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2020年2月10日 アーカイブ

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2/9ヒロインズカップ回顧

2020年2月10日(月)

最軽量生かしアフロディーテが重賞初制覇

 9日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のアフロディーテが優勝。最大40キロのハンデ差を生かして見事重賞初制覇を果たしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ナカゼンレディー(760) 35.3
 2.ヤマノホシ(780) 28.3
 3.タナボタチャン(770) 7.6
 4.アフロディーテ(760) 2.8
 5.ナカゼンガキタ(790) 17.8
 6.メヂカラ(770) 137.2
 7.イズミクィーン(770) 27.0
 8.フェアリースズ(780) 5.0
 9.シンエイボブ(780) 89.0
 10.ミスタカシマ(800) 2.4

 単勝1番人気に推されたのはミスタカシマ。トップハンデで初の800キロでしたが、重賞6勝の実績を買われ2.4倍と支持を集めました。ミスタカシマと同世代のアフロディーテが、今回と同じ40キロ差の紅バラ賞で勝利していることもあり、2.8倍と差のない2番人気。以下、地力強化がうかがえるフェアリースズ、このレースで引退が予定されているタナボタチャンと続きました。

 第1障害を越えた勢いでアフロディーテが先頭に立ちましたが、中間点を過ぎたあたりでヤマノホシが交わして先行。タナボタチャンも差なく続き、ミスタカシマはトップハンデの影響か何度も刻み、やや差のある中団からレースを進めます。先行した3頭はわずかにヤマノホシが先頭で第2障害下に到達。ここまで70秒というペースでした。
 ひと呼吸入れたヤマノホシが早々に仕掛けると止まりかけながらもひと腰で天板へ。しかし、これに続いたアフロディーテがスムーズに先頭でクリアすると、そのままの勢いで後続に差をつけます。続いてヤマノホシも2番手で通過。3番手で障害をクリアしたシンエイボブがじわじわとアフロディーテとの差を詰めましたが、残り20メートルあたりで一杯に。アフロディーテは最後まで脚が止まることなく先頭で歩き切りました。5番手から徐々に差を詰めたタナボタチャンが3秒2差の2着と健闘。3着争いは3頭による横一線となりましたが、フェアリースズが制しました。

 勝ったアフロディーテは、ここまで重賞では3戦すべて世代牝馬限定戦で2着という実績でしたが、古馬重賞初挑戦で見事勝利となりました。西謙一騎手、管理する西弘美調教師にとっても嬉しいヒロインズカップ初制覇となりました。明け5歳とまだ成長も見込めるだけに今後の活躍にも期待できるでしょう。

 一方、1番人気に推されたミスタカシマは本来のキレを見せることができず7着。結果的にトップハンデで初の800キロと厳しい条件が響いたようです。

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西謙一騎手「(重賞では)いつもミスタカシマに負けていたので、やっと勝てて良かったです。初の重量でしたが、障害も上手なので何も気にしませんでした。積極的に行きましたが、その割には息も入っていたのでこれならゴールまでもつと思いました。ハンデ差はありましたが、あまりゆっくりしていたら後ろも楽になるので、自分のペースで行きました。ゴール前はいつもより余裕がありましたね。まだ身体が小さいので、まずは身体をしっかり作ってこれからに備えたいです」

ヒロインズカップ 予想結果

アフロディーテが重賞初制覇!

レースは、障害をひと腰先頭で越えたアフロディーテが、逃げ切って重賞初制覇。やや離れた4~7番手で降りた4頭のなかから、脚勢が際立ったタナボタチャンが2着に入りました。
予想対決はそのタナボタチャンを軽視した方が多く、的中者はなしという結果になりました。

【集計】投資額 6,000円×20R=120,000円

 荘司  +18,220円
 須田  -4,750円
 矢野  -47,970円
 斎藤  -74,570円
 赤見  -78,600円
 目黒  -78,940円
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 白組  -127,290円
 紅組  -139,320円

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