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2022年2月17日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/19~2/21)

2022年2月17日(木)

帯広競馬場開場について

 20日(日)のメインには、4週連続重賞の第4弾・チャンピオンカップが行われます。その年度に重賞勝ちがある4歳以上の馬に出走資格がある重賞は、フルゲート割れが続いています。しかし今年は、銀河賞を勝った明け5歳馬ヤマトタイコーが前週の準重賞・ウィナーズカップにまわるほどの充実のメンバー(登録時点)。なお、1カ月後に行われるばんえい記念前の古馬重賞はこれがラストとなります。

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【第23回開催4日目】
 2月19日(土)のメイン第10レースには、アメジスト特別(A1級・18:25発走予定)が行われます。

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 前開催1月31日のA1級混合平場戦(A2級との対戦)に出走していたA1級馬7頭すべてが参戦していますが、勝ったサクラドリーマーのみ賞金ハンデが5キロ増え、計10キロとなっています。
 注目は前走が異なる◎ノエルブラン。オープン混合の六花特別9着で、近走のように障害をひと腰先頭で越えたもののオープン馬にプレッシャーをかけられ、終いは完全に脚が上がっていました。しかしオープン馬が1頭しかいなかった2走前、A1級同士だった3走前のニューイヤーカップでは甘さを見せず4着に粘っています。今回は逃げ切りが期待できます。
 ○ダイリンファイターは、1月31日のA1級混合平場戦では7番人気で4着と健闘。末脚を爆発させたサクラドリーマーが圧勝を収めましたが、2~5着は1秒差以内の大接戦で、着順の違いは決め手の差といえそう。9月の休養明けで大きく減らした体重も前走では回復しており、昨年の同時期にはA1級-1組の特別戦で連対していた実績からも楽しみです。
 ▲サクラドリーマーは、珍しく障害にカカっていかなかった2走前を除き、近6走で5勝をマークと充実。同条件も2走前に制しており、あとは賞金ハンデの増加にどう対応するかです。
 △オールラウンダーは、1月31日のA1級混合平場戦が5着と力差なし。ニューイヤーカップでは1着同着サクラドリーマーからコンマ5秒差3着で、ノエルブランにコンマ3秒先着なら特別戦もマイナスにはなりません。

【第23回開催5日目】
 2月20日(日)のメイン第11レースには、第43回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:25発走予定)が行われます。

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 今季重賞勝ちがある4歳以上による一戦で、出走全馬がオープン格付。メムロボブサップ(ばんえいグランプリ)、キタノユウジロウ(北斗賞、帯広記念)が840キロのトップハンデとなります。
 19年メジロゴーリキ、20年アアモンドグンシン、21年アオノブラックと5歳が3連勝中でもあり、◎カイセドクターに注目します。8月の3歳・4歳重賞はまなす賞を勝ちオープンへ昇級後は未勝利ですが、オープン-1組で2度の2着があり、11月の重賞・ドリームエイジカップでは重量増でも障害ひと腰と立て直し5着と、あとひと押しの段階です。阿部武臣騎手から乗替わりとなりますが、藤本匠騎手では今季2戦して1、2着と相性が良く、5歳10キロ減も生かし勝利を狙います。
 ○アオノブラックは、ばんえい十勝オッズパーク杯、北見記念と重賞を2勝しながら830キロは恵まれています。5歳だった昨年、コウシュハウンカイ、オレノココロ、ミノルシャープらを相手に14秒8差で逃げ切ったレースは圧巻で、今年のメンバーを考えればも連覇もあります。
 松田道明騎手は、近走騎乗機会が多かった2頭のうち▲キョウエイリュウの手綱を取ります。レース史上最速タイムでの決着となった天馬賞の勝ち馬だけにスピードは折り紙つき。同世代のカイセドクターより10キロ重い820キロですが、予報通り雪が降り、馬場が軽くなれば一発を秘めています。
 逆に馬場が軽くならなければ△メジロゴーリキに注目。コースのロータリーハローがけが始まり、消耗戦となった10月の北見記念で、アオノブラックとマッチレースの末2着は評価できます。

【第23回開催6日目】
 2月21日(月)のメイン第11レースには、ウインターカップ(オープン混合・18:25発走予定)が行われます。

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 前開催の六花特別(オープン-2組混合)から6頭が参戦。同じオープンとA1級の混合戦だけに◎マルミゴウカイの連勝に期待します。先行した馬が苦しくなったところ、障害4番手から鮮やかに抜け出しました。2走前の山羊座特別もオープン・A1級混合で障害のカカリひと息で8着だっただけに、6番人気でしたが、勝ちっぷりが際立ちました。降雪がありそうで前回と馬場状態が変わっても引き続き期待します。
 4着○センリュウボスの巻き返しも十分。A1級の特別戦で1、2、1着、オープン混合の山羊座特別2着はクラス上位のもの。前走もこの馬なりに伸びていたものの、障害で転倒し、立て直すのに余分な力を使ったロスはあったはず。
 ▲トワトラナノココロは、前走では5歳オープンのダイヤモンドダスト賞に出走し3着に健闘。ゴール前で止まる馬が続出するなかしっかり歩ききりました。3走前が9着、山羊座特別5着、前走3着と着順が良化しているのも買い材料です。
 ここまでの3頭はいずれもA1級。オープン馬ではコマサンの2頭、△コマサンブラック△コマサンエースに注目。山羊座特別は2着にも追い込んだゴールデンフウジンが入り、先行馬には展開が向かなかった印象もありました。

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