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2007年12月10日 アーカイブ

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レース回顧(12/8~12/10)

2007年12月10日(月)

 8日(土)はシリウス特別(3歳以上オープン)が行われ、ナリタボブサップが優勝。前走の北見記念に続く勝利で、重賞ウイナーの実力を発揮しました。
 第2障害はナリタボブサップを先頭に、トカチプリティー、ミサイルテンリュウ、カネサブラックの4頭がほぼ一団で越える展開。後続も必死の追い上げを見せますが、ナリタボブサップが終始1馬身ほどリード。残り2メートルほどで脚が鈍ったものの、ここまでくれば安全圏。0秒5差でナリタボブサップが逃げ切りました。追撃及ばず、カネサブラックが2着。第2障害を離れた5番手でクリアしたフクイズミが、豪脚を見せて3着入線を果たしました。

 9日(日)のメインレースは重賞のばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、ニシキガールが重賞2勝目を挙げました。このレースについては別掲のばんえいオークス回顧をご覧ください。

 この日の第7レースは2歳A-1戦が行われました。ここは障害3番手からきっちり歩き通した牝馬のニシキエースが勝利。障害先頭クリアのオレワスゴイは、一度ストップしたのが響いて2着に敗れています。

 10日(月)はアルデバラン特別(3歳以上500万円未満)が行われ、キョクシンオーが快勝。通算41勝目を挙げました。
 後方追走から第2障害でもじっくり脚をタメたキョクシンオーは、これをひと腰、3番手でクリア。そこから脚を伸ばすと、残り20メートル付近で早くも先頭へ。そのまま一気に突き抜け、先頭でゴールを果たしました。第2障害を先頭で越えたコトノカツマが2着で入線。オホーツクブルーと並んで5番手で障害を越えたユウセイマーチが3着となりました。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

12/9ばんえいオークス回顧

ニシキガール復活の重賞2勝目 

 9日(日)は牝馬三冠の最終戦・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のニシキガールが優勝。2月の黒ユリ賞に続く重賞2勝目を挙げました。

 道中はアグリタカラやニシキガールらが交互に先頭に立つ展開でしたが、ほぼ一団のまま進み第2障害へ。
 真っ先に挑んだのは1番人気のペガサスプリティー。ひと呼吸おいてエリザベスライデン、アグリタカラも登坂を開始しました。各馬障害に苦しみ、エリザベスライデンもヒザを折るなど苦戦。そうしたなか、ようやく抜け出してきたのがアグリタカラ。これにヒカルアサヒ、やや遅れてニシキガールが続き、エリザベスライデンも立て直して障害を下っていきました。
 ここから一気に脚を伸ばしたのがニシキガール。残り30メートル標識の手前で先頭に立つと、後続との差を保ちながら、ゴールを目指します。残り5メートル付近からは脚が鈍りましたが、大河原和雄騎手がギリギリまでもたせてゴールイン。2番手追走のヒカルアサヒも、最後はギリギリ一杯。なんとかゴール入線を果たして2着を確保しました。道中何度か止まりながらも、エリザベスライデンが3着入線を果たしています。

 前述のとおり、ニシキガールは重賞2勝目。オープンで活躍したプリンセスサクラコの妹としてデビュー時から注目され、世代のトップクラスとして活躍。それだけに、これまでは重量を課せられたことも多く、厳しい戦いを強いられてきました。しかし定量戦となれば浮上の余地は十分にあったといえ、今回の結果も納得できるものと言えるでしょう。今後も、これまでのオークス馬に負けないような活躍を期待したいと思います。

成績はこちら
映像はこちら

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