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今週の見どころ(11/22~11/24)

 今週より、ばんえい十勝は準ナイター開催へ。発走予定時刻が、第1レース・14:15、メイン第10レース・19:05、最終第11レース・19:40と、現在より早まりますのでご注意ください。なお、スカパー!プレミアムサービス(701・702・703ch)での実況中継の放送時間も13:30~20:00に変更となります。
 さて、11月23日(日)のメインには重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳と8歳以上の各世代の通算収得賞金上位2頭に出走権がある重賞で、過去4回では8歳以上が3着以内に7頭入線とベテランがやや優勢という傾向があります。

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【第17回開催1日目】
 11月22日(土)のメイン第10レースは、知床賞(オープン・A1級-1組混合・19:05発走予定)。オープン4頭とA1級4頭が争います。
 前走の釧路湿原特別(A1級混合)で8着だったソウクンボーイの巻き返しに期待。前々走のヒイラギ特別(オープン・A1級混合)を障害ひと腰クリアから快勝していたこともあってか1番人気に推されましたが、流れに乗れず見せ場すら作れませんでした。とはいえ、障害では崩れておらず、オープン昇級などで一気に25キロも負担重量が増えていたことが敗因かもしれません。今回はクラス2戦目で、重量慣れも見込めるのに加え、前走よりオープン勢が手薄なことを考えても勝ち負け必至です。
 アオノレクサスは前々走のヒイラギ特別が6秒0差6着で、前走のオータムカップ(オープン)が7着でしたが、ともに障害は先頭で越えており、着順ほど悪い走りではありません。終いの踏ん張り次第ですが、A1級との混合であれば主力視ができます。
 A1級勢では、ヒイラギ特別3着クインフェスタが筆頭格。前走の4歳牝馬重賞・クインカップでは障害、末脚のキレとも申し分なく2着に入っています。釧路湿原特別4着スギノハリアーも差はありません。

【第17回開催2日目】
 11月23日(祝・日)のメイン第10レースは、重賞・第5回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)
 8歳馬キタノタイショウに注目します。今季2戦目の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯を差し切って以降、白星はありませんが、重賞では5戦して2着2回、4着1回、5着2回と善戦を続けています。相変わらず障害次第の面は否めませんが、780キロであればスピードで押し切れそうです。
 旭川記念2着、北斗賞4着、岩見沢記念3着と初夏から秋にかけての重賞で見せ場を作っていた5歳馬ニシキエーカン(770キロ)にとっても700キロ台の負担重量は歓迎のはず。展開が向けば勝ち負けでしょう。
 6歳馬ニュータカラコマ(780キロ)は、7月には790キロで北斗賞を制しています。重い賞金ハンデに加え、800キロ台中盤の重量を課せられた岩見沢記念、北見記念では掲示板にも載れませんでしたが、実績ある重量なら好勝負が期待できます。前走オータムカップ(オープン)での勝ちっぷりも見事でした。
 もう1頭の6歳馬オイドン(770キロ)は、前走オータムカップでは755キロで障害に苦戦していたのには不満が残ります。今回の770キロも戦歴からこなせない重量ではなく、障害さえまともなら、決め手を生かして上位に食い込んできて不思議ありません。

 この日の第9レースは、北央産駒特別(2歳産地限定・18:25発走予定)。空知、上川、留萌、宗谷管内産2歳馬の限定戦で、1、2着馬には重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月28日)への優先出走権が与えられます。
 賞金別定10キロ増でもタキニシサンデーが負けられません。2歳牝馬オープン特別で2勝し、前走で2歳A級-1組を制している実績は断然といえます。
 デビューから3連勝したサカノメイホウは、2歳A級格付けになった近2走では6、5着ですが、それでもタキニシサンデーを除けば優位感があります。
 プリンセスローズは、いちい賞(2歳牝馬オープン)でタキニシサンデーの6着でしたが差はわずか3秒4。近走はやや精彩を欠きますが、特別戦の経験があるのが強みです。

 【第17回開催3日目】
 11月24日(振・月)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(B2級-1組・19:05発走予定)。
 前開催の五稜郭特別(B1・B2級決勝混合)では4着だったライデンロックに期待します。第2障害でやや後手を踏みましたが、シャープな末脚を発揮して2秒5差まで差を詰めました。4走前の端野峠特別(B2級-1組)で2着があるように、B2級同士の今回は巻き返して当然でしょう。
 マツリダワッショイは端野峠特別では障害で苦戦し10着(1番人気)でしたが、五稜郭特別2着が本来の実力でしょう。障害のキレもよくなっており、ここも好勝負が望めます。
 フジノルビーは、前走の4歳牝馬重賞・クインカップ9着は相手や負担重量を考えても仕方なし。自己条件の特別戦であれば障害力を生かせるでしょう。
 同じくクインカップが10着大敗のエーマンは、端野峠特別では僅差の4着があり、こちらも上位争いに加わってきそうです。

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