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2025年9月 アーカイブ

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9/14岩見沢記念予想 須田鷹雄

2025年9月13日(土)

830キロ同斤ならインビクタが優勢

 メムロボブサップ不在に加えて、コマサンエースの出走取消。こうなるとインビクタ、クリスタルコルド、キングフェスタで「鬼の居ぬ間の重賞」を争うという構図になる。
 
 その中から◎インビクタでいく。6歳2頭でひっかかるのはやはり重量。▲クリスタルコルドは昨年も830キロで4着。800キロ台で馬券に絡んだのはチャンピオンカップの810キロ・3着のみで連対はない。

 ○キングフェスタはポプラ賞とチャンピオンカップの810キロ2着はあるが、830キロは完全な未体験ゾーン。さらにばんえいグランプリでは◎▲に10キロ貰う立場だったが、今回は同斤になる。

 それに対し◎インビクタは2022年の岩見沢記念勝ち(820キロ)をはじめとしてこの前後の重量での好走歴が豊富。昨年の岩見沢記念も830キロでメムロボブサップの2着。800キロ台も後半になると怪しくなるが、830キロなら歩けるはずだ。

◎5 インビクタ
○9 キングフェスタ
▲7 クリスタルコルド
△2 タカラキングダム
△6 ヤマカツエース

3連単
5→7,9→2,6,7,9 各800円
9→5→2,6,7 各400円 計6000円

9/14岩見沢記念予想 目黒貴子

好調キングフェスタを頭に

 そうそう好調も続かないものです。はまなす賞をはずして、普段の目黒に戻りました。しかし再度違う目黒を出していきたい。岩見沢記念は当てますよー!

 が、今季好調な馬、だんだん調子が上がってきた馬という6歳馬と実力の9歳馬との注目馬がいて、もちろんその他の世代も...。さてどの馬を軸に考えようか悩ましいですね。と考えていたら有力馬の一頭コマサンエースの取消の報が。一旦はじめから考え直さないと。

 さて近走の内容から◎をキングフェスタとします。ばんえいグランプリはメムロボブサップからは離されたもののしっかりと2着を確保。3着にも差をつけました。前走も勝利し勢いをもって臨めます。

 ◯にはインビクタ。今季は重賞でも常に存在感を示しています。近走では少し物足りない印象もありますが、ひと開催あけて予定通りの調整もできて底力を発揮できればと期待します。

 旭川記念を勝った▲クリスタルコルド、強い相手と戦って経験を積んできた△ヤマカツエース。もう一頭5歳馬△タカラキングダムとして3連単で勝負します。

◎9 キングフェスタ
○5 インビクタ
▲7 クリスタルコルド
△6 ヤマカツエース
△2 タカラキングダム

3連単
9→5,7→2,5,6,7 各1000円 計6000円

9/14岩見沢記念予想 斎藤修

王者不在ならキングフェスタ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9キングフェスタ
 ◯5インビクタ
 ▲2タカラキングダム
 △3コマサンエース(出走取消)
 △7クリスタルコルド

 3連単
 5,9→2,5,7,9→2,5,7,9 500円 計6000円

今週の見どころ(9/13~9/15・9/14 岩見沢記念)

2025年9月11日(木)

 今週・来週の第12回開催は、3歳以上の1走目が通算賞金順での編成。普段の今季の賞金順と異なったメンバーとなり馬券的妙味も見込めそうです。
 14日(日)のメインには、古馬重賞・岩見沢記念が組まれています。ばんえいグランプリ5連覇を達成した現役最強馬メムロボブサップの登録がなく、5頭が出走を予定している6歳世代を中心に多くの馬にチャンスがありそうな混戦となっています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…56万1,680円
5重勝単勝式…なし

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【第12回開催1日目】
 9月13日(土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(B2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B1とB2級の混合戦。前開催のB2級-1組・長月特別2着フレイムファースト、B2級-2組1着ツカサタロウがB1昇級初戦ですが、どちらも好勝負できそうです。
 中心はB2級の4歳馬◎リュウセイウンカイ。8月9日の4歳オープン・山鳩賞の勝ち馬(フレイムファースト4着)で、続くB3級混合・JRAジョッキーDAY特別は逃げ切ったスカーレットを追い詰めて2着でした。今回はB1級との混合でも通算賞金順で相手に恵まれた印象。勝って昇級を決めそうです。
 ○フレイムファーストは、JRAジョッキーDAY特別5着、長月特別2着からのB1昇級です。前走はスカーレットに突き放されましたが、同馬は不在。4歳の減量を生かして好勝負が見込めます。
 ▲ツカサタロウは、近5走を1、2着各2回にまとめ勢いを持ってのB1昇級。特別戦への出走そのものが少ないため適性の判断は難しく、ここは狙って面白いかもしれません。
 △ホクセイタケタカラは、前開催のB2級-2組がツカサタロウの2着。昨年9月には同条件の特別戦で3着があり、流れに乗れれば軽視できません。

【第12回開催2日目】
  9月14日(日)のメイン第11レースには、第61回岩見沢記念(3歳以上・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今季の収得賞金330万円につき別定10キロ増となり、コマサンエースが20キロ、インビクタ、キングフェスタ、クリスタルコルドが各10キロ課されます。
 前回8月10日の古馬重賞・ばんえいグランプリ上位馬が有力で、なかでも中心は2着◎キングフェスタ。24年ドリームエイジカップ、25年チャンピオンカップ、ばんえいグランプリと古馬重賞での2着3回はいずれも勝ち馬がメムロボブサップでした。その天敵が不在のここは古馬重賞タイトルを手にするまたとないチャンスといえます。
 ○コマサンエースは、ばんえいグランプリではトップハンデで3着と健闘しました。これで出走機会として重賞では10戦続けて3着以内(うち25年ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞の2勝)と抜群の安定感。引き続きトップハンデでも、2着キングフェスタとのハンデ差が20から10キロに縮まっており逆転も。
 ▲インビクタは、ばんえいグランプリが5着で、今季はじめて重賞で馬券圏内を外しました。とはいえ、1着メムロボブサップ、2着キングフェスタらよりハンデが10キロ重くその点は影響したかもしれません。この岩見沢記念は22年1着、23年3着、24年2着と好相性。今年も上位争いに期待です。
 △クリスタルコルドは、ばんえいグランプリでは障害でミスが出て7着。とはいえ、メムロボブサップ不在ならペースは緩くなるはずで軽視できません。

