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2017年2月24日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/25~2/27)

2017年2月24日(金)

 2月26日(日)のメインには、重賞・チャンピオンカップが組まれています。今季の重賞勝ち馬による一戦は、この時期の古馬重賞としては軽めの700~800キロ台の負担重量での実施です。オレノココロが3連覇を目指して参戦。今年も勝てば、2009~11年と制したカネサブラックに並ぶ快挙となります。

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【第24回開催4日目】
 2月25日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(B2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B2級-1組(2月19日)、B2級-2組(20日)の両予選上位馬による一戦です。
 注目はB2級-1組予選を含め3連勝中の◎アアモンドヒューマ。もともと決め手には定評がありましたが、障害が安定して快進撃を続けています。4走前の吹雪特別(B2級-1組)では、第2障害大きく離れた8番手から追い込んで、2着テンカフブをコンマ2秒差まで追い詰めています。逃げ切り大勝したプレザントウェーはこのクラスでは別格の存在で、現在はB1格付。強敵が抜けてのレースなら、早めに障害を越えられれば圧勝までありそうです。
 ○テンカフブは、1組予選が4着。逃げに持ち込んだものの、末脚切れるアアモンドヒューマに障害を2番手で越えられては、この結果も仕方ありません。B2昇級後、8戦して、吹雪特別2着を含め、3勝、2着1回、3、4着各2回と大崩れなし。障害巧者だけに特別戦へ替わるのもプラスで、巻き返してくるでしょう。
 ▲ヤマノホシは、近4走では、吹雪特別7着、6着、4着、1組予選2着と徐々に着順を上げています。すべて障害はひと腰で切っている巧者。今回は、B2級の特別戦に初参戦か実績に乏しい馬が多いので、出走経験があること自体がアドバンテージになりそう。終いの踏ん張り次第で上位進出が期待できます。
 B2級-2組予選勢の筆頭格は、2着△ホクトシンバ。テンカフブ、ヤマノホシと同じ5歳馬で、特別戦では10キロ減があるのが有利。初のB2級の特別戦でも侮れません。
 2組予選6着から繰り上がりで出走の△ヨシノイチバンヒメは、昨夏にはB2級-1組の特別戦で2着があります。ヤマノホシと同様、5歳牝馬の最軽量ハンデを生かしたいところでしょう。

【第24回開催5日目】
 2月26日(日)のメイン第10レースは、重賞・第38回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:05発走予定)。今季、重賞での勝利がある通算収得賞金順で上位の4歳以上の馬による選抜戦です。オレノココロの840キロから、A1級の5歳牝馬アスリート760キロまで最大80キロのハンデ差がつきます。
 注目は北斗賞を制している◎ニュータカラコマ。今季13戦して、5勝、2着6回、3、4着各1回。平地競馬とは違い、ばんえい競馬には、障害という不確定要素があるにもかかわらず、84.6%という驚異の連対率を誇ります。しかも、今季ここまでに実施された古馬重賞で出走可能だった7つのうち6つに参戦(回避したのは9月の岩見沢記念のみ)して、この安定感というのは価値が高いです。トップハンデのオレノココロより20キロ軽い820キロというのも恵まれた印象で、勝利で決めたいところでしょう。
 ○コウシュハウンカイは、870キロの北見記念、910キロの帯広記念とも8着と惨敗。昨季のばんえい記念で3着に入っているとはいえ、2015、16年と旭川記念(770キロ)を連覇しているように、本質的には800キロ前後の負担重量が向いている感もあります。昨年のこのレースでは820キロで2着。今年も同じ重量での出走なら、凡走はまず考えられません。
 ▲オレノココロは、昨年のこのレースでは830キロのトップハンデながら、コウシュハウンカイを振り切って快勝。15年(820キロ)に続き連覇を達成しています。今回はさらに10キロ重い840キロですが、昨年のこのレースでは最大70キロ差、今年の帯広記念でもトップハンデを跳ね除け勝利している底力は軽視できません。
 近況がイマイチとはいえ△フジダイビクトリーも侮れないところ。昨年のこのレースでは830キロで4着でしたが、今年は10キロ軽い820キロで出走できるのは魅力です。
 牝馬や条件級の馬にとっては厳しい重量なので、この4頭に絞って勝負します。

【第24回開催6日目】
 2月27日(月)のメイン第10レースは、うお座特別(A2・B1決勝混合・18:05発走予定)。A2級(2月19日)、B1級-1組混合(18日)の両予選上位馬による一戦です。
 ◎ニシノキングは、4走前のみずがめ座特別(B1級-1・2組決勝)では、ライデンティダとの競り合いを制し勝利。今季、B1級の特別戦で2勝目を挙げています。ペースさえ落ち着けば障害は切れるので、3着だったB1級-1組混合予選から巻き返しがありそうです。
 ○ライデンティダは、みずがめ座特別2着を含め5戦連続連対中。B1級-1組混合予選では、障害巧者レジーナに逃げ切られたものの、しっかり伸びて2着は確保しています。今回は格上A2級馬が相手で、どこまでやれるでしょうか。
 ▲テルシゲは、2走前のA1・A2級決勝混合戦(2月12日)では、アサヒリュウセイ、サクラリュウら格上馬に混じって4着と健闘。続くA2級予選でも第2障害はひと腰で切ると、早めに抜け出す完勝劇を演じています。今回はさらに相手が楽になるB1級との混合戦。障害への不安もない現状なら、特別戦でも勝ち負けでしょう。
 △オメガグレートは、昇級初戦だったA2級予選が5着。昨季終盤はA2級の特別戦で1勝、3着2回と善戦続きだったことを考えれば、クラス2戦目のここは変わり身がありそうです。
 △コウリキは、A2級予選では1番人気で4着。年明けのA2級の特別戦では2戦とも3着と実績はあるものの、障害にムラが出てきたので、過度な信頼は置きにくいです。

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