今度こそニシキウンカイ
◎はばんえい大賞典3着のあと、6連勝でばんえい菊花賞を勝利したニシキウンカイを推します。ばんえい菊花賞では2着ニシキエーカンを9.8秒差も引き離したのだから、40㎏のハンデ差を加味しても強いと言えるでしょう。定量戦の今回もニシキエーカンとは20kgの重量差があります。
ばんえいオークスの予想コラムでは、「ニシキウンカイはばんえい菊花賞を勝った後にひと開催休ませている点が不安だ」と綴りました。結果はやっぱりなぁ~の4着。絶対的な存在でもないのに、不安要素のある断然1番人気の馬を本命にしてはいけない、臆病風に吹かれてはいけないと改めて思い知らされた一戦でした。おそらくは激戦の疲れが出たのでしょう。しかし、今回はそこから3戦目。そろそろ体調面が整ってくる頃ではないでしょうか。ばんえい菊花賞で見せた強さを再考します。
○はばんえい菊花賞では◎二シキウンカイに大きく離されたとはいえ、2着のニシキエーカンとは大差のない5着、ばんえいオークスでは見事1着のタカラハヤヒメ。とにかく高重量戦では強く、ばんえいオークスでも同馬を本命にしようかと一瞬は考えたほどの馬です。
▲はばんえい大賞典の勝ち馬ブラックボス。ばんえい大賞典を勝ったあとに休養し、復帰してからは不振が続いていますが、相手が強かったことも確か。定量戦の今回ならあっさり通用しても不思議ではありません。
あとは△にばんえい菊花賞の3着馬で、その後4連勝のアサヒリュウセイ。軽馬場で時計勝負の前走は膝をついてしまったのが致命傷の6着でしたが、すぐに立て直せたので問題はないでしょう。
他ではばんえい菊花賞の2着馬ニシキエーカン。トップハンデを背負ってのばんえい菊花賞2着は十分に評価ができますが、前走では障害でズムーズさを欠いたあたりに不安が残るため、やや狙い下げました。
馬複
3-2,9,8,5 各1500円