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2006年11月27日 アーカイブ

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レース回顧(11/25~11/27)

2006年11月27日(月)

 25日(土)に行われた雌阿寒岳特別(3歳以上550万円未満)は、7番人気のハヤテショウリキが優勝。2着に9番人気コトブキライアンが入り、馬連単は3万5800円の高配当となりました。僅差3番手でクリアしたハヤテショウリキは、障害を下りて即座に先頭へ。そのまま後続との差を保ち、ゆうゆうとゴールを駆け抜けました。障害2番手からしぶとく伸びたコトブキライアンが2着入線。先頭で障害をクリアしたキョウエイボーイが3着。人気のコマタイショウ、チヨノキングは障害で詰まってしまい、6、9着に敗退。3番人気ヤマサンダンサーも障害でヒザを折り、最下位に敗れました。
 26日(日)はメインレースに北見記念(3歳以上オープン)が行われました。このレースは別掲の北見記念回顧をご覧ください。
 この日の第10レースはオホーツク特別(2歳オープン)。5番人気のカネサリュウが優勝し、オープン初勝利を挙げました。やや障害への仕掛けを遅らせたカネサリュウは、ひと腰、4、5番手でクリア。その後もジワジワ脚を伸ばすと残り10メートル付近で先頭に立ち、そのまま押し切ってゴールしました。障害3、4番手から、ゴール寸前で鋭く伸びたサムライキングが2着。ほぼ同じタイミングでクリアしたプリンセスモモがしぶとく歩き続けて3着を確保しました。1番人気シベチャタイガーは2番手クリアも、終いに伸びきれず4着に敗れました。
 27日(月)のメイン、最終第12レースはクリスタル特別(4歳オープン)。トップハンデのカネサブラックが優勝し、オープン馬の貫禄を見せつけました。道中はトウリュウが飛ばし、第2障害に先頭で到達。そしてあっさりクリアし、独走かと思われました。しかし障害を下りてから脚が鈍り、ナリタボブサップ、カネサブラックの人気2頭がこれを交わすと、エンジュダイヤも加わって混戦に。残り5メートル付近ではナリタボブサップが1馬身ほど抜け出していましたが、そこからカネサブラックが猛襲。並び掛け、そしてわずかに前に出たところがゴールでした。3着争いは、エンジュダイヤが粘り込むところに、スーパーロイヤル、スーパークリントンが襲いかかり、結果スーパーロイヤルが先着。以下スーパークリントン、エンジュダイヤという着順になりました。

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11/26北見記念回顧

アンローズ今季重賞3勝目

 26日(日)に行われた北見記念(3歳以上オープン)は、1番人気に推されたアンローズが優勝。04年に続いてこのレース2勝目、重賞通算10勝目を挙げました。
 高重量戦だけに道中はゆったりとしたペースで進み、第2障害へはアンローズ、スターエンジェル、シンエイキンカイの順で到達しました。真っ先に仕掛けたのはアンローズで、3腰ほどでこれをクリア。遅れて仕掛けたミサイルテンリュウも障害巧者らしい登坂力で続き、以下トモエパワー、シンエイキンカイと次々に越えていきました。
 先頭の2頭がやや抜けた状態でレースは進みましたが、ミサイルテンリュウは残り20メートルでストップ。そこからはアンローズの独壇場となり、ゴール寸前で少し脚いろが鈍ったものの、後続の追撃を退けて優勝しました。3番手でクリアしたトモエパワーがしぶとい末脚を見せて2着を確保。障害5番手から追い込んだサダエリコが3着入線を果たしています。
 前述のとおり、アンローズはこれで重賞10勝目。今季に限ってもばんえいグランプリ、岩見沢記念、北見記念と3勝を挙げており、充実したシーズンを送っています。今後はいまだ勝ち星のない帯広開催となりますが、いまの調子なら悲願の帯広初勝利を挙げることも可能ではないでしょうか。
 また2着に食い込んだトモエパワーは、アンローズには及ばなかったものの目立った末脚を繰り出しました。岩見沢記念(3着)に続く高重量戦での好走に、近い将来の初タイトルも期待できそうです。

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