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2020年2月 6日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/8~2/10)

2020年2月 6日(木)

 今週から今季ラストウイーク(3/20~24)までの7週間では6つの重賞を実施。目が離せない戦いが続きます。9日(日)に行われるのは、4歳以上牝馬による・ヒロインズカップです。セイコークイン、キサラキク、アアモンドセブンら牝馬路線の常連たちが揃って引退(すでに退厩)した今季の女王決定戦は、6歳以下が7頭と、若返ったメンバーでの争い。どの馬が勝ってもヒロインズカップ初制覇となります。なお同レースは、帯広競馬場ほか直営場外発売所にて前日発売があります。

※今週のイベントはこちら

【第23回開催1日目】
 2月8日(土)のメイン第10レースは、如月特別(オープン-2組・18:05発走予定)
 前開催の東京スポーツ賞(オープン-2組)組に、5歳オープンのダイヤモンドダスト賞、4歳オープンの白雪賞と世代限定戦を使われた若馬が加わる顔ぶれです。
 なお10頭中6頭が出走していた東京スポーツ賞は、真っ先に仕掛けたウンカイタイショウ(1番人気)、ハクタイホウ(3番人気)が障害で苦戦し、その間にひと腰で越えたマツカゼウンカイ(2番人気)が逃げ切って圧勝。3着に好走した帯広記念のように直線勝負に徹したソウクンボーイが2着で、立て直されたハクタイホウは3着でした。
 注目は◎ハクタイホウ。障害で転倒しかけても踏み止まって、一旦は2番手まで押し上げ見どころがありました。2走前のプロキオン特別(オープン-2組)で強豪センゴクエースと接戦を演じていることからも、実力どおりなら勝ち負けです。
 ○マツカゼウンカイの前走勝利は、ほかの人気馬が障害でミスをしたことに助けられた面もありそう。賞金を稼いだため、前走では5キロ差あったハクタイホウと同重量になるのも割引きとはいえ、障害の安定感に本格化を感じさせます。
 ▲ソウクンボーイは、展開に左右されますが、ハマったときの末脚は魅力。なおこちらも前走から5キロ増となり、ハクタイホウと同重量です。
 5歳では△ジェイコマンダーに期待。プロキオン特別では、3着ハクタイホウから3秒0遅れての4着でした。

【第23回開催2日目】
 2月9日(日)のメイン第10レースは、BG1・第30回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:00発走予定)。オープン790キロから1重量格ごとに10キロ加減となる別定重量戦(5歳は10キロ減)。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増され、5歳のミスタカシマがトップハンデの800キロで、ナカゼンガキタは790キロ。A1級のフェアリースズら3頭が780キロ、A2級のイズミクィーンら3頭が770キロ、明け5歳でA2級のアフロディーテ、B1級のナカゼンレディーが760キロと最大40キロ差で行われる一戦です。
 ◎ミスタカシマは、前哨戦のレディースカップでは、障害をひと腰2番手通過も本来の末脚のキレは見られず3着。今回は最大40キロ差のトップハンデと条件が厳しいですが、ここまで重賞6勝と、大舞台に強いのがこの馬の特長であり強みでもあります。牝馬同士なら地力は断然だけにヒロインズカップ初挑戦での勝利に期待です。
 ○アフロディーテは、前哨戦のレディースカップで2着。同世代のミスタカシマとは定量戦では全敗ですが、20キロ差なら好勝負を演じています。今回、同馬とは20キロ差から40キロ差と重量面でさらに恵まれた感。760キロと初の負担重量を克服できるかがカギになりそうですが、レディースカップの勝ち馬不在の組合せなら重賞初制覇も大いにあるでしょう。
 ▲フェアリースズは、前哨戦のレディースカップを5着。その後も善戦傾向を示しており、前走の六花特別(A1級-1組)ではA1級で初勝利。地力強化がうかがえることに加え、最近4走では障害をひと腰とレースぶりも安定しているだけに、重賞の舞台でも大崩れはなさそうです。
 △ナカゼンガキタは、昨年のヒロインズカップで3着と善戦。自己条件では善戦止まりという近況ですが、牝馬同士なら実績上位の存在。前哨戦のレディースカップではトップハンデの影響か6着に敗れましたが、今回トップハンデから10キロ軽い条件なら前進は可能でしょう。

【第23回開催3日目】
 2月10日(月)のメイン第11レースは、みずがめ座特別(A1級-1組・18:10発走予定)。キンメダルが出走を回避。9頭立てで争われます。
 ◎オールラウンダーは、前走のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、降雪で馬場が軽く、障害力が生きる展開にはなりませんでした。今回は自己条件に替わり、馬場も前走よりは重くなることが予想されるだけに展開も落ち着きそう。2走前の吹雪特別(A1級-1組)で4着だった内容からここでは通用可能。吹雪特別の1、2着馬が不在とメンバー構成が楽になっただけに逃げ切りを期待です。
 ○カクセンキングは、その吹雪特別(A1級-1組)で3着とオールラウンダーに先着。前走のA1級-1・2組決勝では、前半で置かれてしまい9着に敗れましたが、特別戦では善戦傾向を示しているだけに巻き返しがありそうです。
 ▲ブラックダンサーは、2走前のA2級-2組平場、前走のサンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝)を連勝。特に前走では、35キロの重量増にも対応して障害をひと腰3番手から差し切って勝利と好内容のレースでした。今回はA1級に昇級と条件強化となりますが、地力強化がうかがえる今なら好勝負が可能でしょう。
 △ノエルブランは、吹雪特別(A1級-1組)を5着、六花特別(A1級-1組)を2着と善戦していることから、特別戦に替わって反撃に期待です。

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