7日(土)に行われた七夕特別(3歳以上混合500万円未満)は、2番人気のライジングサンが優勝。今季の初勝利を挙げ、元オープン馬が復活ののろしを上げました。
真っ先に第2障害に挑んだライジングサンは、大口騎手の手綱に応えてひと腰でクリア。後続を置き去りにして逃げ切り態勢を築きました。障害3番手から脚を伸ばしたハヤテショウリキがゴール前で差を詰めてきましたが、ライジングサンは楽な手ごたえ。そのまま先頭でゴールを果たし、元オープンの底力を見せつけました。2着はハヤテショウリキ、3着には絶望的な位置から追い込んだシンザンウィークが入線。
8日(日)は馬体重選抜による名物レース、ビッグウエイトカップが行われました。これを制したのはスーパークリントン。重賞2勝の貫禄を見せつけ、今季2勝目を挙げました。
ナリタボブサップが早めに仕掛ける予想どおりの展開で、続けてスーパークリントンも登坂開始。このオープン2頭が並んで障害を下り、早くも一騎打ちの様相。障害後はわずかにナリタボブサップが前に出ていましたが、終いがしっかりしているスーパークリントンが残り20メートル付近で先頭へ。そのまま3/4馬身ほどのリードを保ってゴールラインを通過しました。終いに脚が鈍ったナリタボブサップも、よく粘って2着を確保。障害3番手からきっちり歩いたグレートサンデーが3着に入線しています。
9日(月)はメインレースに天の川特別(3歳以上430万円未満)が行われ、8番人気のヒカルヨシウメが優勝。2着には1番人気のメジロショウリキが入りましたが、それでも馬連単は万馬券となる波乱の決着になりました。
第2障害は各馬とも苦戦を強いられましたが、2番手で障害に挑んだストロングペガサスがようやく登り切って先頭クリア。遅れてヒカルヨシウメ、メジロショウリキが障害を越えていきました。しぶとく逃げていたストロングペガサスは徐々に脚取りが重くなり、残り10メートル付近で失速。その隙にヒカルヨシウメとメジロショウリキが交わしていき、ヒカルヨシウメがクビ差を保ったままゴールを迎えました。残り5メートルで脚が止まったストロングペガサスは、ヤマトゼンシンにも交わされて4着に敗れています。