【第12回開催3日目】
 9月15日(祝・月)のメイン第11レースには、玉泉館特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 ◎トワイチロは、前開催のA1級・ポテト特別が昇級初戦でしたが、あっさり逃げ切って今季7戦7勝。いずれも単勝1倍台の圧倒的な人気にこたえています。今回から賞金ハンデは5キロ増え計10キロとなりますが、通算賞金順で、今季の近3走で勝利があるのは、ほかシンエイアロイのみ。連勝をさらに伸ばします。
 その○シンエイアロイが相手。3走前には格下A2との混合とはいえ特別戦を逃げ切っています。ポテト特別ではトワイチロから離された3着でしたが、2着馬が不在なら引き続き有力。
 ▲カイセドクターは、ポテト特別が2番人気で6着。隣の枠に入ったトワイチロをマークするように進め、障害で苦戦してしまいました。6月に対戦した時は同馬の3着があり、ペースを守って追走できれば馬券争いできるはず。
 △ギンジは、4走前に同条件勝ち。その後が物足りませんが、選抜戦やオープンとの混合で相手が強かったのも事実。変わり身があっても不思議ありません。

今週の見どころ(9/6~9/8)

2025年9月 4日(木)

 7日(日)の第8レースには、今年4戦目の2歳A級-1組が組まれています。7月27日に行われた最初の1組はキングウンカイ(牡・父コウシュハウンカイ)がデビュー3連勝で勝利しましたが、その後休養。その前日7月26日の2組をA級初挑戦で制したオレノコクオウ(牡・父ジェイワン)が2、3戦目と連勝。しかし今回は両馬とも不在となっています。次週の14日には牝馬によるいちい賞、21日には牡馬の青雲賞と特別戦が実施され、10月12日のナナカマド賞から2歳シーズンの三冠重賞がスタートします。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…37万5,970円
5重勝単勝式…20万5,590円

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【第11回開催4日目】
 9月6日(土)のメイン第11レースには、長月特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B2級単独では、8月2日の葉月特別以来となる特別戦。前開催25日のJRAジョッキーDAY特別はB3級との混合でした。
 ◎ココロノニダイメは、葉月特別を逃げ切って楽勝。続く重賞・はまなす賞での大敗は気になりますが、格上の年長4歳馬相手でしかも障害で苦戦したものと仕方ない面はありました。自己条件なら巻き返しが期待できます。
 ○スカーレットは、B2昇級初戦だったJRAジョッキーDAY特別を勝利。同世代で実績上位といえる4歳オープン・山鳩組の4頭ほかをしりぞけています。今回はJRAジョッキーDAY特別から6頭が出走しておりほぼ再戦ですが、若馬ココロノニダイメの存在は気になるところ。
 ▲ヤマノキングは、山鳩賞3着、JRAジョッキーDAY特別4着と安定。障害力を生かし前残りを狙います。
 △ユーフォリアは、前走3組がB2級での初勝利でした。鈴木恵介騎手とは騎乗機会として3戦連続連対の好相性。古馬の特別戦初挑戦でも注目です。

【第11回開催5日目】
 9月7日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催は8月30日に2組の白露特別も行われ、唯一の4歳馬ホクセイハリアーが楽勝。ここは5歳以上古馬たちの争いです。 
 ◎キタノミネは、今回と同様4歳馬がいなかった2走前、8月11日のベガ特別でメンバー最先着の3着に粘っています。逃げられたときに好成績のため展開次第の面はありますが、1組のわりに抜けた馬がおらず狙って面白そうです。
 ○コマサンリキは、ベガ特別と同じ開催のB2級混合・デネブ特別(8月4日)を勝利。前開催の1組・アルタイル特別は9着でしたが、もともと障害巧者だけに巻き返しは考えられます。
 ▲タイタスは、休み明けだったベガ特別では9着でしたが、続くアルタイル特別は4着と前進を見せました。体重も少し戻しておりここも争覇圏。
 △ツガルフジは、2走前のファン選抜・オッズパーク杯ばんえいスタートロフィーでの3着が光ります。前走2組でB1級初勝利を挙げており、特別戦でも侮れません。

【第11回開催6日目】
 9月8日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A1級・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催のA1級馬は、このレースと次の第12レース(A2級混合)のどちらかに出走しています。
 ◎トワイチロは、格上A1級との混合だったガールズデイ2025特別を断然人気で逃げ切って今季6戦6勝としました。昨季唯一掲示板外だったのが、今回と同じA1昇級の特別戦だったのは気になりますが、まだ上を目指せるはず。
 ○カイセドクターは、2走前のファン選抜・オッズパーク杯ばんえいスタートロフィーで2着に好走すると、前開催のオープン混合・不知火特別でA1級馬として最先着の5着。トワイチロとは6月に対戦して3着でしたが、同じ重量なら差は感じません。
 前走がトワイチロの3着だった▲アアモンドキーマンは、2度の競走除外明けを叩かれて本領発揮があるかも。
 不知火特別7着△ヤマノコーネル、8着△シンエイアロイもA1級同士なら差は感じません。

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