10月18日(日)のメインは第45回岩見沢記念です。ばんえい競馬で、もっとも権威がある四大記念競走(ほかに旭川記念、北見記念、帯広記念)の第2弾で、牡馬840キロ(牝馬820キロ)から、今季収得賞金120万円につき10キロ増という別定重量戦。カネサブラック、フクイズミが10キロ加増となりました。
ここはニシキダイジンに注目。昨季はばんえいグランプリを制し、帯広記念2着、ばんえい記念でも4着に健闘した実力馬です。今季はクラス替えにより450万円条件での出走がメインで大きな活躍はありませんが、昨年の戦績が物語るように、この馬が真骨頂を発揮するのは高重量戦。好天続きと馬場の一部砂の入れ替えにより時計のかかる馬場が予想されることも、有利な材料です。ハナを奪っての押し切りに期待します。
スーパークリントンは、近走スピード競馬にも対応していますが、持ち味であるパワーを生かせるのはやはり重馬場の高重量戦。叩かれつつ良化しており、この舞台で久々の重賞制覇を狙います。
ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と今季重賞2勝のカネサブラックは、ここに向けてのひと叩きだった前走オープン特別を快勝。障害は巧者ですが、どちらかといえばスピードのほうが長けている印象があります。トップハンデで、馬場の一部砂入れ替え後の初出走。どんな走りをみせてくれるか楽しみです。
昨年の覇者フクイズミも今季は旭川記念、ばんえいグランプリと重賞2勝を挙げています。古馬重賞では、通算20戦6勝、2着4回、3着2回など掲示板を外したのが1度だけという堅実ぶり。障害しだいのところはありますが、末脚ではナンバー1です。
ナリタボブサップは、この岩見沢記念に四大記念競走全制覇をかけています。脚元の不安から順調に使えませんが、障害力ならオープンでも屈指の存在だけにブザマな戦いはできません。
出走表はこちら
【参考レース】
4/26 ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
6/28 旭川記念(勝ち馬:フクイズミ)
7/19 北斗賞(勝ち馬:カネサブラック)
8/16 ばんえいグランプリ(勝ち馬:フクイズミ)