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2020年1月24日 アーカイブ

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今週の見どころ(1/25~1/27)

2020年1月24日(金)

 26開催151日間の令和元年度・ばんえい十勝開催も、残すところ5開催29日間。終盤戦に差し掛かり、リーディング争いも気になるところ。前開催終了(1月20日)時点で、騎手部門は阿部武臣騎手が155勝で1位で、12年連続のリーディングを目指す鈴木恵介騎手が144勝で追う展開に。調教師部門では坂本東一調教師が117勝で、99勝で2位の松井浩文調教師に大きく差をつけています。

 ※今週のイベントはこちら

【第22回開催1日目】
 1月25日(土)のメイン第10レースは、六花特別(A1級-1組・18:05発走予定)。キンメダルが出走を回避。出走馬8頭中、近2走がニューイヤーカップ(A1級-1組)、吹雪特別(A1級-1組)だった4頭が有力でしょう。
 ◎カクセンキングは、前走吹雪特別(A1級-1組)を3着。4着だった2走前のニューイヤーカップ(A1級-1組)で手間取った障害をひと腰でクリアと内容が良化しています。また、前走の障害のかかりから、基礎重量が10キロ増えても対応できそう。決め手勝負に持ち込められれば勝機は十分にあります。
 ○フェアリースズは、最近2走のニューイヤーカップ(A1級-1組)、吹雪特別(A1級-1組)ではともに2着。いずれも障害はひと腰クリアから脚を伸ばしており、レースぶりが安定してきています。今回は前走の勝ち馬が不在の組合せとなるだけに、引き続き好勝負が期待できます。
 ▲ノエルブランは、近2走が6、5着。11月11日の北海道競馬記者クラブ特別(オープン混合)3着以降は馬券貢献を果たせていませんが、この間障害は常にひと腰と安定しています。障害巧者で重量増は苦にしなさそうなだけに、終いの踏ん張りが利けば上位争いに加わってきそうです。
 △センリョウボスは、今回のメンバー中6頭が出走していたニューイヤーカップ(A1級-1組)を勝利。続く相手が強化された吹雪特別(A1級-1組)では、障害ひと息で6着に敗れました。前走の内容から開催替わりでさらに10キロ課される点がカギとなりますが、ニューイヤーカップのほぼ再戦なら地力は上位だけに、軽視できない存在です。

【第22回開催2日目】
 1月26日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)。出走馬10頭中8頭がばんえいダービーに出走。障害を先頭でクリアしたメムロボブサップが勝利し、障害2番手のアオノブラックが2着を確保、3番手で通過したジェイエースが3着に入り、障害を降りた順番での決着となりました。今回はオープン740キロから1重量区分ごとに10キロ加減の別定重量戦。オープン馬のメムロボブサップとアオノブラックが740キロのトップハンデで、A2級のギンノダイマオーが720キロ。B1級のジェイエースら4頭が710キロ、B2級の牡馬アポロンら2頭が700キロ、同じくB2級で牝馬のサクラユウシュンが680キロ。最大60キロのハンデ差がついています。
 ◎ジェイエースは、定量戦のばんえいダービーで3着でしたが、今回は1、2着馬より30キロ軽い710キロと重量面で恵まれています。近2走の自己条件で連勝中と勢いもあることから逆転が期待できます。
 もちろん○メムロボブサップが実績最上位。2001年のヨコハマボーイ以来となる3歳三冠を達成しています。世代限定戦では、最大50キロ差のトップハンデでとかちダービー4着、ばんえい菊花賞1着がありますが、60キロ差は初めて。その点だけが不安材料といえます。
 ▲ギンノダイマオーは、昨年10月以降では、ばんえいダービー9着など大敗も多いという成績でしたが、近2走のA2級平場戦で2、1着と立て直されている感。オープン馬より20キロ軽い720キロをいかし、重賞で2着4回の実力馬が復活を目指します。
 △アオノブラックは、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーとも2着という世代ナンバーツー。しかし今回はメムロボブサップと同様トップハンデ740キロの克服が課題になりそうです。

【第22回開催3日目】
 1月27日(月)のメイン第11レースは、東京スポーツ賞(オープン-2組・18:10発走予定)。前開催のプロキオン特別(オープン-2組)に出走したメンバーが有力でしょう。
 ◎ウンカイタイショウは、前走プロキオン特別(オープン-2組)では一気の重量増に対応して2着。障害をひと腰先頭で越えると、勝ったセンゴクエースの決め脚には屈したものの1秒9差と見せ場十分のレースでした。今回は強敵が不在だけに、前走のようなレースができれば十分に首位を狙えます。
 ○ハクタイホウは、最近2走のばんえい十勝金杯(オープン)2着、プロキオン特別(オープン-2組)3着。障害をスムーズにクリアした前走の内容から、基礎重量10キロ増にも対応できそう。好勝負必至です。
 ▲アサヒリュウセイは、前走のオープン-3組では、障害をひと腰2番手でクリアし抜け出す快勝。2走前のばんえい十勝金杯(オープン)では3着とこの相手なら通用する力はあるだけに、特別戦でもチャンスはあるでしょう。
 △カンシャノココロは、ハクタイホウと同じ最近2走で5、7着ですが、昨年の岩見沢記念では4着があるように、今回のメンバーなら力上位。スムーズなら上位争いに加わってきそうです。

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