実力発揮のホクショウディープ中心
昨年暮れに6連勝でヤングチャンピオンシップを勝ったホクショウディープだが、その後転厩し、取消や9着、10着とふるわない時期もあった。しかしようやく2走前から本来の力を出せるようになったようだ。2走前は勝ち馬からはたった0.7秒差で2着、そして前走はトップハンデながらしっかり勝ちきっている。松井厩舎もこの馬のリズムを把握できるようになったのかもしれない。実績のある馬が実力を発揮できるようなら、ここは中心で仕方ない。
ここに来ての充実ぶりが目をひくプレザントウェーを◯に。重賞には初挑戦だが、最近のA-1クラスでのレースから、この内容なら重賞でも相手になると見る。天気も雪の予報で、馬場が軽くなればまたさらに楽しみは大きくなるだろう。
1枠に入ったツルイテンリュウを▲としたい。ホクショウディープが勝ったヤングチャンピオンシップで2着の実績馬。最近の成績はいまひとつだが、このレースを目標とした姿勢がうかがえ、この本番での逆転を目指す。しかし、端の枠は少し割引。以前ほど差はないことはわかるが、それでもやはり気になってしまうものだ。
△にはアラワシキング。障害にかかる時間はほぼ一定で、障害に手間取るということがない。この安定性は大きな要素、決め手に欠ける弱点はあっても、どこかできっかけをつかめば面白い存在となるのでは? 他には前走で◎ホクショウディープに1.4秒差の2着と復調モードのサクラダイチ、ナナカマド賞では1番人気に支持されたキタノリュウキも侮れず無視はできない。
◎ホクショウディープ
◯プレザントウェー
▲ツルイテンリュウ
△アラワシキング
△サクラダイチ
△キタノリュウキ