12月13日(日)のメインは第34回ばんえいオークス。6月の黒ユリ賞、9月のばんえいプリンセス賞から続くばんえい3歳牝馬三冠の最終戦で、全馬670キロの定量で争われます。
ここは350万円条件のワタシハスゴイと270万円条件のワタシハキレイズキ、格付上位の両馬が中心でしょう。ともに11月1日のばんえい菊花賞に出走し、今回より重い680キロを経験しています。
上位に取りたいのはワタシハキレイズキのほう。ばんえい菊花賞は7着でしたが、逃げるアオノレクサスを牽制し、真っ先に第2障害に挑む、勝ちにいく競馬をしての結果でした。牝馬同士のここならマイペースで運べそうで、ばんえいプリンセス賞とあわせての牝馬二冠制覇に期待します。
ワタシハスゴイはばんえい菊花賞で牝馬最先着の4着。多少障害で苦戦してもカバーできる差し脚が武器です。前走の350万円未満特別でも豪快に差し切って勝利。格付では最上位なだけに、ばんえい大賞典からの変則二冠制覇もありそうです。
この2頭に続くのが180万円条件の3頭。いずれも展開しだいでは逆転を狙える素質馬揃いです。コマクイン、スーパーコマチはワタシハキレイズキより先に第2障害を越え、ペースを乱せれば面白いところ。ヒマワリカツヒメは決め手上位で、前崩れでの一発に警戒です。
メンバー中最下級の120万円条件からは今年の9月以降、11戦して9連対の上がり馬ホクショウマドンナに注目。07年のこのレースを制した全姉ニシキガール同様、大舞台で強さを発揮するかもしれません。
出走表はこちら
【参考レース】
7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
9/21 ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ワタシハキレイズキ)
11/ 1 ばんえい菊花賞(4着馬:ワタシハスゴイ)