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2011年8月 7日 アーカイブ

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8/7はまなす賞回顧

2011年8月 7日(日)

ツジノコウフクヒメが悲願の重賞初制覇!

 7日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝5番人気のツジノコウフクヒメが優勝。2着に単勝6番人気のニュータカラコマ、3着に3番人気のファーストスターが入ったことで、前日から発売が開始された3連単は2万7670円と好配当になりました。

 馬場水分は2.1%と標準的。道中はツジノコウフクヒメとレットダイヤがペースを握り、これにオイドンとニュータカラコマが絡む展開。この4頭にファーストスターが徐々に追いつき、勝負どころの第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはレットダイヤで、わずかに遅れてツジノコウフクヒメも登坂開始。さらにニュータカラコマもひと呼吸入れて、これに続きます。この3頭がほぼ同時に天板に脚を掛けましたが、真っ先に下りたのはニュータカラコマ。差なくツジノコウフクヒメ、わずかに遅れてオイドンがクリアしました。
 懸命に逃げるニュータカラコマでしたが、ツジノコウフクヒメも半馬身ほどの差でぴったり追走。残り10メートルを切っても併走状態が続きました。しかし残り5メートルでニュータカラコマが痛恨のストップ。その隙にツジノコウフクヒメが先頭に躍り出て、そのままゴールまで荷物を運び切りました。立て直したニュータカラコマが2着。障害4番手から脚を伸ばしたファーストスターが3着となりました。

 昨年のばんえい大賞典2着、今年の柏林賞3着など随所で力を示していたツジノコウフクヒメが、悲願の重賞初制覇。ハンデが味方した面も否めませんが、終始レースを引っ張り障害でも早めに動きながら、しまいまでしっかり脚を伸ばした内容は高く評価できます。今後も世代限定重賞のほか、古馬牝馬重賞でも活躍してくれるに違いありません。


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阿部武臣騎手「率直に嬉しいですね。ペースは速めでしたが、ハンデ差があったので、それを生かそうと思って先行策でレースをしました。前を行くニュータカラコマとの差は微妙で、『どっちが先に止まるか』という我慢比べみたいなところはありましたが、うまくもってくれましたね。すごくまじめな馬ですし、これから期待できると思います」

8/7はまなす賞予想 赤見千尋

三連単フォーメーション
1着 (3),(5),(8)
2着 (1),(3),(4),(5),(7),(8)
3着 (1),(3),(4),(5),(7),(8)

詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

8/7はまなす賞予想 矢野吉彦

重量差が魅力、ツジノコウフクヒメ

 7月31日に大井競馬場ふるさとコーナーで開催した場立ち予想会。私1人で全12レースを予想しましたが、本命サイドで決着したレースが2つほど当たっただけで、散々な結果に終わってしまいました。このところ、平地の競馬も「この馬券を買ったらこういうふうに外れるだろうな」というヘンな"予想"ばかりが当たって、とにかく外れまくっています。ハッキリ言って自信喪失。今週からばんえい競馬でも3連複、3連単の発売が始まったというのに、なんということでしょう。どうかみなさん、そのへんのところをご理解の上、私の予想をお読み下さい。

 3歳馬が経験のない重量を曳くのに対して、4歳馬はこのくらいの重量をすでに経験しています。素直に4歳馬有利と見ました。参考となるのはもちろん柏林賞です。今回は、その1、2着馬が10㎏増で、3、4着馬は据え置き。柏林賞での着差を加味して考えると、ツジノコウフクヒメが浮上してきます。牡馬勢との重量差は魅力的。ここ数戦も善戦を続けていますから、好調もキープしているようです。ここは思い切ってこの馬から買ってみましょう。
 おそらく他の予想陣は3連単を当てに来るでしょうが、私はおとなしく3連複でいきます。ツジノコウフクヒメの軸1頭流しで、相手はファーストスター、オイドン、レットダイヤ、ニュータカラコマ、トレジャーハンターの5頭。600円ずつ計10点で6000円です。人気サイドの決着だと10倍つかないことも考えられますが、それは覚悟しています。えっ、3連単軸1頭流しのマルチを100円ずつ買えば6000円だぞ、ですって? ウーン、それもありですが、いや、やっぱり3連複にしておきます。
 これから情報局予想陣の順位と収支は大きく変動して
いくんでしょうね。私1人、取り残されなければいいんですが・・・。では、今回はこのへんで。

 3連複
 2-1,3,4,5,8 600円

8/7はまなす賞予想 山崎エリカ

オイドンの巻き返しに期待

 はまなす賞が3、4歳の限定戦として帯広で行われるようになった近2年こそ4歳馬が活躍していますが、岩見沢で行われていた頃は意外と3歳馬の活躍が目立っていたようです。残念ながら私はその頃のばんえい競馬を知らないのですが、おそらく強い4歳馬は重いハンデが課せられるからなのでしょう。要は3歳でも4歳でも、あんまり関係ないということです。

 そこで今回の◎は2歳2冠馬のオイドンにします。前走のA2クラスでは道中から積極的に動いて行った分、障害でヒザを折り、シンガリ負けを喫しましたが、道中で息を入れていれば上位争いに加われた可能性が高いからです。オイドンは古馬相手のA2クラスで2着の実績があるとはいえ、ばんえい菊花賞の勝ち馬でばんえいダービー2着のテンマデトドケや、既にA1クラスを勝っている4歳馬のトレジャーハンターと比べると実力比較で見劣りしますが。しかしその分テンマデトドケよりも30㎏、トレジャーハンターよりも20kg軽いハンデで出走できるので、オイドンの巻き返しに希望を託します。

 ○は前記したように4歳世代ではトップクラスの実力を持つテンマデトドケ。前走のオープンは休養明け好走の反動で2番人気を裏切っての9着でしたが、前々走の柏林賞でトップハンデ720㎏を課せられての5着なら今回で巻き返しの余地はあるでしょう。▲はオイドンの3冠を阻止してイレネー記念を勝ったニュータカラコマ。目下3連勝中の勢いを考えると侮れません。

 あとは△にメンバー中で唯一の古馬相手のA1クラスの勝ち馬トレジャーハンター。ただし、スピードが問われる軽量戦で勝利した馬というのは次走一気の重量増に対応できずに苦戦する傾向にあるので、今回は狙い下げました。他では前走のナイタイ高原特別はただ流れ込んだだけで見所がありませんでしたが、柏林賞勝ちの実績から軽視はできないレットダイヤ。

 ◎ (3)オイドン
 ○ (6)テンマデトドケ
 ▲ (5)ニュータカラコマ
 △ (8)トレジャーハンター
 △ (4)レットダイヤ

 今週から3連単発売開始ということで、3連単で予想しようとも考えたのですが、このレースは3連単向きのレースではありません。それに関しては後日「3連単はこう狙え!」で詳しく説明しますが、オイドンが1着に来る可能性がそれほど高くない上に、3着馬まで視野に入れると一気に点数が増えてしまうからです。そんなわけで、今回も馬複で馬券を買います。

 馬複
 3-6 2000円
 3-5,8 各1500円
 3-4 1000円

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