切れ味勝負でペガサスプリティー
いやいや、帯広記念は完敗でした。いろいろ理屈をつけてフクイズミを切っちゃったんですが、恐れ入りました。ニシキダイジンもグランプリホースとはいえ、ここでは足りないかなぁと思っていましたし……。赤見サン、お見事でしたね!
さて、天馬賞。私が予想の参考にしたのは、アローファイターが勝った12月14日のレースとアアモンドヤワラが勝った12月15日のレース、それにペガサスプリティーが勝った12月8日のレースです。馬場水分はいずれも4%台でほぼ同じ。3頭の荷物の重さで勝ち時計に差がつきましたが、今回、アローファイターはそこから60キロ増、アアモンドヤワラは45キロ増、ペガサスプリティーは40キロ増。これを加味すると、3頭ほぼ横並びになると考えられます。
それらのレースで、アローファイターとアアモンドヤワラは第2障害に真っ先に到達。先に仕掛けてすんなりクリアし、そのまま逃げ切りました。一方、ペガサスプリティーは第2障害まで小刻みに止まって息をいれながら、他馬よりやや遅れて坂下に到達。後から仕掛けたものの、アッサリ障害をクリアして先頭に立ち、末脚衰えることなく悠々ゴールしました。牝馬らしい切れ味を見せたわけです。
ムムッ、これって、ナリタボブサップ、カネサブラック対フクイズミという構図に似ていると思いませんか? 今回、アローファイターとアアモンドヤワラがグングン行って、行った行ったのゴールということも十分考えられます。でも、やや重くなりつつある馬場で2頭が無理にやり合ったら、どちらかの末脚が鈍ることがあるかも。そうするとペガサスプリティーの切れ味の餌食になってもおかしくありません。逆に、アローファイターとアアモンドヤワラが牽制しながらスローペースに落とせば、ペガサスプリティーにとっては追走がさらに楽になるはずです。どっちにしても、ペガサスプリティーには好都合。銀河賞やレディースカップで大崩れしているので、絶対的な信頼を置くのはどうかとは思いますが、ここへきての好調ぶりを評価して狙ってみることにします。
馬券は、ペガサスプリティーを頭に馬単流し。アローファイターとアアモンドヤワラを厚めに、あとはシベチャタイガー、コーネルフジへ。押さえに馬複も買っておきます。
みなさんも、うすうすお気づきでしょうが、私が考えているのは、終わったばかりの帯広記念のようなレース。大外から切れ味鋭い牝馬が一気に伸びて牡馬を蹴散らすという結末です。さぁ、どうなりますか?
では、今回はこのへんで。