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2016年3月19日 アーカイブ

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3/20ばんえい記念予想 荘司典子

2016年3月19日(土)

引退の花道を飾る インフィニティー

 今年、ばんえい記念を初めて生観戦する荘司です。私事ですが、前回帯広競馬場に行ったのはいつのことだったか調べてみたら...2010年8月23日(月)に行われたJRAジョッキーデーでした。JRAの中継の仕事をしていたためなかなか現地に行けなかったとはいえ、5年7か月も経っていたとは、びっくりポンです。久しぶりの帯広競馬場、そして多くの方から「ばんえい記念を生で見たら本当に感動するよ」と聞かされ、長年夢にまで見た現地観戦がついに実現します! 今から"その時"が楽しみでなりません。当日はイベントや場内放送にも参加させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 本命◎は一昨年の覇者で去年も3着だったインフィニティー。HPの騎手コメントで尾ヶ瀬馨騎手が「ばんえい記念は特殊なレースでごまかしは利かない」と話しているとおり、最高重量で行われる特別なレース。そんな位置付けにあるレースだけあってスーパーペガサスの4連覇やトモエパワーの3連覇などをはじめ、リピーターの活躍が目立ちます。明け10歳になってからも実に安定した成績で、2走前のウインターカップを勝ち大一番に照準を合わせてきました。昨年は1枠1番で今年も8枠10番と端のコースになってしまったことが不安材料なので3連単の軸で狙います。翌日(21日)に迎える引退式に向けて、花道を飾って欲しい。

 対抗○はキタノタイショウ。リピーターといえば昨年の覇者も忘れてはいけません。ばんえい記念の後、今季の勝利は北見記念だけですが、それでも帯広記念など高重量戦では勝ち負けを演じています。今年も上位争い必至です。

 ▲はホリセンショウ。インフィニティーとともに引退レース。11歳とはいえ調子はとても良さそうで、ラストランを無事に走って欲しい気持ちとともに、馬券圏内にぜひ頑張って欲しい1頭。

 △はフジダイビクトリー。昨年は第二障害を真っ先に越え、見せ場たっぷりのレースでした。力を付けた今年は怖い存在です。以下、去年2着のニュータカラコマ、一昨年2着のフクドリ、さらに初参戦の6歳馬コウシュハウンカイには来年に繋がるレースを見せて欲しい。
 馬券は◎インフィニティーと○キタノタイショウの3連単2頭軸マルチ、相手5頭の30点で。

 ◎10インフィニティー
 ○8キタノタイショウ
 ▲7ホリセンショウ
 △1フクドリ
 △4ニュータカラコマ
 △6フジダイビクトリー
 △9コウシュハウンカイ

3/20ばんえい記念予想 目黒貴子

今年は先頭で押し切るフジダイビクトリー

 いよいよばんえい記念だ。1000Kgの重量を背負っての大一番。今年はどんな感動が待っているのだろうか。
 ◎フジダイビクトリー。昨年夏のばんえいグランプリを制した時に、ばんえい記念でもいいところがあるのではないかと考えていたが、それ以降の勝ち星はなし。しかし、常に重い重量を背負いながら差のないレースでほとんどが掲示板を確保。この安定感にはむしろ頭が下がる。今回は定量戦。昨年初挑戦したこのレースでは4着。ゴール手前までは先頭だったところで止まってしまった。個人的には今回はそのまま押し切るレースをイメージしている。
 ◯には昨年の覇者キタノタイショウ。7歳時には5番人気3着、そして8歳時には断然の1番人気に応えられず5着、そして9歳の昨年、ようやくビッグタイトルを手にした。今季も北見記念1着、帯広記念2着と重い重量のレースでは勝ち負けしており、今年も充分楽しみな存在だ。
 ▲ニュータカラコマは現在3連勝中で勢いがある。昨年はこのレース2着。もちろん今年は「もう1つ上を」と気合いが入る。近走の成績からも状態の良さは折り紙付きで、悲願のタイトルへ向け万全のようだ。ここまでは印はつけたものの実力は拮抗とみている。
 △にはこれが引退レースとなるインフィニティー。一昨年の優勝馬である。2走前は1番人気で勝っているが、低評価を覆しての1着という印象がある。今回は端の枠が嫌われて人気を落とす可能性も。しかし、昨年も3着という実績を考えれば、ここぞの時の信頼は大きい。いい内容で競走生活を締めくくってほしい。他にはオイドン、コウシュハウンカイまで。
 このばんえい記念は最後の馬がゴールするまで応援する特別なレース。ぜひその独特の雰囲気を味わっていただきたい。

