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2022年8月11日 アーカイブ

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今週の見どころ(8/13~8/15)

2022年8月11日(木)

 8月14日(日)のメイン第11レースには、夏のBG2・ばんえいグランプリが行われます。ファン投票上位馬の回避が相次いだものの、1位メムロボブサップが連覇を目指し出走予定。なお今年は新しい試みとして、ファン選抜に漏れた票数の多い馬によるオッズパーク杯ばんえいスタートロフィーが、ひとつ前の第10レースに実施されます。
 前日の13日(土)には18:30から、ニコニコ生放送ばんえいグランプリ前夜祭 Powered by オッズパークの配信もあります(詳細はこちら)。
 オッズパークLOTOのセレクト7重勝単勝式で、1741万2220円のキャリーオーバーが発生しています(8月8日の開催終了時点)。オッズパークLOTOについてはこちら

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【第9回開催4日目】
 8月13日(土)のメイン第11レースには、デネブ特別(B2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 メンバー10頭中6頭が3走前までにB3級で出走。3開催前のスキカメ岡本出版記念、前開催のユリウス特別と最近の同条件特別戦の勝ち馬はすでにB1へ昇級と、B2級-1組はメンバーの変動が大きいです。
 注目はユリウス特別の2着馬◎ジェイファイターです。B2昇級初戦だった2走前の4組、生涯初の特別戦だった前走ともカネサスペシャルの2着に好走。早めに障害を越えながら、ともにゴール前で勝ち馬につかまったもののバテてはいません。重めの馬場では粘りを欠く面が見られますが、今回も引き続き軽馬場が濃厚。強敵不在で勝利をつかむか。
 ○ドラゴンボーイは、スキカメ岡本出版記念が2着で、ユリウス特別は1番人気に推されたものの直線で早々と一杯になり10着。しかし、障害では直行に近い仕掛けだったことが影響した可能性はあります。力負けではなく改めて注目。
 ▲ロングビユウテイは、スキカメ岡本出版記念、ユリウス特別とも3着。特にユリウス特別では、カネサスペシャルと互角の末脚で追い込んでおり、馬場に恵まれた面はあるにせよ近走は詰めの甘さが出ていません。最近までB3級にいた馬も多いここなら実績上位といえます。
 近2回の特別戦で4、5着△サカノハマナカも押さえには。

【第9回開催5日目】
 8月14日(日)のメイン第11レースは、BG2・第34回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)。クラス(重量格)別定重量戦ですが、出走8頭いずれも5歳以上のオープン馬のため、全馬800キロでの争いとなります。

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 ハンデ差がつかない条件がもっとも有利なのは◎メムロボブサップでしょう。7月の旭川記念では、トップハンデこそアオノブラック(2着)に譲ったものの、2番目に重い800キロを課されながら圧巻の逃げ切り勝ち。ここでも有力と目される3着インビクタ、4着メジロゴーリキ、5着ミノルシャープはいずれも10キロ軽い790キロだっただけに、今回大きな不利でもなければ負けるシーンは考えにくいところ。2年連続でファン投票とレースでの1番人気にこたえてくれるでしょう
 ○メジロゴーリキ▲ミノルシャープは、このレースには4年連続での出走とおなじみの古豪8歳馬です。旭川記念は4着と5着とほぼ人気通りの着順。小雨、馬場水分3.6%の軽馬場でも、障害3番手から3着に粘ったスピードある6歳馬インビクタから4秒差以内にまとめていました。旭川記念の上位3頭が不在だった前開催のオッズパーク賞サマーカップは、格下相手で乾いた馬場と条件は向きましたが、各1、3着と巻き返しています。
 メジロゴーリキは、過去2、3、3着。ミノルシャープは20年1着と実績上位。両馬以外の6頭は5~6歳と若いだけに、あまり馬場が軽くならなければ、キャリアが生きるでしょう。ただしミノルシャープは、サマーカップ(馬場水分0.4%)では障害でふた腰かかり、直線詰めを欠いたように、馬場に左右される面があるため、メジロゴーリキのほうを上に評価します。
 △インビクタは、旭川記念が古馬重賞初参戦ながら3着という結果は評価できます。ただ、メムロボブサップより10キロ軽く、馬場も向いた面は否めません。馬場が変わり、ハンデ差がつかない条件でも勝ち負けできれば、秋冬の高重量戦でも楽しみな存在となります。

【第9回開催6日目】
 8月15日(月)のメイン第11レースには、ベガ特別(A2級・20:15発走予定)が行われます。

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 今開催のA2級は、今季の収得賞金が多い馬は6日の第1回とかちえぞまつ特別(オープン・A1級との混合)へ、4歳馬は7日の山鳩賞へ出走しています。
 前開催にルビー特別(A2級)を使われていた馬が大半ですが、注目は別路線からの◎ダイリンファイター。前開催はA1級混合の平場戦に出走し、4歳牝馬ミソギホマレの2着に逃げ粘っています。ミソギホマレは2開催前の文月特別(A2級)の勝ち馬であり、ダイリンファイターはそこでも逃げて2秒0の僅差3着。ミソギホマレは7日の山鳩賞で3連勝を決め、A1昇級と波に乗っており、接戦を演じたこの馬にも期待です。
 ○オレワチャンピオンは、文月特別では2着。ダイリンファイターと叩き合いになり、コンマ1秒だけ先着しています。続くルビー特別は1番人気で逃げ粘れず4着でしたが、メンバー最先着の2着サクラドリーマーとは2秒6差。台風の進路により馬場状態は変わりそうですが、ダイリンファイターさえ振り切れれば残り目があります。
 ▲ホクトシンバは、文月特別4着、ルビー特別5着。勝ち馬はともに不在だけに、机上の計算では着順アップが期待できるはず。
 △コウテイは、6月のムーンストーン特別(B1級との混合)で1着。前走はダイリンファイターと同じ平場のA1級混合で7着でしたが、近11回の馬券絡みは特別戦であるように条件替わりは歓迎といえます。

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