢 第9R『第1戦 ブロンズサドル賞』 1500m 15:35発走*
まず第1戦で注目しているのは、高知の帝王・赤岡修次騎手が騎乗するジョウテンオリーヴ。
中山で新馬戦を勝った逸材で、その後はなかなか勝利を挙げることができませんでしたが、金沢に移籍して8戦4勝2着3回3着1回と、すべて馬券に絡む活躍を見せています。
ハナに行ってもいいし、番手でも競馬ができる馬。
騎乗する赤岡騎手は特に逃げが得意だし、現在初の短期騎乗で南関東を席巻中。
人馬ともに勢いがあって、初戦から魅せてくれるのではないでしょうか。
対抗は、金沢の若きスーパースター吉原寛人騎手が騎乗するマヤノチャクリ。
前走は金沢移籍初戦で勝利を挙げているし、好位からしっかりと差し切る王道の競馬を見せてくれました。
吉原騎手にとっても、地元開催ということで気合が入りそうですね。
◎5、赤岡修次騎手 ジョウテンオリーヴ
〇9、吉原寛人騎手 マヤノチャクリ
▲8、齋藤雄一騎手 チャームドライフ
△4、丸野勝虎騎手 タイキアセンブリー
△11、山崎誠士騎手 カグニザント
*26日金沢 第10R『第2戦 ブロンズホイップ賞』 1900m 16:10発走*
第2戦の本命は、岩手の若武者・山本聡哉騎手が騎乗するヒカルデザイアー。
金沢再転入後は、9戦5勝2着3回の成績を誇り、唯一掲示板を外したレースはJRA交流でした。
地元同士の対決では、まったく底を見せていません。
騎乗する山本聡哉騎手は、2012年から村上忍騎手に次ぐ岩手第2位の座を確保。
今後はリーディングも狙えるジョッキーです。
この超豪華メンバーに入って、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
対抗は、兵庫の鉄人・川原正一騎手が騎乗するアポロムーン。
なかなか勝ち切れないのですが、逆に言えば安定感はバツグン!
川原騎手のパワフルな騎乗で、あと一押しを期待しています。
◎11、山本聡哉騎手 ヒカルデザイアー
〇2、川原正一騎手 アポロムーン
▲7、山崎誠士騎手 トウショウヴォワ
△5、鮫島克也騎手 ヤマチョウサン
△9、田中学騎手 ラストノート
ワイルドカードで上位3名に入り、SJTに駒を進めるのはどのジョッキーでしょうか♪
本日は園田競馬場にて、3歳馬の戦い『兵庫チャンピオンシップ』が行われます!
兵庫の無敗馬インディウムの参戦により、かなり楽しみな一戦になりそうですね。
*6日園田 第10R『兵庫チャンピオンシップ』1870m 15:55発走*
なんといっても7戦無敗の地元インディウムが気になります!
ここまで圧倒的な力で他馬を寄せ付けない強さを見せて来ました。
今回は一気の相手強化でどこまで対応できるのか。
大きな違いは前半のペースの速さ。
これまで経験したことのない厳しい先行争いで揉まれてしまうことが不安点ではあります。
逆にいえば、そこを上手く乗り切っていい位置につけることができれば、いつも通りのこの馬の強さが発揮されそう。
初めて訪れた大きな試練で、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
中央勢は伏竜ステークス組が上位でしょう。
勝ったクロスクリーガーは、スタートして少し押しながら2番手に付けると、直線もきっちり伸びて王道の競馬。
500万特別を勝った時には中団からでしたが、使いながらレースぶりに成長が見られます。
先行できるスピードと器用に加速できる脚を持っているので、小回りの園田もまったく問題ないでしょう。
差のない2着だったリアファルは、走りがかなりパワフル。
ストライドが大きい分、勝負所で少し置かれてしまいましたが、そこからしっかりと伸びて来ました。
相当な能力を持っているし、まだまだ伸びしろが大きそう。
小回りの園田がちょっと気になりますが、地力の高さでカバーしてくれるのではないでしょうか。
◎6、インディウム
〇12、クロスクリーガー
▲3、リアファル
△1、ポムフィリア
△7、タンジブル
ゴールデンウィークも後半に差し掛かり、いよいよJpn1『かしわ記念』です!
*5日船橋 第11R『かしわ記念』 1600m 16:10発走*
本命にしたのはサンビスタ。
ここまで地方ダートグレード戦は牝馬限定路線を進んで来て、6戦4勝2着1回3着1回とすべて馬券圏内に絡む堅実ぶり。
牝馬同士ならば敵なしという印象です。
さらに、GIに挑戦した『チャンピオンズカップ』『フェブラリーステークス』がいずれも差のない内容で、一線級の牡馬相手でも戦えることを証明しました。
それほど先行力があるわけではないのですが、コーナーで加速できる器用な脚と、狭い所でも割って来られる勝負根性、ゴールまでしっかりと伸びる末脚という3つの武器を持っていて、どんなコースでも上手に対応してくれます。
今回楽なメンバーではないですが、今の勢いならばここでも十分勝ち負けでしょう。
対抗は、クリソライトとベストウォーリアの2頭で悩んだ末、クリソライトにしました。
これまで船橋は、『日本テレビ盃』『ダイオライト記念』に出走して2戦2勝。
小回りの地方の中では3,4コーナーがゆったりしているコースだし、スパイラルカーブでばらけやすいのもこの馬に合っているのかもしれません。
とにかく包まれないことが第一条件ですが、極端な内枠ではないので上手くいい位置に付けられそう。
一点不安なのはマイルになってちょっと忙しいのでは?という部分ですが、その辺りも自力の強さでカバーしてくれるのではないでしょうか。
ベストウォーリアにとってはベストのマイル戦。
南部杯の時のようにすんなりと好位置につけられれば、アッサリの可能性も十分ある馬です。
フェブラリーステークスでも、長い直線でしっかりと伸びて3着。
ここまでの成績を見れば、マイルでトップクラスの力を持っていることがわかります。
それなのに3番手評価にしたのは、上記の2頭の可能性と、今回初の船橋ということ。
船橋は地方の中では乗りずらいコースではないですが、それでも小回りなのは確かです。
マイルでの戦績も、ワンターンの広いコースで結果を出しているので、今回4つコーナーを回るということを考慮しました。
地方勢では、やはりハッピースプリントに期待しています。
東京大賞典の走りを見て、「やっぱり強いんだ!」と改めて期待が膨らんだのですが、その後のレースぶりが物足りない。。
期待が大きいだけに物足りなさを感じてしまうのだと思いますが、一級戦と勝ち負けするためにはもう一段階の成長が必要なんだと思います。
強い馬たちと戦って負けることは、決してマイナスにはなりません。
東京大賞典、川崎記念、フェブラリーステークスでの戦いが、これから先に活きてくるはずです。
今回手綱を取るのは、2歳時にコンビを組んでいた宮崎光行騎手。
久しぶりのコンビ復活できっかけを掴み、もう一歩先の段階へ進んで欲しいです!
◎1、サンビスタ
〇5、クリソライト
▲3、ベストウォーリア
△6、ハッピースプリント
△7、ワンダーアキュート