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2012年11月 2日 アーカイブ

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11/4ばんえい菊花賞予想 矢野吉彦

2012年11月 2日(金)

実力馬、好調馬をボックスで

 私の予想の不出来ぶりは脇のほうへ置いといて、先月29日に新橋Gate J.で開催した「ばんえい競馬超集中講座」には、平日にもかかわらず大勢の方々にお集まりいただき、誠にありがとうございました。あの講座を受講してばんえい競馬の馬券を買ってみたくなったみなさん、これからジャンジャン買ってビシバシ当ててください! 私の予想を参考にするかどうかは、みなさんのご自由ですけど・・・。

 さて、今週は菊花賞。先日の講座でも、大賞典と秋桜賞を参考にレースを展望しました。その2戦とは微妙に重量が違っているところがポイントです。
 各馬の重量が重くなる分、ペースが落ちて、高重量馬が無理なくレースを進められるのか? それともまだ荷物の軽い馬に有利なレースになるのか? なんだかどっちもありそうな気がして悩んでいます。ここはどっちでもいいように5頭のボックスにしてみましょう。
 まずは実力上位のブラックボスとニシキエーカン。ニシキエーカンは710㎏だと大賞典の時のように末が甘くなりそうですが、ペースが緩くなる分、余力を残せるかなということで。あとは、好調のニシキウンカイとテンカムソウ。それに、大賞典、秋桜賞には出ていなかったエビスダイチ。この5頭で行きます。
 馬券は3連単で。他にも来そうな馬はいますが、どこかで見切らないと予想になりませんからね。そろそろ、ホントにそろそろ、当たって損でもいいから当たってくれませんかぁ! では、今回はこのへんで。

 3連単ボックス
 1,2,3,4,7 100円 計6000円

11/4ばんえい菊花賞予想 須田鷹雄

状態良化テンカムソウ

 たしか昨年はイワキの3着を拾って我ながらまぐれっぽい3連単10万馬券を当てたような記憶があります。
 夢よもう一度、ということで今回も馬券は3連単の3着を手広く......いや、総流しにする前提で考えます。
 単に穴を狙うというだけでなく、重量的に厳しい条件を突き付けられた若馬は優勝に色気がある馬ほど反動で大敗のリスクがあり、人気薄の馬がそれらを差して3着浮上という結果は十分にありうると思うのです。
 となると、1,2着部分はコンパクトにまとめたいところ。◎を1,2着、シルシを回す馬を3頭設定し、◎←→○▲△で1,2着部分を構築するとそこまでで48点。あとは◎1,2着固定→相手○▲△を各100円ずつ買えばいいでしょう。

 ◎はテンカムソウ。イレネー記念以外重賞では結果が良くないが、たとえばばんえい大賞典時とは、近走成績の違いから状態の違いは明らか。○▲△の一角を崩しての連対は可能でしょう。

 ◎7テンカムソウ
 ○1ブラックボス
 ▲2ニシキウンカイ
 △3ニシキエーカン

 3連単
 7→1,2,3→総流し
 1,2,3→7→総流し
 7→1,2,3→1,2,3
 1,2,3→7→1,2,3
 各100円
 (買い目の重複部分あり、計6000円)

11/4ばんえい菊花賞予想 斎藤修

連勝の勢いニシキウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2ニシキウンカイ
 ○1ブラックボス
 ▲3ニシキエーカン
 △7テンカムソウ
 △4エビスダイチ
 △9アサヒリュウセイ
 △10ニシキトモエ

 おかげさまで現在プラス7万円で、回収率は200%越え。年間収支プラスまでもうちょっと。まあ、ナナカマド賞の降着はラッキー以外の何物でもないですが。
 とにかく今シーズの重賞は、まともに馬券を絞ってもほとんど当たらないことがわかってきて、軸を1頭か2頭決めて固く収まったときはトリガミ覚悟でとにかく手広く流す。
 今回は、ニシキウンカイは2着を外すことはないだろうと見て、印をつけた馬へ。しかしさすがにアサヒリュウセイとニシキトモエの頭はないとみて、ニシキンウンカイ2着のときだけは、印をつけていないヤマノウンカイ、タカラハヤヒメの3着にまで手を伸ばしてみた。予算6000円で余った200円は単勝。もうほとんど実験的な買い方です。

 3連単 100円
 2→1,3,4,7,9,10→1,3,4,7,9,10(30点)
 1,3,4,7→2→1,3,4,6,7,8,9,10(28点)
 単勝
 2 200円

