減点材料の少なさでブラックパール
6月3日に行われたライラック賞のほぼ再戦となる柏林賞。ライラック賞の結果だけを見ると、勝ち馬のオイドンを狙いたくなりますが、その時が7番人気での勝利だったように、その前の2走がひと息の内容でした。前走のシルバーカップでも後方からレースを進めて10着と大敗しています。そのようなレース内容で、今回は更に重量増となると信用しきれません。
またライラック賞2着のヘイセイオトメは今回出走してきませんでした。となればライラック賞3着のブラックパールが俄然浮上してきます。前走も障害を軽くクリアして勝利する好内容のレース。今回は高重量戦となり、重要視すべきポイントは近走での障害の内容。この馬は好走の条件が揃いました。よって減点材料の少なさを評価してブラックパールを◎にします。
○はライラック賞では5着とまずまずの着順でまとめたフナノコーネル。前走も道中から積極的に動いて先手を奪い、障害もトップ抜けをする好内容でした。▲は前記したオイドン。脆さもある反面、ツボにハマった時は強いので軽視はできません。
△は別路線組からタッピイサム。同馬は昨年のばんえい菊花賞の2着馬です。2走前、3走前に好位からレースを進めて連勝しているレース内容は優秀です。近2走は凡走が続いていますが、勝負どころを見極めて仕上げてくる皆川厩舎の馬だけに前走から一変ということも十分考えられるでしょう。
◎ (2)ブラックパール
○ (1)フナノコーネル
▲ (3)オイドン
△ (5)タッピイサム
馬複
2-1,3 各2000円 計4000円
2-5 500円
3連複
2-1,3,5 各500円 計1500円