パソコンで無料動画配信を行っているGyaO(ギャオ)が、4月29日から「BANBA王」を放映することになりました。この番組は、ばんえい競馬の全レースをライブ中継するほか、調教風景、調教師・騎手のインタビューなど見どころが満載。また開催地の名店・穴場を女性レポーターが突撃取材してレースの合間に紹介するなど、非常に内容の濃いものとなっています。詳細はGyaOのホームページをご覧ください。
さて、ばんえい競馬の舞台は今週から旭川へ。6月12日までの24日間開催となっており、6月4日には4歳馬による旭川記念、6月11日には古馬オープンによる旭王冠賞が予定されています。近隣の方は、ぜひ旭川競馬場へお越しください。
29日(祝・土)のメインレースはBANBA王放送開始記念特別(3歳以上混合800万円未満)。今季2連勝と絶好のスタートを切ったトモエパワーが、ここにエントリーしてきました。再度オープン格付けとなったことで、今回は10キロよけいに背負うことになりますが、昨シーズン後半からの好調ぶりを考えれば、ここも中心となるでしょう。プリンセスサクラコ、ヤマノミントあたりも争覇圏で、熱戦が期待できそうです。
30日(日)に行われるのはイオンカップ(3歳以上オープン)。王者スーパーペガサスが、06年度の始動戦として登録しています。出走すればもちろん中心。以前「700キロ台でも同重量なら負けない」と大友栄人調教師も言っていたように、ハンデ差がない今回は王者の貫禄を見せてくれるのではないでしょうか。ほか、快速エンジュオウカンも出走予定で、そのペース配分、第2障害での仕掛けのタイミングが、今回のレースに大きく影響してくるでしょう。もちろん23日のシルバーカップを制したタケタカラニシキ、同レース2着のシンエイキンカイ、3着のミサキスーパーなども虎視眈々。楽しみな一戦となりそうです。
5月1日(月)はメインレースとして緑風特別(3歳以上550万円未満)が行われます。注目はオープンから降級したエビスオウジャ。昨シーズン最終戦となったオープン特別以来3連勝中で、今回ももちろん中心となるでしょう。650万クラスと交じってレースをしていたバンゼンが対抗格で、プリティブライト、イケダガッツあたりも実力的には五分といえそうです。