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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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9日メインはA級二組・ガーネット賞。自己条件に戻ってマイネルコランダムが豪快なまくりを決める

 1月2日、明け3歳馬による「第42回金杯」はサンエイホープが完勝。デビュー5戦目で初の重賞を手にした。

サンエイホープは父アドマイヤオーラ、母パレスレディー、母父シャンハイの牡3歳馬。芝1000mの新馬戦を勝ち上がり、2戦目の北海道交流は相手が一気に強化されて7着に終わったが、、3戦目の水沢ダート1600m戦を完勝。

 その勝ちっぷりの良さを買われて寒菊賞で3番人気に支持された。しかし痛恨の出遅れを喫し、なおかつ最内1枠も災い。最後方からの競馬を余儀なくされたが、直線大外から鋭く伸びて3着。イチダイには完敗だったが、2着ディックカントウとは0秒1差。

金杯に期待をつながる内容を披露し、イチダイに次ぐ2番人気に支持された。サンエイホープは道中5番手外を追走し、3コーナーからスパート。直線で早くも先頭に立ち、サプライズハッピーの追撃を見事封じた。

菅原辰徳騎手「「前回(寒菊賞)で脚を使うのは分かっていたので、無理に前へ行くことはないと思っていました。
 道中はイチダイをマークで進め、手応えが抜群。直線は後ろのサプライズハッピーが気になりましたが、何とかしのいでくれました。
前回3着で悔しい思いをしたので、思わず2、3回ガッツポーズをしてしまいました。
今シーズンは初重賞だけではなく、2勝もできました。馬主さん、先生(瀬戸幸一調教師)を始め、関係者のみなさんのおかげです。
サンエイホープは先行力があって終いもしっかりしたタイプ。来シーズンの成長と活躍も楽しみです」

サンエイホープは410キロ前後の小柄な牡馬ながら、全身がバネのかたまり。冬期間の休養で体重増なら、さらにパワーアップは確実。4月の再開が楽しみで仕方がない。

9日メインはA級二組「ガーネット賞」(水沢1600m)。主軸にマイネルコランダムを指名する。

中央芝2勝・1000万下から転入。ダートは未経験だったが、初戦の水沢1600m戦で大外一気を決めて快勝。直線でごぼう抜きを決めた。

2戦目に白嶺賞を選び2番人気に支持されたが、行った切りの競馬に持ち込まれて末脚不発。メンバー最速タイの上がりを駆使したが、5着に終わった。

前走・桐花賞も結果的に先行3頭の決着。6着も仕方なしだった。

今回は自己条件に戻り、メンバーが大幅に緩和。展開に注文はつくだろうが、自力で突き抜ける可能性が高い。

アクシアは中央1勝・500万下から岩手入り。当初はA級の壁が厚く入着止まりだったが、前々走2着で通用のメドが立った。仕上がり順調。待望の初勝利まで。

リトルキングはいい頃に比べると張りひと息だが、それでも入着確保するあたりが底力。前走も0秒2差3着にまとめ、ここでも争覇圏内に位置する。

グッドギアーは近走精彩を欠いているが、水沢6勝とコース適性高い。スンナリの流れになれば軽視できない。

クロワッサンは南関東から里帰り2戦目2着。前走9着に沈み、1ヵ月ほど休養。仕上がり途上の印象あるが、昨白嶺賞2着、トウケイニセイ記念3着の底力が不気味。

ユキノユウダンは前走、3角スパートをかけて一瞬3番手まで進出。見せ場を作った点は見逃せない。

◎(4)マイネルコランダム
〇(5)アクシア
▲(1)リトルキング
△(2)グッドギアー
△(9)クロワッサン
△(7)ユキノユウダン


<お奨めの1頭>
2R フォールドイン

転入初戦は850mの短距離戦で出遅れは痛かった。それでも2着にまとめたのは評価材料。1300m延長は望むところ

2016/01/08
レース展望
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3日メインはB2・初夢賞。近走の充実度と距離適性を重視モルフェワインが主役だ

12月31日、ファン投票・桐花賞はすばらしいレースだった。ナムラタイタン、コミュニティ、ライズラインが真っ向勝負。3頭とも持ち味を出し切った。

予想どおりライズラインがハナを主張した。若干もっさりスタートだったが、正確なラップを刻んで逃げた。

ナムラタイタンはぴったり2番手をキープ。完全に大名マークとなった。そしてコミュニティは前2頭をにらんでモズの直後インから3番手に進出。早くも3強対決に持ち込まれた。

ピッチが上がったのは残り800mから。ライズライン=村上忍が北上川大賞典と同様、1000m13秒0から11秒8へ一気にペースアップしたが、ナムラタイタン=坂口裕一もそれは折り込み済み。

