いよいよ、上半期を締めくくるダートの頂上決戦、『帝王賞』です!!
*25日大井 第12R『帝王賞』 2000m 20:10発走*
大井の2000mということで、最初のコーナーまで距離があるし、外回りで最後の直線も長く、展開のまぎれの少ないチャンピオンディスタンス。
ここは持っている能力がモノを言うコースですから、本命はコパノリッキーにします。
『フェブラリーステークス』でアッと驚く勝利を飾りましたが、その時の印象は、ホッコータルマエなど注目馬たちが後ろでけん制し合った結果、前に居るコパノリッキーに有利になった...という印象でした。
しかし、前走の『かしわ記念』では、先行集団を見る位置から、3,4コーナーで大外を回って豪快な差し切り勝ち。
最後は流す余裕もあったし、改めてこの馬の力を証明してくれましたね。
振り返ってみれば、3歳の時の『兵庫チャンピオンシップ』はほぼ馬なりで圧勝だったし、骨折休養明けの2戦で結果が出なかっただけで、本当に高いレベルで頑張って来てくれた馬です。
ホッコータルマエがいない今回は、負けて欲しくない存在です。
対抗をどの馬にするかかなり迷ったのですが...ニホンピロアワーズの底力を信じます。
前走の『アンタレスステークス』がかなり物足りない内容で、絶好調の頃に比べるともう一息なのかな、という印象をぬぐえません。
それでも、『東海ステークス』や『ダイオライト記念』の勝ち方は圧巻で、さすがGI馬の風格を感じます。
とにかくこの馬は、自分の勝ちパターンに持ち込めれば相当強い馬。
今回の舞台、メンバーなら、好位から上手く立ち回れるだろうし、昨年の競馬が出来れば上位は確実でしょう。
本当に堅実なワンダーアキュートは、どんなメンバー、どんな舞台でも崩れません。
相手によっては、前にも行けるし、好位も行けるし、中団も行けるし、後方待機も出来るという、ものすごい自在性の持ち主です。
ただ、この長所が「勝ち切れない」という短所に繋がっている気もするのですが...
安定感は抜群ですから、ここでも注目の存在です。
地方勢では、サミットストーンの走りを楽しみにしていたのですが、回避ということでかなり残念...
しかしもう1頭、兵庫のオオエライジンに夢を託します!
一時期は体調が整わずに、約10か月も実戦から遠ざかっていましたが、復帰してからはもう一段階パワーアップした印象です。
先頭に立つと、急激にソラを使うところは相変わらずですが、今回はかなり強いメンバーなので、この癖が出る心配はないでしょう。
下原騎手が、「内枠が欲しい!」と言っていた通りの1枠。
ロスのない競馬で、JRA勢に一矢報いて欲しいです。
◎7、コパノリッキー
〇2、ニホンピロアワーズ
▲10、ワンダーアキュート
△1、オオエライジン
△4、ソリタリーキング