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2016年12月23日 アーカイブ

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今週の見どころ(12/24~12/26)

2016年12月23日(金)

 年末のばんえい十勝は、12月24日(土)~26日(月)と28日(水)、29日(木)の変則開催となります。
 25日(日)のメインには、3歳チャンピオン決定戦・ばんえいダービーが組まれています。ばんえいオークス2着馬ヒカルナナヒメは回避したものの、充実の9頭立てとなりました。日本でもっとも遅い時期に実施されるダービーにご注目ください。

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【第19回開催1日目】
 12月24日(土)のメイン第10レースは、ホワイトクリスマス賞(オープン・19:05発走予定)。9日後の1月2日には重賞・帯広記念が控えているためか、6頭立てと少頭数での争いとなります。
 前開催の師走特別(12月12日・オープン)を制した◎トレジャーハンターに引き続き注目。北海道競馬記者クラブ特別2着、続く知床賞4着と、ニュータカラコマを相手に連敗していましたが、同馬不在の師走特別では鮮やかに逃げ切って勝利。近3走とも障害はひと腰先頭で越えており依然好調です。今回もニュータカラコマがおらず、ハンデを考えても負けられません。
 ○コウシュハウンカイは堅実さに磨きがかかり、今季崩れたのは北見記念8着くらいのもの。馬場や負担重量に関係なく、ほぼ毎回上位争いしています。師走特別では障害を降りた順番のまま3着でしたが、きついハンデでもトレジャーハンターとの差を徐々に詰め、崩れなかったことは地力の証といえます。
 △カイシンゲキは、師走特別では不発に終わったものの、流れに乗れればしぶとい脚を使うタイプ。展開が向けば一発の魅力十分でしょう。
 師走特別4着△オイドンも、障害のタイミング次第では侮れません。

【第19回開催2日目】
 12月25日(日)のメイン第10レースは、3歳三冠のラスト・第45回ばんえいダービー(19:05発走予定)。定量730キロ(セン馬720キロ、牝馬710キロ)で3歳ナンバーワンの座を競います。
 二冠目・ばんえい菊花賞(11月6日)で5着だった◎プレザントウェーに注目します。一冠目・ばんえい大賞典(7月31日)こそ障害で苦戦(8着)しましたが、その後は障害巧者ぶりが復活。とはいえ秋口まではひと押しが足りない成績でしたが、近4走では3勝、2着1回と充実一途の近況です。2走前には、決め手に定評がある古豪キタノストロングと互角に渡り合うなど、最後までしっかり歩ける脚が備わったことが勝ち切れるようになった要因でしょう。今回の負担重量は全馬にとって未知の重量。障害力と状態の良さで主役に抜擢します。渡来心路騎手は、BG1競走で初の重賞制覇を目指します。
 ○ホクショウディープは、2歳12月のヤングチャンピオンシップを圧勝している実績馬。今季は使い出しが9月と遅くなりましたが、2勝、2着1回、3着4回とすべて馬券に絡んでいます。ばんえい菊花賞3着のあと、古馬混合の特別戦へ2度出走するチャンスがあったものの、ともに回避したのは、好調のリズムを乱さないようにとの配慮もあったかもしれません。3歳になって先行力がつき、もともと世代上位の決め手がさらに生かせるようになった印象。好位で運んでの抜け出しを期待します。
 2歳シーズンでは重賞不出走だった▲マルミゴウカイが、ばんえい大賞典を勝つと、4歳混合のはまなす賞、ばんえい菊花賞はともに2着と今季は大躍進。気性的な成長がうかがえます。前走の冬月特別(A2級-1組)では715キロでも障害ひと腰から4着と、いいムードでここへ臨めそうです。
 △ツルイテンリュウは、デビュー戦でホクショウディープと対戦し、その後も、釧路産駒特別、ヤングチャンピオンシップと両馬でワンツーを決めるなど切磋琢磨してきた関係。オッズパーク杯秋桜賞(10月2日・3歳オープン)が8番人気、ばんえい菊花賞が4番人気での勝利でしたが、今度は人気を背負う立場になりそうです。
 ばんえい大賞典2着、ばんえい菊花賞4着△キタノリュウキもスピードが生きる馬場なら侮れません。

【第19回開催3日目】
 12月26日(月)のメイン第10レースは、オリオン特別(B2級-1組・19:05発走予定)
 前開催のターコイズ特別(12月17日・B2級-1・2組決勝)で3着だった◎ヤマノホシに注目。障害を越えてからしばらくは単騎先頭だったものの失速し、後続につかまってしまうという、近走と同じようなレース内容でした。このところ障害で崩れ知らずというこの馬にとって、今開催から基礎重量が10キロ上がるのは歓迎のはず。ゴール前でのひと踏ん張りに期待したいところです。
 ターコイズ特別であっと驚く抜け出しを決めたのが○サンノハヤヒメ。8月にB2級-1組特別戦勝ちの実績はあったものの、ターコイズ特別の予選・B2級-1組戦(12月12日)で、障害ひと腰クリアから3着に差してきたことで、復活の手応えをつかんでいたのかもしれません。基礎重量が増えるのはマイナスですが、状態はよさそうなので、引き続き注目でしょう。
 ▲ヒメマルクィーンは、ヤマノホシと同じく障害巧者で詰めに課題があるタイプ。ターコイズ特別が今季初めての特別戦挑戦で、好位から流れ込んで5着でした。特別戦に実績はありませんが、向きそうな感はあるので、続けて使われる今回は前進がありそう。
 △ウメノスピードは、前開催は、B2級-1組戦(12月12日)を勝ったものの決勝のターコイズ特別は回避。10月29日の能取湖特別(B2級-1組)では第2障害で転倒しながら、大きく離れた7番手で越えると鋭く追い込んで3着。障害のタイミング次第では、クラス上位の決め手が炸裂するかもしれません。

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