逃げ込みを図るライズラインの外をナムラタイタンが追走し、コミュニティも遅れずスパートをかけ、徐々に差を詰める。

直線でナムラタイタンがライズラインを交わして先頭。外からコミュニティも一完歩ごとに詰め寄ったが、1馬身差まで。

昨年はコミュニティに完敗を喫したナムラタイタンだったが、その雪辱を見事晴らした。

坂口裕一騎手
「馬の状態がとても良かったので、今日は絶対負けられないと思って臨みました。
 ライズラインが逃げて残り800mからペースが上がったのも想定どおり。昨年桐花賞2着の雪辱が今年の最大目標でしたから、優勝できて非常にうれしい。
今年は1400mから2000mまでどんなレースでも勝ちましたから、改めて強い馬だと思いました。
昨年は悔しくて仕方なかったが、今年は気分良く正月を迎えることができます」

おそらく坂口裕一騎手は、いい元日を迎えたに違いない。

 3日メインはB2級・水沢1400m「初夢賞」、12頭立て。距離がカギを握る一戦となった。

主軸にモルフェワインを指名する。夏場に2ヵ月の休養に入ったが、復帰2戦目から快進撃。2勝2着2回と本来のシャープさを取り戻した。

現在、B2在籍で1600m戦をずっと戦っているが、南関東、北海道5勝はすべて1400m以下。距離短縮は逆に歓迎と見ていいだろう。

テイケイフロックスは距離もこなすが、どうしてもマイル以上だと破壊力が半減するケースがある。前走のゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦がその典型。逃げたタフガイがスローに落として上がりの競馬に持ち込まれたのが致命傷。5着に終わった。

それに対し水沢1400m<2.3.0.1>と最も得意とする条件。俗にいう短距離の追い込み馬で得意距離で巻き返しに転じる。

パオロッサも同じことが言える。ディセンバーカップは1900mがこたえて2秒5差9着。前走も大敗だったが、3走前の水沢1400mを快勝した。

あとはレース運びが巧みなエイプリルラヴ、短距離で本領発揮マンセイグレネード、スンナリの流れでアクイラが押さえ。

◎(3)モルフェワイン
〇(4)テイケイフロックス
▲(10)パオロッサ
△(9)エイプリルラヴ
△(12)マンセイグレネード
△(1)アクイラ


<お奨めの1頭>
4R スプリングストーム

ここでは一連のタイムと成績が群を抜いた存在。今回は負けられない一戦となった

2016/01/02
レース展望
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新年最初の重賞「金杯」はウマノジョーでお年玉!

★桐花賞はナムラタイタンが完勝
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 12月31日に行われた重賞『桐花賞』。ナムラタイタン・ライズライン・コミュニティの3頭が人気上位を形成しての戦いとなりましたが、レースは逃げたライズラインを自ら捉え、なおかつコミュニティの追い上げをも寄せ付けなかったナムラタイタンが完勝。昨年2着の雪辱を果たしました。ナムラタイタンはこれで今季重賞5勝目です。


★ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦は坂口騎手・タフガイがV
151229-640.jpg

 桐花賞に先立つ12月29日に行われたオッズパーク協賛『ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦』。人気上位の一角になると思われたエアルナが出走取消となって混沌としたレースになるかと思われましたが、3番人気タフガイが逃げ切り勝ち、それも2着以下に7馬身差を付ける圧勝で優勝しました。

 この結果、各騎手のポイントは以下のようになりました。
1位/南郷家全騎手 26P
2位/阿部英俊騎手 24P
3位/坂口裕一騎手 21P
3位/村上 忍騎手 21P
3位/関本 淳騎手 21P
6位/山本聡哉騎手 17P
7位/菅原俊吏騎手 14P
8位/高松 亮騎手 12P
9位/山本政聡騎手 10P
10位/齋藤雄一騎手 9P
11位/木村 暁騎手 8P
12位/陶 文峰騎手 7P
 暫定トップは1・2戦とも3着の南郷家全騎手。しかし1位といえどポイントの差はほとんど無く、まだ6名ほどの騎手に総合優勝のチャンスがある状況です。第3戦の結果におのずと注目が集まる事になりました。



 2016年の岩手競馬は1月2日からスタート。その最初のメインレースは明け3歳馬の重賞『金杯』です。ここまでの2歳戦線をリードしてきたメジャーリーガーが不在となってどの馬にも勝利のチャンスが出てきました。さしあたりは寒菊賞での内容がここでの力関係の参考になるのでしょうが、その寒菊賞の着順がそのまま今の力の差とも思えず、まだまだ変化の余地がありそうです。

