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2009年10月30日 アーカイブ

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11/1ばんえい菊花賞プレビュー

2009年10月30日(金)

 11月1日(日)のメインは第34回ばんえい菊花賞。3歳三冠の第2弾で、牡馬700キロ(牝馬680キロ)の定量で争われます。
 別定重量戦だった一冠目・ばんえい大賞典(7月26日)は、牝馬ワタシハスゴイが好位から差し切って勝利しています。しかしそこには2歳世代三冠を分け合った実力馬キタノタイショウホクショウバンクが重いハンデを嫌って不在でした。
 注目はキタノタイショウ。2歳世代三冠のラスト・イレネー記念(3月15日)を制した力量馬です。前哨戦のオッズパーク杯・秋桜賞も不出走で、最近の同世代との力関係は把握しづらいものがあります。しかし、2走前の自己条件戦では今回より5キロ重い705キロで、今年のばんえいグランプリ3着馬ニシキダイジンから3秒5差4着に追い込んだ実績があります。今回の重量は残りの全馬にとっては未経験だけに、大きなアドバンテージとなりそうです。
 相手に狙ってみたいのがイレネー記念で2着があるアオノレクサスです。ばんえい大賞典は7着でしたが、ワタシハスゴイからわずか8秒1差。秋桜賞でもトップハンデながら3着に入っています。この馬が負けるときは、ハイペースに巻き込まれて自分のタイミングではなく第2障害を越え、末脚をなくすパターンが多いだけに、負担重量が増えるここはペースが向きそう。決め手を生かすレースをしたいところでしょう。
 2歳世代三冠の一、二冠目を制したホクショウバンク、ばんえい大賞典馬ワタシハスゴイ、ばんえいプリンセス賞馬ワタシハキレイズキらも争覇圏でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

3/15 イレネー記念(勝ち馬:キタノタイショウ)
7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
9/21 ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ワタシハキレイズキ)
10/ 4 オッズパーク杯・秋桜賞(2着馬:コウドウフジ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(10/31~11/2)

 11月1日(日)より、とかち帯広空港と帯広市内を結ぶ連絡バスが帯広競馬場前を通る運行ルートに変更となります。これまで、空港から競馬場へバスで向かう場合は、JR帯広駅で路線バスに乗換えが必要でしたが、これがなくなり、アクセスが飛躍的に向上することになります。
 ところで10月31日(土)と11月1日(日)に、帯広競馬場ではこの時期恒例のとかちばん馬まつりが行われます。十勝地方のグルメが一度に味わえるとかち食べ歩きや、2009ワールド人間ばん馬チャンピオンシップなどをはじめ、様々なアトラクションで盛り上がる2日間。なお両日とも競馬への入場は無料となっていますので、ぜひお越しください。

 10月31日(土)のメイン第11レースはばんばまつり特別(オープン・16:55発走予定)。今週はオープン特別が2レース組まれていますが、こちらは収得賞金順下位馬による一戦です。
 力量的に上位なのが前開催は岩見沢記念を使われたトモエパワースーパークリントンアローファイターの3頭でしょう。
 なかでも注目はトモエパワー。前々走の450万円未満混合で第2障害4番手から鋭伸して今季初勝利を挙げると、岩見沢記念でも5着。今回の重量は向いているとはいえませんが、最近の状態のよさから中心視します。
 先週に引き続き重めの馬場が予想されることから、力どおりの決着が見込めそう。安定感魅力のトカチプリティー、登坂力に勝るシベチャタイガーまでが圏内でしょう。

 11月1日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回ばんえい菊花賞(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえい菊花賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
 前開催の2歳-A1で接戦の優勝争いを繰り広げたミスタートカチレットダイヤホクショウバトルが再び相対します。負担重量的にはレットダイヤがやや有利になった印象があります。

 11月2日(月)のメイン第11レースには狩勝賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。 岩見沢記念の上位馬も出走していますが、ここは基礎重量が110キロも軽い一戦。同レース下位馬の巻き返しや別路線組の台頭に警戒が必要でしょう。 
 岩見沢記念下位組からは、まず10着のホクショウダイヤ。得意の700キロ台の負担重量に戻る今回はスピードが生きるはず。岩見沢記念は第2障害で崩れ見せ場なしでしたが、それを度外視して狙ってみる価値十分でしょう。同9着ニシキユウは成績にムラがありますが、軽い重量でのパワー戦を得意にしています。
 別路線組からは、ギャンブラークイン。連続連対の近2走より相手は強化されるものの、今季の好調ぶりにかけてみる手はあるでしょう。ライデンロックは近走ゴール前で粘れないのが気になりますが、障害はまずまず安定しており、大崩れは考えられません。  
 これらの馬たちを相手に、岩見沢記念2着で復活をアピールしたナリタボブサップがどのような戦いをみせるのか楽しみです。

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