今週27日(日)はJBCカウントダウン競走が行われます。これは11月2日(木)、3日(祝・金)に川崎競馬場で開催される『第6回JBC競走』を記念して、全国持ち回りで行われている『JBCカウントダウントロフィーリレー』のひとつ。ばんえいではJBCまであと65日を示す「カウントダウン65」が行われます。7月25日の名古屋から始まり、これまで6場を巡ってきているこの競走。優勝騎手にはスペシャルトロフィーが贈呈されます。ばんえいでは、いったい誰がこのトロフィーを手にするのでしょうか?
26日(土)に行われるのはダリア特別(3歳以上650万円未満)。ここはミスターハヤサキとプリティブライトを中心に推したいと思います。両馬とも近走好調で、このクラスでの実績も十分。特にミスターハヤサキは岩見沢を得意としていますし、プリティブライトは“夏の牝馬”を地でいっている印象。近2走は2頭で差のないレースをしていますし、展開ひとつで着順は入れ替わるほど、実力は拮抗しています。ここも好レースが期待できるでしょう。ほか、プリティブライトが勝ったルスツ特別で2着に食い込んだギャンブラークイン、そしてナリタボブサップも得意の先行策がはまればチャンス十分です。
27日(日)のメインレースは紅バラ賞(3歳以上オープン)。アンローズをはじめとするオープン一線級が顔をそろえました。中心は、やはり岩見沢巧者のアンローズで、前走ばんえいグランプリでは他馬を相手にしない堂々としたレースぶり。近走の成績も安定しており、有力候補といえるでしょう。相手は、同じく牝馬のサダエリコ。ばんえいグランプリでは不安視された障害で手間取り、鋭く追い込むも3着が精一杯。それでも3着まで来たことを評価するべきで、今回も障害次第とはなりますが、有力馬の一角であることは間違いないでしょう。狙ってみたいのがトカチプリティー。毎回人気にならない馬ですが成績はそう悪くなく、早めの抜け出しから粘り込みを図ってくれるのではないでしょうか。もちろんトモエパワー、タケタカラニシキも争覇圏で、8頭立てながら楽しみな一戦となりそうです。
28日(月)のメイン、リンドウ特別(3歳以上800万円未満)も楽しみなメンバーが揃いました。7月24日以来、およそ1カ月ぶりにフクイズミが出走する予定となっています。前走こそ6着と大敗しましたが、一息入れたことでリフレッシュできたのではないでしょうか。もちろん状態には注意が必要ですが、これまで同様の軽快な末脚を見せてくれることと思います。もちろんこの路線の常連ツルマキシンザンやキングシャープ、障害に成長を見せているアオノキセキなどにも注目です。