 そこで今回の自分の本命は(6)ウマノジョーを狙ってみます。寒菊賞では2番人気5着。後方から追い上げたものの優勝争いにはほとんど参加できないままでした。現時点ではまだ安定して力を発揮できないし、不利な形に嵌れば寒菊賞の様に苦戦する事もあるのでしょう。
 しかしこれまでの重賞戦線でしばしば見せ場を作ってもいる様に力量が足りない訳ではないのも確か。力を発揮できる形になれば差はないはずです。あえて狙ってみる価値はある馬でしょう。

 対抗は素直に(5)イチダイ。不利な展開を巻き返した二走前、先行して圧勝した前走。どちらもこの馬の力なのだとすればやはり高い素質を持った馬なのだと言わなくてはなりません。同型少なく、どちらかといえば後方で構えるタイプが多いここは前走の戦法で再現も十分に可能。

 三番手は、これも割と素直に(8)サプライズハッピーを。寒菊賞の敗戦はレース間隔が詰まっていた影響。間をとって立て直した今回は違う結果になるはず。最終決断は当日の気配を見て決めるとして、好気配なら強く狙ってみる手も。

 以下、まず(7)サンエイホープ。寒菊賞は出遅れて最後方からの競馬、もの凄い脚を使って追い込んだものの3着という結果でした。そんな出遅れ癖が怖いですが嵌れば脅威になるのも確かで押さえ必須。(9)ディックカントウはすんなり2番手から突き放されての敗戦だっただけに過信しづらいところがあります。ほぼ同様のメンバーでの再戦になる今回が試金石ではないでしょうか。


●9Rの買い目
馬単(6)=(5)、(6)=(8)、(6)→(7)、(6)→(9)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2016/01/01
レース展望
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岩手版・有馬記念「第41回桐花賞」は三強激突だが、帝王ナムラタイタンが制す!

 いよいよ大一番「第41回桐花賞」、決戦の火ぶたが切って落とされる。大晦日31日、15時15分。ファン投票1位・ナムラタイタン、2位・コミュニティ、3位・ライズラインが予定どおり出走。この3頭がそろって対決するのは、今回が初めて。まさに1年を締め括るにふさわしい一戦となった。

ナムラタイタンは南部杯13着。JRA相手だったにせよ、これは負けすぎだった。昨年はぶっつけで南部杯に臨んで6着。仕上がり途上でも底力を披露したが、見せ場すら作れず後方のままに終わった。

それゆえ絆カップでは崖っぷちに立たされていた。年齢的な衰えだったのか、走る気がなくなったか。しかし杞憂に終わった。逃げたニシノファイターをぴったりマークして直線で満を持してスパート。アッという間にニシノファイターを交わし0秒3差。強いナムラタイタンがよみがえった。

その後は桐花賞をにらんで一旦放牧に出て帰厩。最終追い切りで4ハロン49秒台の好時計を叩き出し、万全の態勢で臨む。

村上昌幸調教師「昨年、モズを深追いしてコミュニティに負けたが、今年は何が何でも負けられない」と相当気合いが入っている。

コミュニティは北上川大賞典2着。敗因は超スローに落とされ、上がりの競馬に持ち込まれたから。5馬身先を走ったライズラインは上がり3ハロン37秒3の脚を使われたら如何ともし難かった。コミュニティも37秒0の上がりを駆使したが、3馬身差で完敗した。

この敗戦で分かったことがある。北上川大賞典の2500mはコミュニティには合わない。イメージは距離が長ければ長いほどいい印象があるが、レースが流れていることが条件。スローから上がり勝負になると位置取りからも苦しい。昨年の北上川大賞典も37秒4の上がりで猛追したが、ナムラタイタン、モズの先行2頭を捕え切れなかった。

結論を言おう。コミュニティのベストは2000m、そして水沢。昨年の桐花賞完勝、今年のみちのく大賞典を10馬身差で圧勝したことでも証明されている。2度目のナムラタイタン越えなるか。

ライズラインは前日ブログで紹介したとおり。試行錯誤の中、北上川大賞典で見事復活した。背景にはいろいろなハミを着用して試した結果。ぎりぎり折り合いをつけるハミが北上川大賞典の勝利を導いた。

しかも今回はモズがいても枠順的に逃げの手に出れるはず。最も競馬をしやすくなったのがライズラインとなる。ナムラタイタンは前にいるライズライン、そして後ろに控えるコミュニティの動向を見なければならず、仕掛けのタイミングが非常に難しい。ライズラインには願ってもない展開だ。

