ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2006年9月25日 | メイン | 2006年9月30日 »

2006年9月29日 アーカイブ

1

今週のみどころ(9/30〜10/2)

2006年9月29日(金)

 いよいよ岩見沢開催もファイナルウィーク。重賞の岩見沢記念を筆頭に、多くの注目レースが行われます。それに合わせて、岩見沢競馬場では「お楽しみ大抽選会」が実施され、賞品にはHDD & DVDレコーダーDVD/SDステレオシステムDVDデジタルシアターシステムなど、豪華な品々が用意されています。勝ち馬投票券3000円分で1回の抽選ができますので、近隣のかたはぜひ岩見沢競馬場で馬券を買って、高価な賞品を狙ってみてください。このイベントの詳細についてはこちら
 30日(土)に行われるのは秋桜特別(3歳以上390万円未満)。先週のばんえい大賞典で2着に健闘したカネサテンリュウが、ここで昇級初戦を迎えます。320万クラス在籍時に勝ち負けを演じていたオーザンビューティ、シンザンタイガーを物差しとすれば、ここも好勝負は必至。自身今季の岩見沢は8戦して3勝2着3回と好調で、いいイメージのまま北見開催に乗り込みたいところでしょう。シンザンタイガーは昇級2戦目の前走で2着と、このあたりのクラスなら好勝負圏内であることを証明。またオーザンビューティも、前走こそ5着に敗れましたが実力上位は明白。三つどもえの好レースが期待できそうです。
 1日(日)のメインレースは重賞の岩見沢記念(3歳以上オープン)。このレースについては別掲の岩見沢記念プレビューをご覧ください。
 この日の第10レースには神無月特別(3歳以上550万円未満)が行われます。この路線の中心となっている4歳馬が2日のクリスタル特別にまわったため、各馬にチャンスが出てきました。なかでも注目したいのはハヤテショウリキで、昇級戦の前走は4歳馬のスーパークリントン、ナリタボブサップに続く3着。今回その2頭が抜け、他のメンバーとも何度か対戦しているだけに、昇級2戦目といえども好勝負が期待できるでしょう。前走1番人気で7着に敗れたハマナカキングはここが正念場。同じくプランドルドラゴンの巻き返しにも期待したいと思います。
 また第9レースには空知・上川・留萌・宗谷管内の産駒限定、北央産駒特別(2歳)が行われます。ここはA-1戦での僅差2着の実績があるダイチトップ、ナナカマド賞出走組のヴェイロンとシンエイコトブキあたりが中心視されるでしょう。下位クラスのカネサリュウ、チャンピオンなどの一発にも期待したいところ。
 2日(月)に行われるのはクリスタル特別(4歳オープン)。カネサブラックを筆頭に、この世代の有力馬が多数エントリーしています。世代特別戦は各馬の負担重量にバラツキがあるためどうしても難解となりますが、今回も例に漏れず混戦模様。それでもウィナーサマーの牝馬20キロ減は魅力で、今回も中心視できるのではないでしょうか。今季の世代限定戦は7月のライラック賞で7着と大敗したものの、8月の大倉山特別はきっちり巻き返して勝利を挙げています。クインカップ(4着)の敗因は、もちろん重量の一点。牡馬との混合戦なら軽快なスピードを見せてくれることと思います。ほかキョウワテンリュウも気になる存在。今季の岩見沢では390~470万クラスの核として活躍してきましたが、同世代との対決でもライラック賞2着、大倉山特別4着と、大崩れがありません。重量も楽になるはずですし、有力視されることでしょう。もちろんカネサブラック、スーパークリントン、ナリタボブサップらの実績馬、さらに安定度抜群のスーパーロイヤルも無視できません。見どころ満載の一戦です。

10/1岩見沢記念プレビュー

 岩見沢開催の掉尾を飾る重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が、1日(日)に行われます。今夏のオープン戦線を彩ったフルキャストメンバーが、ここに駒を進めてきました。
 なかでも注目は、やはりアンローズ。ばんえいグランプリ優勝も記憶に新しいですが、その後も2連勝。今季の岩見沢[4-1-0-1]と好成績を残し、岩見沢巧者の面目躍如といった活躍を見せました。なにより障害の安定度は特筆もので、今回も2、3番手か、場合によっては先頭クリアの可能性も十分に考えられます。“テン”は別としても、“中よし終いよし”。よほどの乱ペースにならない限り、もっとも勝利に近い存在といえます。自身このレースは3連覇、大友栄人厩舎は5連覇がかかっており、陣営としても是が非でも勝ちたい一戦でしょう。
 前走金杯で9着と“らしからぬ敗戦”を喫したサダエリコは、今回も障害がキーとなります。こればかりは第2障害を迎えない限りわかりませんが、道中自分のペースを守れるような展開になれば、3、4番手クリアから怒濤の末脚を繰り出してくれるに違いありません。もちろん前走の内容が気になるところですが、ばんえいグランプリ(3着)の前走サマーカップでも7着と大敗しており、さほど問題ないのではないでしょうか。
 ミサイルテンリュウは、前走金杯で3着。障害は4番手クリアでしたが、これはじっくりタメたため。障害自体はひと腰ふた腰で上がっており、さほど気にするような結果ではないでしょう。ただ、ゴール前は甘くなっており、先行してセーフティーリードを築くこの馬のレースができないと、今回も厳しいかもしれません。
 実績馬ミサキスーパーが復調気配を見せており、一発大駆けの可能性を秘めています。ばんえいグランプリ2着に続いて、金杯でもアンローズの2着を確保。800キロを超えるレースでの先行力が持ち味であることを考えれば、ばんえいグランプリ以上の成績を望むことができます。いうまでもなく、ばんえい記念3年連続2着の実力馬。復活を印象づけるには、これ以上ない舞台と言えましょう。
 ほかではサマーカップでこれらを破ったトモエパワーが挙げられますが、ばんえいグランプリ(6着)や金杯(4着)を見る限り、ここで一気に浮上するようなインパクトはありません。ただ金杯では勝ち馬アンローズから5秒1差でもあり、ノーチャンスとはいえないでしょう。アッと驚く快走を期待したいところ。

出馬表はこちら

【参考レース】
7/23 北斗賞(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
8/6 サマーカップ(勝ち馬:トモエパワー)
8/13 ばんえいグランプリ(勝ち馬:アンローズ)
8/27 紅バラ賞(勝ち馬:アンローズ)
9/10 金杯(勝ち馬:アンローズ)
※映像はこちら

1
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.