23日(祝・土)、降りしきる雪のなか行われたサホロ特別(3歳以上オープン)は、2番人気のタケタカラニシキが優勝。超一線級を相手に戦ってきた実力をいかんなく発揮しました。第2障害を先頭で越えたタケタカラニシキは、差なく続いたニシキダイジンを振り切ると、追ってきたトカチプリティーも完封。今季初戦のシルバーカップ以来、久々の勝利を挙げました。1番人気トカチプリティーは軽馬場の影響もあって逃げ切りを許し、2着に敗退。障害2番手から粘り通したニシキダイジンが3着を確保しています。
同日の第10レース、ヤングクラウンズカップ(2歳産地限定)は、3番人気のカネサリュウが優勝しました。道中は後方を進み、障害下でもじっくりタメていましたが、いざ登坂するとなると抜群の切れを見せて2番手通過。前半のタメもきいたのか余裕の脚取りで先頭に躍り出ると、そのままゴールを果たしました。4頭が並んで激しい攻防となった2着争いは、障害4番手クリアのパンチテンリュウがしぶとく伸びて2着入線、3着にニシキガールとなりました。1番人気シベチャタイガーは障害先頭クリアから粘り込みを図りましたが、ゴール寸前で痛恨のストップ。結局5着に敗れました。
24日(日)のメインレースは重賞のばんえいダービー(3歳オープン)。このレースは、例によってばんえいダービー回顧をご覧ください。
第10レースに行われたのはクリスマス特別(2歳オープン)。ここまで5戦続けて連対を果たしているアキバオーショウ産駒、ヤマトナデシコが有力馬を押しのけて優勝しました。障害を楽に先頭で越えると、あとは追ってくる各馬を相手にしないレースぶり。2着とは2秒程度でしたが、タイム差以上の完勝といえるでしょう。2頭による2着争いは、1番人気のプリンセスモモが意地で制し、3着にシンエイファイトが入線しました。
25日(月)はサンタクロース特別(3歳以上550万円未満)が行われ、1番人気にこたえてコブライチが優勝しました。第2障害を2番手で越えたコブライチは、先頭クリアのキョウエイボーイをあっさり交わし、そのままゴールまで独走。帯広巧者の名に恥じない快勝を演じました。2着は粘りに粘ったキョウエイボーイ。障害3番手クリアのキタノカイザーが3着入線を果たしています。
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