有力3頭がけん制し合うと伏兵が突っ込んでくるのが競馬の常。マイネルコランダムが侮れなくなった。

転入初戦で大外一気を決めて完勝。最後方から直線ごぼう抜きを披露し、周囲の度肝を抜いた。白嶺賞はワットロンクン、エーシンシャラクの先行2頭の決着で5着も仕方なし。流れ次第で連対も十分。

ブルースイショウは転入後、未勝利ながら2着3回3着1回と堅実さが売り。相手強いが3着には押さえたい。

トーホクアローは4年連続で桐花賞に選ばれた。過去3着1回4着2回。突き抜けるのは至難だが、2000mなら鋭い脚を使う。


◎(6)ナムラタイタン
〇(8)コミュニティ
▲(5)ライズライン
△(2)マイネルコランダム
△(11)ブルースイショウ
△(9)トーホクアロー


<お奨めの1頭>
2R ナイスクオリア

2戦連続で2着を確保し、好調キープ。緩急自在の脚質が最大の武器となる。相手はサンエイインパクト。馬複2-4一点勝負


2015/12/30
レース展望
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30日メインはA級二組・節季特別。白嶺賞4着ボストンリョウマが主役だ

明日31日は岩手版グランプリレース「第41回桐花賞」(水沢2000m)。先の有馬記念は驚異の上がり馬ゴールドアクターが優勝。高配当を演出した。

父はスクリーンヒーロー。その仔がゴールドアクターとは何とおしゃれなネーミング。そして母父がキョウワアリシバなんて渋い。

これでスクリーンヒーローは安田記念、マイルチャンピオンシップ、さらには香港マイルを制したモーリスに続いてビッグホースを2頭も輩出。一躍、注目を集める種牡馬となった。

両馬ともスクリーンヒーローの初年度産駒。来年は一気にブレイクすると思うが、岩手にもスクリーンヒーローの初年度産駒がいる。

桐花賞ファン投票3位に選出されたライズラインだ。2歳時に若駒賞、南部駒賞の2冠を制し、父に初重賞をプレゼントした孝行息子。

3歳時には岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞の2冠馬に輝き、今年もシアンモア記念を優勝。順風満帆だったが、短距離へ路線変更して歯車が狂ってしまった。

早池峰賞2着、岩鷲賞4着に敗れ、今度は芝に矛先を向けたが、折り合いを欠いて桂樹杯4着、OROカップ7着。前途に暗雲が立ち込めたが、あろうことか岩手最長距離戦・北上川大賞典(2500m)で見事復活を遂げた。

もちろん桐花賞有力馬の一角だが、気になるデータがある。3番人気に支持された馬は過去2着すらなく、3着1回が最高。果たしてこのデータをライズラインは覆すことができるか。その意味でも興味深い。

30日(水)メインはA級二組「節季特別」(水沢1600m)。ボストンリョウマ、エリモサプライズの雌雄対決が焦点となった。

主軸にボストンリョウマを指名する。園田B1級から転入して入着止まりを繰り返していたが、芝重賞・桂樹杯で鮮やかな直線一気を決めて快勝。秘めた素質が開花した。

その後は低迷を続け、ここ3戦連続で着外に沈んでいたが、白嶺賞で4着善戦。490キロ台だった体重が484キロまで絞れ、本来のシャープさを取り戻した。今回はメンバーが大幅に緩和され、絶好の勝機と見る。

エリモサプライズは中央ダート2勝・1000万下から北海道4勝・A2から転入。北海道で短距離専門に使われてマイルが課題だったが、じっくり待機策からひとまくり。直線で一旦先頭に立ち、マツリダアンバターに交わされたが、2着を確保した。今度は逆転首位まで十分。

カリスマアキラは春当時は毎回勝ち負けを演じていたが、以降は精彩を欠くレースン連続。4走前の2着で盛り返したかと思ったが、再び沈黙。3戦着外に沈んだが、枠順にも恵まれなかった。今回は4番枠を引き当て、巻き返しを狙う。

リトルキングは足踏み状態が続き、勢いが薄れつつあるが、それでも入着を確保。堅実さは健在ならマークを欠かせない。

エイトプリンスは3ヵ月休養明けだが、芝重賞・せきれい賞3着。休み前の一戦を快勝。久々でも底力が不気味。

◎(8)ボストンリョウマ
〇(5)エリモサプライズ
▲(4)カリスマアキラ
△(7)リトルキング
△(10)エイトプリンス


<お奨めの1頭>
10R ケイジースワロー

転入後、7戦6勝2着1回と連対パーフェクト。ここ2戦も圧勝し、依然底を見せていない。マイル延長もまったく問題なし

2015/12/29
レース展望
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