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2020年1月31日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/1~2/3)

2020年1月31日(金)

 2月3日(月)のメインには、明け5歳オープンによる特別戦・ダイヤモンドダスト賞が組まれています。出走予定の10頭中、9頭は天馬賞に出走したメンバーと再戦。今回はオープン750キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦となりますが、結果はどうなるのでしょうか。注目の一戦です。
 また、2月1日(土)~3日(月)には、帯広競馬場で、ばんえい十勝雪まつりが行われます。ばん馬とのふれあい(1、2日)、冬の大抽選会(2日)などさまざまなイベントが実施される予定です。お近くにお住いの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

今週のイベントはこちら

【第22回開催4日目】
 2月1日(土)のメイン第10レースは、サンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。A2級-1組予選上位5頭のうち、2着オオゾラシンスケ、5着アフロディーテが回避。A2級-2組予選組5頭との8頭立てとなります。
 1組予選組が有力でしょう。3頭とも2走前は山羊座特別(A2級-1組)を使われていました。
 ◎ミノルシンザンは、山羊座特別(A2級-1組)の勝ち馬です。プレザントウェー、フレイムゴールドとほぼ同時に障害をクリア。プレザントウェーは早々に遅れ(5着)、フレイムゴールドとの追い比べをコンマ7秒差で制しています。続くA2級-1組予選は、好位抜け出しを決めたマツノタイガーを障害5番手から、3秒8差まで追い詰めて4着。1~3着馬より負担重量が5キロ重かったことを考えれば悲観する内容ではありませんでした。特別戦の今回は5歳10キロ減があり、巻き返しが期待できます。
 ○マツノタイガーは、A2級-1組予選が9番人気での勝利。6着だった山羊座特別(A2級-1組)をはじめ、障害を中位よりうしろでクリアし掲示板内に届かないレース続きだったことを考えれば、1~2障害で積極的に押し上げていったレースぶりは目立ちました。特別戦でも前走のようなレースができれば、この馬も5歳10キロ減が生きてきそうです。
 ▲プレザントウェーは、A2昇級後も安定したレースぶりで、近2走が5、3着。特に2走前の山羊座特別(A2級-1組)では伸びひと息でしたが、障害はミノルシンザンと差のない3番手でクリアしています。障害は安定しているだけに重量増は対応できそうですが、上記2頭より5キロ重い745キロでの出走がカギになりそうです。
 △オホーツクノタカラは、A2級の特別戦に初挑戦だった12月の北見富士特別(A2級-1・2組決勝)では障害ひと腰クリアから2着に好走(4着ミノルシンザン、6着マツノタイガー)しています。A2級-2組予選は2着でしたが、相手関係的に大崩れするシーンは考えにくいです。

【第22回開催5日目】
 2月2日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:00発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、ホクショウマサルなど5頭が出走を回避。センゴクエース、ミノルシャープ、シンザンボーイが780キロで、メジロゴーリキが775キロ、ゴールデンフウジンが770キロで5頭が争います。
 ◎センゴクエースは、前走プロキオン特別(オープン-2組)で勝利。障害をひと腰3番手でクリアすると、先に越えた2頭を残り10メートル手前でとらえています。直前までの雪の影響が残る軽い馬場。ウンカイタイショウがハイペースで飛ばすなか、少し息を整えた程度で障害をこなした内容は、2組だったとはいえ復調を感じさせるもの。7月には北斗賞を制すなど実績上位だけに、連勝が狙えそうです。
 ○ミノルシャープは、前走の睦月特別(オープン-1組)では、障害をひと腰先頭でクリアしたものの、アアモンドグンシンの決め手に屈した恰好で2着。とはいえ、オレノココロ、アアモンドグンシンの追い上げを完封した3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)のように、後続を離して障害を降りることができれば、逃げ切りも狙えるでしょう。
 ▲メジロゴーリキは、3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)では障害で苦戦(7着)したことから、地吹雪賞(3歳以上選抜)2着を挟んだ前走の睦月特別(オープン-1組)は、障害の立て直しを重点に置いて5着。昨年10月の寒露特別(オープン-1組)では、上記2頭を破っている実力馬ですが、どこまで持ち直せているかがカギでしょう。

【第22回開催6日目】
 2月3日(月)のメイン第11レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:10発走予定)。出走馬10頭中、フレイムゴールドを除く9頭が前走の1月3日の5歳重賞・天馬賞(定量760キロ、牝馬20キロ減)で対戦。障害を先頭でクリアしたコウシュハレガシーが押し切って勝利し、追い込んだアアモンドグンシンが2着。伸びひと息だったミスタカシマが3着、オールラウンダーが4着という結果でした。
 オープン750キロから1重量格につき10キロ加減となる別定重量戦。A1級の牝馬サンシルクラポピーが最軽量の720キロで、A2級のフレイムゴールドが730キロ、A1級のオールラウンダーとハマノダイマオーが740キロ。また、オープン馬は今季の収得賞金130万円につきさらに10キロ加増となり、牝馬のミスタカシマが750キロで、オレワチャンピオンとジェイコマンダーが760キロで、アアモンドグンシンら残る3頭が770キロとハンデ差は最大50キロとなっています。
 ◎アアモンドグンシンは、2走前の5歳重賞・天馬賞では1番人気に支持されましたが、障害で苦戦し、7番手でクリアすると鋭く追い込んで2着は確保。続く睦月特別(オープン-1組)では、重量が5キロ増えましたが、障害をひと腰2番手でクリアすると、逃げるミノルシャープをゴール前で差し切っています。5歳馬同士なら実力は上位だけに最大50キロのハンデ差でも自慢の決め脚で連勝が期待できます。
 ○ミスタカシマは、前走の5歳重賞・天馬賞では、障害で膝を折り、体力を使ったためか、本来の末脚のキレは見られず差のある3着でした。前走から10キロ増の750キロとなるのはやや心配ですが、前開催をスキップして調整されています。昨年は柏林賞を制覇と世代上位の実力を持っているだけに巻き返しが十分でしょう。
 ▲オールラウンダーは、5歳重賞・天馬賞では、伸びは欠きましたが、障害をひと腰3番手でクリアと内容あるレースでした。今回は別定重量のため、1着コウシュハレガシー、2着アアモンドグンシンより30キロ、3着ミスタカシマからも10キロ軽いのは恵まれています。終いの踏ん張り次第では上位争いに加わってくるでしょう。
 △キタノユウジロウは、障害で苦戦した5歳重賞・天馬賞では7着。昨年9月の銀河賞を勝利し、2走前の師走特別(オープン-1組)では、アアモンドグンシンに次ぐ2着と好走していることから力は足りているだけに、障害を修正できれば巻き返しが可能でしょう。

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