22日(土)に行われたのはサンタクロース特別(3歳以上混合700万円未満)。柏林賞以来半年ぶりの実戦となったマルミシュンキが優勝し、通算成績を17戦16勝としました。
2番手で登坂を開始したマルミシュンキは真っ先に天板に脚をかけると、ふた腰目で楽に障害をクリア。そのままセーフティーリードを広げ、しまいもきっちり脚を伸ばして完勝。半年のブランクをまったく感じさせない走りで復帰戦を飾りました。3頭横並びの2番手争いから抜け出したホクショウダイヤが2着で、4歳馬2頭のワンツーフィニッシュ。ホクショウダイヤに食らいついたコマタイショウ、バンゼンが3、4着。
23日(祝・日)はホワイトクリスマス賞(3歳以上オープン)が行われ、トカチプリティーが勝利。前走シリウス特別4着から巻き返し、今季5勝目を挙げました。
第2障害はナリタボブサップ、ミサイルテンリュウの両障害巧者が早めに越える雰囲気でしたが、それに割って入ったのがトカチプリティー。ナリタボブサップに続いて障害を下ると、持ち前のしぶとい末脚を発揮。残り10メートル付近でナリタボブサップに並び掛け、5メートルできっちり交わしてゴールしました。ナリタボブサップはゴール上で脚が止まってしまい、障害4番手から鋭く追い込んできたタケタカラニシキが2着。立て直したナリタボブサップが3着を確保しました。
24日(振・月)のメインレースは重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、アローファイターが悲願の重賞初制覇。このレースについては、別掲のばんえいダービー回顧をご覧ください。
この日の第10レースに行われたのは白馬賞(3歳以上芦毛馬選抜)。ここは並みいる強豪を相手に、250万クラスの4歳馬ホワイトオーザンが制しました。
ホワイトオーザン、ホワイトドラゴン、ニシキユウの3頭が差なく障害をクリアし、そこからニシキユウが猛追。ホワイトオーザンを交わすような勢いでしたが、ホワイトオーザンも伸び返して抜かせず。半馬身ほどの差でゴールまで一騎打ちを展開し、結局そのままゴールイン。ホワイトオーザンが0秒8差で先着しました。3着には、障害5番手から追い込んだテンカが入線。注目のフクイズミはよく追い込みましたが、障害でのロスが響いて5着に敗れています。