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今週の見どころ(10/19~10/21)

 20日(日)のメインには、重賞・ナナカマド賞が組まれています。2歳シーズン最初の重賞で、三冠の初戦でもあります。今年はデビューから8連勝中のキョウエイリュウに注目が集まりそうですが、実績はもちろん、夏を越しての上昇度にも考慮して臨みたいところです。

 ※今週のイベントはこちら

【第14回開催1日目】
 10月19日(土)のメイン第10レースは、ペルセウス特別(A1級-1組・20:10発走予定)。ホクショウマサルが出走を回避。A1級馬9頭によって争われます。
 ◎フェアリースズは、前走A1級-1組混合の平場戦を逃げ切って勝利。A1昇級初戦だったとはいえ9頭中7頭がA2級なら当然の結果ともいえます。今回は初となるA1級同士の戦い。しかも700キロ超の重量では一度も3着以内がありませんが、近6戦で5勝、3着1回という充実の近況を考えれば4連勝に期待できます。
 ○オレワチャンピオンは、前走秋陽特別(A1級-1・2組決勝混合)が2着。障害をひと腰先頭で通過し、2番手から追ってきたコウシュハレガシーに残り20メートルで交わされたものの、1秒6差に踏ん張っています。今回はコウシュハレガシーの賞金ハンデ5キロが増える(合計10キロ)ぶん逆転もありえますが、10キロ軽いフェアリースズにマイペースに持ち込まれると、再び惜敗というケースも考えられます。
 ▲コウシュハレガシーは、秋陽特別(A1級-1・2組決勝混合)では、ひと腰2番手で障害を越えると、オレワチャンピオンとの競り合いを制し、A1昇級後の初勝利を挙げています。2走前のA1級-1組混合の平場戦はフェアリースズの2着でしたが、今回の720キロではもちろん745キロでも2着があるなど重量実績ではこちらが上。実質トップハンデでも差は感じません。
 △キンメダルは、今回と同様にホクショウマサルが回避した前走の神無月特別(オープン-2組混合)でA1級馬として最先着の3着なら通用は十分。前走秋陽特別(A1級-1・2組決勝混合)を含め3戦連続3着△サクラダイチも上位を狙います。

【第14回開催2日目】
 10月20日(日)のメイン第10レースは、第42回ナナカマド賞(2歳・20:10発走予定)。牡馬570キロ(牝馬550キロ)から本年度の収得賞金80万円につき10キロが課される別定重量戦で、デビューから7連勝中のキョウエイリュウ、牝馬の特別戦・いちい賞を勝っているエンゼルフクヒメがそれぞれ10キロ増。フルゲート10頭の争いです。
 ◎キョウエイリュウが堂々の主役。前走9月1日の2歳A級-1組は障害を先頭で越えたものの、3番手から追ってきたアバシリルビーに一旦は前に出られましたが、ゴール前で盛り返しコンマ3秒差で先着。アバシリルビー(今回は回避)はのちに牝馬の特別戦・いちい賞(9月22日)で僅差3着に入る実力馬で、同馬と30キロ差で勝ち切ったのは地力の証明といえます。その後、2歳A級-1組、牡馬の特別戦・青雲賞(9月29日)と2開催出走を見送り、前開催は出走取消と順調さを欠いているのは気になるところ。青雲賞を使われている馬より重量経験で劣りますが、前走の馬体重が989キロと馬格に恵まれていることから、580キロも対応可能と考えられます。
 ○エンゼルフクヒメは、8月31日の2歳A級-3組から4連勝中。2走前のいちい賞では障害5番手から追い込みを決めると、前開催の2歳A級-1組でも追い込んで、青雲賞の勝ち馬コマサンダイヤを2着にしりぞけています。キョウエイリュウとは新馬戦で対戦し38秒3差の4着。上昇度ではこちらが優位と感じられるだけに、どこまでやれるか。
 ▲キタノボブサップは、青雲賞ではコマサンダイヤからコンマ8秒差の2着と好走。勝ち馬に残り20メートルで並びかけたものの、最後まで前に出ることはできませんでしたが、こちらが5キロ重かったことを考えれば評価できるものでした。デビューから掲示板内を外したことがなく、相手なりに走れるタイプ。今回はキョウエイリュウが相手ですが、大きく崩れるシーンは考えにくいです。
 △コマサンダイヤは、2走前の青雲賞では9頭立ての9番人気でしたが、キタノボブサップとの競り合いを制しています。前開催の2歳A級-1組では、逃げて詰めを欠いたもののエンゼルフクヒメの2着と続けて好走。最近2走の内容から要警戒です。

【第14回開催3日目】
 10月21日(月)のメイン第10レースは、狩勝賞(オープン-1組・20:10発走予定)。コウシュハウンカイが出走を回避。7頭立てだった前開催の寒露特別(オープン-1組)から、勝ち馬メジロゴーリキを含め5頭が参戦。9頭立てで争われます。
 ◎メジロゴーリキは、前走寒露特別(オープン-1組)では、障害をほぼ同時に越えたミスタカシマ、追い込んできたミノルシャープとの競り合いを制して今季初勝利。賞金ハンデが15キロに増えますが、久々の勝利を挙げて勢いに乗るだけにオープン連勝が期待できます。
 ○ミノルシャープは、同じ前走では勝ち馬メジロゴーリキから1秒4差の3着と健闘。ゴール前で詰めの甘さが出るタイプですが、メジロゴーリキとの5キロ差を生かせば逆転も可能でしょう。
 ▲キタノユウジロウは、前走の4歳重賞・銀河賞では障害2番手から抜け出して重賞2勝目を挙げています。マロニエ賞(オープン)では3着と、4着のメジロゴーリキに先着。当時10キロあった重量差が5キロに縮まるのは微妙ですが、好勝負が期待できます。
 △アアモンドグンシンは、8月のサマーカップ(オープン)で2着と、3着メジロゴーリキに先着。前走の寒露特別(オープン-1組)では、障害で手間取り6着に敗れましたが、通用する力はあるだけに警戒が必要です。

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