条件揃ったニシキダイジン
今回で4連覇がかかるカネサブラック。今シーズンの重賞でも4勝を挙げており、現役最強馬と言える存在です。しかしカネサブラックは、今回1月の帯広記念以来の出走となります。同馬は約2ヵ月ぶりの休養明けとなった昨年のばんえいグランプリで6着に敗れているだけに、過信は禁物でしょう。
そこで今回◎に推したいのは今シーズン重賞2勝を挙げているニシキダイジンです。同馬は帯広記念では3着に敗れましたが、その時はカネサブラックよりも10kg重いハンデ。しかし今回は10kg軽いハンデで出走できます。前走の北斗星特別ではトップハンデを背負っていたこともあり5着に敗れましたが、820㎏を背負う高重量戦なら持ち前の登板力を生かしての勝ち負けが濃厚でしょう。
○は昨シーズンから馬券圏外に敗れたのは、一昨年の北見記念と昨年のばんえいグランプリだけで、どのような展開&馬場状態、重量でもその時出せる自分の力は必ず出し切ってくるカネサブラック。今回が休養明けということ以外は大きな死角はなく、苦しみながらも簡単に止まらない強さはここも軽視することはできません。
▲は今シーズンの重賞は1勝のみですが、帯広記念では◎ニシキダイジンに先着のフクイズミ。ただし、日曜日は雪が降る可能性が高いようで、あまり馬場が軽いようだと前が止まらず、直線で鋭い脚を見せても届かない可能性が考えられます。今回は高重量戦となる分、馬場が軽くシンガリ負けを喫した前走の北斗星特別よりは着順を上げてくるとは思いますが、そういう馬場になると過信できないのは確かです。
あとは△に北斗賞で◎ニシキダイジンの2着の実績があるように、ニシキダイジンがリードする展開は合うフクドリ。ニシキダイジンをマークする形で障害を仕掛ければ、上位争いに加われるでしょう。また同馬は軽馬場も向きます。他では北見記念で○カネサブラックを破って勝利したギンガリュウセイ。約2ヵ月の休養明けで挑んだ帯広記念7着後からジワジワ調子を上げてきてはいるものの、まだ完全に復調しきったとはいえません。それでも次世代を担う馬なので、掲示板を確保する可能性は高いと見ます。
◎ (6)ニシキダイジン
○ (3)カネサブラック
▲ (8)フクイズミ
△ (5)フクドリ
△ (10)ギンガリュウセイ
3連単
6→3→8,5 各1000円 計2000円
6→8,5→3,8,5 各300円 計1200円
馬複
3-6 1500円
6-8,5 各500円
6-10 300円