今週の見どころ(11/3~11/5)

 11月3日(祝・土)から5日(月)の3日間をもって今季のナイターは終了となります。4日(日)のメインには3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。ブラックボスがばんえい大賞典に続き二冠を達成するのか。2歳シーズン・チャンピオンに輝いたニシキエーカンの復活はあるのか。はたまたこの2頭に割って入る馬が現れるのか、など見どころの多い一戦となりそうです。
 5日には川崎競馬場で、ダート競馬の祭典・JBCが行われますが、帯広競馬場及び各直営場外発売所でも発売があります。なお当日、ばんえい競馬の発走予定時刻が、第1レース=13:10、メイン第11レース=18:20と、通常より繰り上がっていますのでご注意ください。

帯広競馬場及び全直営場外でのイベントはこちら
Aiba苫小牧Aiba函館港町場外でのイベントはこちら

 11月3日(祝・土)のメイン第11レースは、霜月特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)。B1級-1組予選(10月28日第12レース)、B1級-2組予選(27日第10レース)の上位馬による一戦です。
 10月6日に行われた同条件戦・桔梗特別を制しているニシキエースに期待します。10月20日のヒイラギ特別(B1・B2級決勝混合)は3着でしたが、格下B2級の軽量馬にペースを乱された印象。それでもしっかり末脚を伸ばしてきたあたりは底力を感じさせました。B1級限定に戻った予選は本来の先行策から2着に踏ん張っており、引き続き同じクラス同士の今回は巻き返し必至といえます。
 B1級-2組予選組も、2着馬のヒロノドラゴンに注目。前走はキタノオーロラの決め手に屈しましたが、コンマ2秒差の惜敗だけに悲観する必要はありません。キタノオーロラは障害次第の面があるだけに、ここではヒロノドラゴン上位と見ます。打倒ニシキエースの筆頭格でしょう。
 B1級-2組予選3着で障害巧者のホンベツイチバン、B1級-1組予選1着でこちらも障害力あるアアモンドマツカゼ、ヒイラギ特別でニシキエースを破っているタッピイサムらも争覇圏でしょう。

 11月4日(日)のメイン第11レースには、第37回ばんえい菊花賞(20:05発走予定)が行われます。クラス別定重量戦で、A2級のニシキエーカンブラックボスがトップハンデの710キロ、その他の牡馬が690キロ、牝馬が670キロで出走します。
 2歳時から世代のトップを走り続けてきたニシキエーカンブラックボスが実力では抜けていますが、ばんえい大賞典3着ニシキウンカイにチャンスありと見ます。その後自己条件で3連勝のあと、ばんえい大賞典のほぼ再戦となったオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)での圧勝劇にも驚かされました。前走のB3級-1組も制し5連勝と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでここに臨みます。ばんえい大賞典では、勝ったブラックボスとは40キロ差で今回と同じ。充実度で逆転を狙います。
 ばんえい大賞典は6着と敗れたテンカムソウですが、その後6戦して秋桜賞2着を含めすべて3着以内と立て直されています。復調なったとあれば、2歳シーズンチャンピオン決定戦・イレネー記念で2着に入った実績もあり、警戒が必要でしょう。
 面白そうなのがエビスダイチ。夏場は出走取消、大幅な馬体減など調子を落としていましたが、ここにきてレース内容がよくなっています。春の3歳オープン特別で上位争いしていたころのデキであれば、ここでも侮れない存在になりそうです。
 同じく復調がうかがえるアサヒリュウセイも争覇圏でしょう。
 これらを相手に、ニシキエーカンブラックボスがどんなレースを見せるのでしょうか。

  11月5日(月)のメイン第11レースは、アンタレス特別(A1・A2級決勝混合・18:20発走予定)。A1級-2組混合予選(10月29日第10レース)、A2級-2組混合予選(28日第10レース)の上位馬による一戦です。
 A1級-2組混合予選を制したニシキセンプーに期待します。予選ではオープン馬トレジャーハンター(今回は出走回避)に競り勝ちました。夏場は崩れていた障害もだいぶ良化してきました。ここも早めに障害をクリアできれば、末脚はしっかりしているだけに大崩れはなさそうです。
 A2級-2組混合予選組では、2着で障害巧者のスギノハリアーに注目。勝てないまでも安定したレースを続けており、今回と同条件での好走実績もあります。
 同3着キタノサクラヒメも安定したレースを続けており、相手強化となりますが、侮れないところです。

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