 ◎フジダイビクトリー
 ○キタノタイショウ
 ▲ニュータカラコマ
 △インフィニティー
 △オイドン
 △コウシュハウンカイ

3/20ばんえい記念予想 須田鷹雄

引退するインフィニティーの2勝目に期待

 私がばんえい記念の予想をするときに決めているのが、「過去の優勝馬がいればリピーターになることを期待する」「前年のばんえい記念以降、古馬重賞での着順平均値や中央値の小さい馬を買う」という方針だ。
 前者については説明の必要がなく、最近ではニシキダイジンやカネサブラック、その前はトモエパワー、スーパーペガサス、サカノタイソン、シマヅショウリキ、フクイチ......と複数回優勝馬が多いことから来ている。ちなみに「ばんえい記念を1回だけ勝った馬」は20年以上出ていない。
 ということは、今年はインフィニティーかキタノタイショウ。ご存知の通り、インフィニティーはここで引退。さらに先述した「重賞での着順平均値」もインフィニティーのほうが小さい。となると、「今年インフィニティーが勝って来年キタノタイショウが勝つ」というシナリオがいちばん収まりが良いということになる。

 ちなみに重賞の平均着順云々は、優勝経験馬がいなくなってしまった一昨年に苦し紛れに編み出したもの。それが当時人気薄だったインフィニティーで、見事優勝してくれた(ただし馬券はフクドリが抜けて不的中)。引退馬を送る予想としてちょうど収まりが良いような気もする。

 ただ、今年の◎インフィニティー(古馬重賞着順平均値2位・中央値2位タイ)は、下りてからが弱いという印象。良いところまで行っていながらなにかに差される予感はある。そこで、ここでの買い目は弱気にマルチを含めて。着順平均値1位の○フジダイビクトリー、中央値1位で平均値3位タイの▲コウシュハウンカイ、優勝経験馬☆キタノタイショウ(平均値も中央値も5位)、平均値3位タイ・中央値2位タイの△ニュータカラコマを相手とする。

 ◎10インフィニティー
 ○6フジダイビクトリー
 ▲9コウシュハウンカイ
 ☆8キタノタイショウ
 △4ニュータカラコマ

 3連単1頭軸マルチ
 10→6,9,8,4 100円 計3600円
 3連単
 10→6,9,8,4→6,9,8,4 100円 計1200円
 6,9,8,4→10→6,9,8,4 100円 計1200円

3/20ばんえい記念予想 矢野吉彦

キタノタイショウで一発逆転

 ついに最下位を独走したまま、この日を迎えてしまいました。一発逆転を狙うには、もう3連単一点買いで勝負するしかないでしょう。
 なのでここは、1着キタノタイショウ、2着フジダイビクトリー、3着ニュータカラコマで潔く行きます! 今回のばんえい記念を前に、新橋Gate J.での「東京前夜祭」やラジオNIKKEIの「ばんえい記念大展望」に出演して予想を披露したのですが、それと当情報局の予想をあえて別ものにしました。去年同様、フジダイビクトリーが逃げ込みを図ろうとするところを、ギリギリでキタノタイショウがとらえ、じわじわ詰め寄ってきたニュータカラコマが3着という絵図。十分あり得るでしょう?
 心配なのはキタノタイショウとニュータカラコマで、意外に障害越えに手こずるような気もしていますが、そこは、経験豊富な大河原、藤野両騎手の腕を信頼しての一点勝負です。
 この1年も当情報局をごひいきいただき、ありがとうございました。今季のばんえい競馬はまだあと3日、開催があります。最終日まで、そしてまた来季も、どうぞよろしくお願いします! では、今季はこのへんで。
 
 ◎キタノタイショウ
 〇フジダイビクトリー
 ▲ニュータカラコマ

 3連単
 8→6→4 6000円

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