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2021年8月12日 アーカイブ

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今週の見どころ(8/14~8/16)

2021年8月12日(木)

 8月15日(日)のメインには、ファン選抜による重賞・ばんえいグランプリが組まれています。オープン800キロで、今季の収得賞金によるハンデは課されないため、実力と、重量への適性が大事。さらに季節的な得意、不得意も考慮したいところです。歴戦のオープン馬に交ってファン投票5位で選出されたブチオは『鹿駁(ぶち)毛』という個性的なルックスで人気。
 16日(月)第2レースの2歳D級-7組では、『栗駁毛』のクマモトイケメンがデビュー予定となっています。馬名のとおり珍しい熊本産のばん馬という点でも注目を集めそうです。

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【第9回開催4日目】
 8月14日(土)のメイン第10レースには、デネブ特別(A2級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催のルビー特別(A2級-1組)は、ノエルブランが逃げ切って勝利。2開催前のさざなみ特別(A2級)は3着でしたが、上位2頭が不在となって着順を上げた格好です。
 注目はその◎ノエルブランです。前走7月26日のメイン第11レース・ルビー特別が今季初勝利。続く第12レースをピアノが勝ち、兄弟が同じ日に勝利を挙げています。一度勝つと調子に乗っていける面はある様子。さざなみ特別2着オーシャンウィナーが回避したことで、今回もひと踏ん張りできるかもしれません。
 ○ナカゼンガキタは、6月の今季初戦から5連勝中。相手とハンデがきつかった前開催のとかち桂冠賞は回避しています。昨季オープン格付だったのはノエルブランと同じで、A2昇級でもまだクラス利があります。
 ▲ジェイカトレアは、昨年11月に4歳牝馬重賞・クインカップを勝ってから一気にクラスが上がったこともあり、8カ月勝ち星なし。しかしルビー特別では4頭横一線の2着争いの末4着と、ひと押しで馬券絡みが狙える位置にいます。
 △ハマノダイマオーは、A2昇級初戦ですが、2走前の特別戦(7月10日)では逃げ切ったナカゼンガキタから4秒差の2着に好走。開幕後しばらくは障害にムラがありましたが、近走はスムーズにこなし、成績が安定しています。

【第9回開催5日目】
 8月15日(日)のメイン第11レースは、BG2・第33回ばんえいグランプリ(20:10発走予定)。A2級のブチオが780キロ、オープン9頭が800キロで争われます。

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 ◎メムロボブサップは、今季の重賞では、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、北斗賞3着、旭川記念2着と大崩れない点が魅力。特に旭川記念は逃げて1秒5差の惜敗。残り10メートルで差されたセンゴクエースより10キロ重いハンデでした。今回は両馬とも800キロだけに、逆転が期待できます。
 ○センゴクエースは、今季3走目のミントスポット杯(オープン・A1級-2組混合)でシーズン初勝利を飾ると、目下3連勝。旭川記念、前走とメムロボブサップを2着にしりぞけています。前走のとかち桂冠賞(3歳以上オープン)ではこちらが5キロ重くても差し切っており、4連勝もあるでしょう。
 ▲キタノユウジロウは今年の北斗賞馬。旭川記念では10キロとはいえハンデを課される立場で、障害ふた腰から伸び切れず5着でした。今回は重量差がつかないだけに巻き返しが期待できます。
 △アオノブラックは、ばんえい十勝オッズパーク杯を勝利。しかし北斗賞は唯一の賞金ハンデ20キロが響いたか5着、続く旭川記念は障害で転倒して8着でした。昨季チャンピオンカップなど古馬重賞で3勝しているように実力上位だけに、どこまで調子を戻せているかがポイントです。

【第9回開催6日目】
 8月16日(月)のメイン第11レースは、ベガ特別(B1級-1組混合・20:15発走予定)。B2級馬がジェイトップ、シルバーアロイの2頭、ほか8頭はB1級馬による10頭立てです。

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 B1級馬8頭のうち、オレワチャンピオン、コウテイを除く6頭は前開催のしし座特別(B1級-1組)で対戦。1番人気で逃げ切ったハマノダイマオーは今開催からA2へ昇級。メンバー中最先着の2着だった◎マオノダイマオーに期待します。3走前のわし座特別(B1級-1組)も2着でしたが、7番人気ながら直線一旦は先頭に立って見せ場十分。馬場水分1.1%でこの走りができたのは評価できます。前走は一転、馬場水分2.6%と軽めで、障害を4番手で降り勝ち馬に3秒2差と迫っています。雨が早く上がったため馬場は当日までに乾きそうですが、3走前に克服。特別戦でも勝利が狙えそうです。
 ○フナノダイヤモンドは、今季の特別戦ではマオノダイマオーと2勝2敗のイーブン。最近のわし座特別3着、しし座特別5着ですが、こちらが先着した2回では、障害を先か、ほぼ同時に越えていました。前走のように一瞬の脚でマオノダイマオーが抜け出しても、踏ん張りに課題があるため、離されずに障害をクリアできれば、止まらず歩いて逆転も考えられます。
 ▲バウンティハンターは、わし座特別、しし座特別とも6着。マオノダイマオー、フナノダイヤモンドと同じく末脚勝負タイプです。前走はこの馬が先頭で仕掛ける展開となり障害で苦戦。わし座特別も障害で止まったものの、ためていたぶん体力が残っており、前述両馬と3秒ほどまで差を縮めました。昨季A2級というのはフナノダイヤモンドと同じ。ペース次第で巻き返しもあります。
 今回5頭いる4歳では△コウテイに注目します。ユリウス特別(B2級-1組)を勝ってのB1昇級。馬場水分0.4%とタフな馬場で、障害2番手から逃げ馬を残り10メートルでとらえる勝ちっぷりのよさ。押さえておく手もありそうです。

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