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今週の見どころ(4/28~4/30)

 4月29日(祝・日)のメインには、今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金順で上位の古馬10頭により争われます。ゴールデン・ウイークもばんえい十勝でお楽しみください。

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 4月28日(土)のメイン第11レースは青葉特別(B1級-1組・17:05発走予定)
 前開催のミズバショウ特別(B1級-1・2組決勝混合)は、アアモンドヤワラが差し切り勝ちを収め、第2障害を先頭で越えたヒロノドラゴンは2着でした。アアモンドヤワラは昨季、オープン-3組混合特別で勝利があり、ばんえい記念にも出走。ヒロノドラゴンもA2級で堅実に上位争いと格上的存在でした。さほどメンバーが強化した感がない今回も勝ち負けが期待できます。
 4月14日のB1級-1組混合で3着だったエメラルドにも注目。ミズバショウ特別は回避しましたが、こちらも昨季最終戦ではA1・A2級決勝混合特別で2着に好走していた実力馬です。障害巧者で特別戦も歓迎のタイプといえます。
 牡牛座特別(B1・B2級決勝混合)では1番人気で3着ライズドラゴンの巻き返しにも警戒が必要でしょう。

 4月29日(祝・日)のメイン第11レースには重賞・第6回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・17:10発走予定)が行われます。
 負担重量はオープンが720キロで、以下、クラスが1つ下がるごとに10キロ減となり、トップハンデがカネサブラックら5頭、最軽量690キロが350万円未満の牝馬アグリミズキとなりました。
 ここは、ホッカイヒカルに注目します。昨季は、オープン-1組で何度も好走するなど地力強化を感じさせるシーズンで、初挑戦だったばんえい記念でも4着に健闘したほど。350万円未満に降級しての今季ここまでの2戦も見せ場十分の2、3着。今回、オープンの牡馬・セン馬より10キロ軽い710キロで出走できるのは魅力的です。古馬重賞初制覇のチャンスといえます。
 相手筆頭は、昨年のこのレース2着馬ホクショウダイヤ。昨季は2月のチャンピオンカップで重賞初制覇を果たすなど充実のシーズンでした。今季初戦のスプリングカップでも豪快に差し脚を伸ばして勝利と、こちらも状態面では文句なしです。
 フクドリはスプリングカップで2着。ホクショウダイヤとの決め手比べに敗れましたが、当時よりともに30キロ重い今回は違う結果も望めそうです。
 本来であれば、カネサブラックが断然ですが。今季初戦のスプリングカップが6着。馬体重が昨季最終戦よりマイナス30キロと、ばんえい記念回避の原因となった体調不良の影響があったかもしれません。このレースには07年の第1回から毎年出走し、4勝、2着1回のほぼパーフェクトな成績。2走目の上積み、立て直しに期待したいところです。

  4月30日(振・月)のメイン第11レースは、すずらん賞(4歳オープン・17:05発送予定)
 3月25日に行われたクリスタル特別(4歳以上選抜混合)は、4歳馬が1~3着を独占。3着タッピイサムを突き放して一騎打ちを繰り広げた1、2着馬フジダイビクトリーアアモンドマツカゼに引き続き期待します。ともに今季は勝ち星がありませんが、同世代限定なら巻き返してくるでしょう。1頭選ぶならアアモンドマツカゼ。今季2戦が5、7着ですが展開が合わなかった印象で、障害は切れていました。
 クリスタル特別3着タッピイサムもハンデからいって軽視はできません。軽馬場だったとはいえ、ばんえい菊花賞で第2障害先頭からフジダイビクトリーの2着に粘った実績が光ります。
 クリスタル特別は競走除外だったブラックパールも今季初戦の前走を見る限り、調子はよさそうで侮れません。
 実力的には前走A1級混合特別を制したニュータカラコマが断然ですが、最大50キロ差のトップハンデが堪えそう。ここは底力に期待です。

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