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2006年6月30日 アーカイブ

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今週のみどころ(7/1〜7/3)

2006年6月30日(金)

 岩見沢開催がスタートして6日間1開催が終了しました。現段階で、調教師リーディングのトップをひた走るのは松井浩文調教師。33勝を挙げて2位の梨本照夫調教師に8勝差をつけています。それ自体も素晴らしいのですが、なにより特筆すべきは勝率・連対率。勝率は33.3%、連対率に至っては45%と驚異的。もちろんともに1位で、勝利数、勝率、連対率と三冠を総なめにしています。フクイズミやハイタワーなどの管理馬も元気で、今後の活躍も大いに期待したいところです。
 1日(土)に行われるのはジュライ特別(3歳以上650万円未満)。スーパークリントンは9日のビッグウエイトカップにまわりましたが、このクラスをにぎわしている各馬が出走を予定しています。中心はナリタボブサップエビスオウジャの2頭となるでしょう。特にナリタボブサップは、近走持ち前の先行力が生きている印象。エビスオウジャは障害で詰まるシーンが多いだけに、今回も有力です。イケダガッツ、タカラボーイあたりも争覇圏。昇級戦となるミスターセンプーが、どこまで上位争いに絡むことができるか注目です。
 2日(日)はメインレースに、スポニチ杯マロニエ賞(3歳以上オープン)が行われます。7月23日の北斗賞をにらんで、サダエリコやミサイルテンリュウをはじめとするオープン一線級がエントリーしてきました。各馬が出走してくれば、もちろん中心はサダエリコ。旭王冠賞の安定したレースぶりはこの馬本来のものであり、復活と呼んで差し支えないものでした。2連勝を決めて、北斗賞連覇に弾みをつけたいところ。障害巧者ミサイルテンリュウ、今季初戦を快勝したアンローズ、特別戦では侮れないトモエパワーなども、もちろん争覇圏です。
 3日(月)はエルム特別(3歳以上800万円未満)が行われます。ここには800万クラスの中心フクイズミカネサブラックの2頭が出走を予定。特にフクイズミは今季2戦2勝に加え、昨季から4連勝中と絶好調。そのレースぶりも、末脚一辺倒というより、早めに障害を越えるという安定したものになっています。自在性が増しただけに、今回も勝ち負けが期待できるでしょう。ほか、古豪スミヨシセンショー、一戦だけでは見限れないホクショウファイトなど、伏兵も多士済々。注目の一戦となりそうです。

馬券おやじは今日も行く(第20回)  古林英一

夏到来、神罰てきめん?

 待ちに待った岩見沢が開幕した。札幌在住の小生にとっては、いわばホームグランドでの開幕である。開幕週は、残念ながら、日本環境学会への学会出張のため島根県に行っていたため現地参戦はできなかった。

 冬の帯広開催もいいが、夏の岩見沢開催はもっといい。爽やかな北海道の夏空の下、砂煙をあげて輓馬が疾駆する。ああ、北海道の夏はいいねえとしみじみ思うのである。また、岩見沢開催は、なぜか親子連れが多い。それも、じいちゃん、ばあちゃんと息子夫婦、それにまだ小さい孫たちなんていう観客がけっこういる。老若男女がそれぞれの想いでばんえいを楽しむ。これぞ、北海道の馬文化である。

060630  開催週こそ行けなかったが、1回岩見沢5日目(6月25日)には今季初の現地参戦を敢行した。当日9Rは北大競馬サークル「楡馬」(写真上)、10Rはわが北海学園大学の競馬サークル「VIP!」(写真下)のそれぞれ個人協賛競走がおこなわれた。両サークルによる予想合戦の模様は「BANBA王」でも紹介され、小生もちらっと「BANBA王」出演したのである。

 また、24・25日はスペシャルゲストとして女優の雛形あきこさんが来場していた。小生、幸いにも間近で雛形あきこさんを拝見する機会を得たのであるが、まことにきれいな可愛らしいお嬢さんであった。いやあ、眼福、眼福、いい目の保養になった(^^)/ ただ、おっちゃんの好みからいえば、5月にBANBA王のメインキャスターをやってくれた山田まりやちゃんの方が好きやなあ。まりやちゃん、このブログ見てくれてる~? 5月22日のBANBA王に乱入したアホのおっちゃんやで~(^^)/

 などと、気楽なことをいっている場合では実はないのである。目の保養にはなったものの、財布については保養どころか、泥沼化の一途をたどっている昨今なのである。今の小生はまさに「歩く再建整理団体」と化しつつあるのである。25日も起死回生を狙った11R北海道競馬記者クラブ特別では、小生が愛してやまない馬力の女神・アンローズが見事復活を果たしたものの、ゴール前期待していたホクトキングを人気薄シンザンウイークが交わして、トホホな結果に終わった。このレースの表彰式には雛形あきこさんも登場したのだが、記者クラブの代表として表彰式に臨んだG記者は、雛形あきこさんと並んで表彰式に出ることができ、「幹事会社は毎年持ち回りなんだけど、いい年に幹事になったなあ」と喜んでいた。

 それにしても、小生が堅いと思えば荒れる、荒れると信じれば堅くおさまる。裏目・たて目のオンパレードである。競馬なるゲームに親しんで既に約30年。もしかすると、小生は競馬というゲームのルールをどこか基本的に間違えているのかもしれない……。

 「BANBA王をしっかり見て勉強し直そう」と謙虚に思う昨今の小生である。この番組を見ていると、「馬」小寺・「ブック」定政の両氏が神様に見える。この両氏の予想が実によく当たるのである。「あんたら、もしかして、レースの台本書いてるのと違う?」といいたくなるくらいである。お世辞抜きに、さすがにプロは違うと心から思う。だが、しかし、馬券売り場でしばしばおみかけする両氏が、払い戻しに並んでいるお姿を拝見した記憶がないのである。不思議である。世の中、まだまだわからないことが多い。わからないことが多いからこそ、学ぶ意味があるのである。ワシってやっぱり学者やなあ。

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