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2022年8月 4日 アーカイブ

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今週の見どころ(8/6~8/8)

2022年8月 4日(木)

 今開催より3歳馬は、B4級以上の平場戦では、若馬減量が20キロから10キロ減となり、4歳と同一条件となります。なお、特別戦では年内中は20キロ減が継続されます。
 8月8日(月)のメインには、4歳オープンによる山鳩賞が組まれています。14日(日)のばんえいグランプリにファン投票5位で選出されていたサクラヒメは、どちらにも登録なし。ファン投票9位も繰り上がりで出走可能だったオーシャンウイナーは、山鳩賞に出走見込みとなっています。
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【第9回開催1日目】
 8月6日(土)のメイン第11レースには、第1回とかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)が行われます。

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 オープン、A1、A2級の3クラス混合戦。
 2頭いるオープン馬から◎ヤマトタイコーに注目します。前走サマーカップはA1級との混合でしたが、オープン馬が7頭と多く、しかもメジロゴーリキ、ミノルシャープ、マツカゼウンカイら骨っぽいメンバー。5着という着順ほどの見せ場はなかったものの、障害ひと腰と立て直されています。今回はなにより相手が大幅に楽になっており、今季初勝利のチャンス到来です。
 4頭が前走として使われていた7月24日のA1級混合は、A2級馬が1、2着で、メンバー最先着の4着もA2級の○ニセコヒカルでした。軽馬場続きで速い展開になることが多い昨今でも障害をひと腰で越えている巧者。今回は馬場が重くなりそうで、他馬が障害で苦戦すれば、押し切れる確率が高まります。
 もう1頭のオープン馬▲ゴールデンフウジンは、A1級相手だった2開催前のファイターズ杯(馬場水分2.5%)では離れた障害5番手から鮮やかな追い込みを決めています。ヤマトタイコーと同様、相手関係に恵まれた印象ですが、重めの馬場ではどうでしょうか。
 △フレイムゴールドは、A2昇級初戦だった前走の特別戦でいきなり勝利。一気の相手強化でも狙ってみたい魅力があります。

【第9回開催2日目】
 8月7日(日)のメイン第11レースには、山鳩賞(4歳オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 4歳路線はこの後、8月28日に行われる3歳との混合重賞・はまなす賞が大きな目標となります。4歳では、柏林賞を制したオーシャンウイナーはすでに出走権を手にしており、残り4頭は通算収得賞金順での選出。当落線上の馬たちは、オーシャンウイナー、サクラヒメの世代2強が不在のここで賞金を加算したいところでしょう。
 ◎ミソギホマレは、7月の柏林賞では10番人気で3着に健闘。障害ふた腰離れた5番手から鋭伸し、今回のメンバー最先着を確保しました。続くA2昇級初戦の特別、格上A1級との混合戦と連勝。6月のライラック賞(4歳オープン)あたりから障害のカカリに進境を見せていましたが、ようやく結果が伴いました。柏林賞と同じ670キロは有利とはいえませんが、好調さは侮れません。
 ○コウシュハハリアーは、同世代オープン初挑戦だった3月のクリスタル特別を勝利。ポプラ賞と同じ開催のため一線級は不在とはいえ、好位抜け出しを決めました。サクラヒメが勝ったライラック賞、オーシャンウイナーが勝った柏林賞のように相手が強いと流れに乗れず、直線だけの競馬で善戦までですが、ここはやや相手が楽になっています。クリスタル特別の再現も考えられます。
 ▲ネオキングダムは、イレネー記念、ばんえいダービーの両BG1と、ポプラ賞でオーシャンウイナーの2着と実績上位。ただA2級スタートの今季、世代限定戦ではハンデを課される立場のため掲示板に載れていません。ここは強敵不在ですが、トップハンデの克服がカギでしょう。
 △イワキダイヤは、出走メンバー中最多の今季3勝をマーク。ライラック賞、柏林賞とも上位争いしているものの、世代限定オープンで初のトップハンデとなります。

【第9回開催3日目】
 8月8日(月)のメイン第11レースには、葉月特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 ◎マルミゴウカイは、昨季オープン混合の特別戦を勝利している実績馬。B1降級では役者が違い、4戦3勝の好成績を残しています。出走取消明けの前走2組は障害をひと腰で越え貫録勝ち。前々走と比べ、体重を大きく減らしたのはやや気になりますが、実力的にここは通過点。勝ってA2昇級を決めてしまいそうです。
 前走しし座特別(B1級-1組)の馬が7頭と多く、2番人気で2着○オレノタイショウに注目します。B1へ昇級した3走前からオール2着。しし座特別は雨が降るなかのレースで、牝馬シャンハイオトメに競り負けました。今回はともに乗替わりですが、こちらは過去2勝をマークしている赤塚健仁騎手ということで前走のコンマ1秒差は逆転可能。ただ、マルミゴウカイがおりここも2着止まりかもしれません。
 ▲シャンハイオトメは、しし座特別が速い時計での決着となったのが好走要因でしょう。とはいえ昇級初戦でこれだけ走れれば、引き続き軽めの馬場が予想される今回も上位争いできそう。主戦は船山蔵人騎手で、2年以上ぶりに右利きの騎手が手綱を取ります。
 もう1頭の牝馬△ヒメミヤは、しし座特別で3着に好走。西将太騎手では、相手が強すぎた5月の重賞・カーネーションカップを除き6戦続けて3着以内と好相性です。軽めの馬場なら最後までしっかり歩けており、押さえておきたいところ。


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