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2005年9月 3日 アーカイブ

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9/4クインカップ予想 矢野吉彦

2005年9月 3日(土)

 前回予想したばんえいグランプリ。スーパーペガサスのおかげでようやく初的中となりました。「信じる者は救われる?」まぁそんなところかもしれませんね。でも、ちょっとホッとしました。

 さて、今回はクインカップ。これまでは3、4歳牝馬の重賞でしたが、今年は4歳牝馬限定戦になりました。賞金別定戦で、エンジュオウカンの690キロからライデンムサシ、キクノフクヒメの610キロまで、ハンデ差が80キロもあるレース。どの馬にもチャンスあり、ということだと思います。ここで実力ナンバー1のエンジュオウカンを信じるかどうか。ウーン、難しいところですねぇ。
 3、4歳混合戦だった一昨年昨年も、ハンデ頭の馬は勝っていません。とはいえ、通算勝ち鞍の数で見劣る格下の馬も苦戦しています。ということは、「トップハンデの馬に匹敵する勝ち鞍を挙げていて、しかもハンデに恵まれた馬」が有利。そういう馬を探してみましょう。
 すると、大友栄人きゅう舎の2頭、プリンセスサクラコとギャンブラークインが浮上してきます。プリンセスサクラコは15勝、ギャンブラークインは12勝。エンジュオウカンの15勝に比べて、勝ち鞍の数では大差ありません。どのクラスでの勝ち鞍かは別として、それだけ「勝っている」馬ですから、この実績を頼りにします。
 どっちを軸にするかは悩むところですが、ここはギャンブラークインを狙いたいですね。プリンセスサクラコの650キロに対してギャンブラークインは640キロ。2頭の間でも10キロのハンデ差があります。ギャンブラークインのほうが1クラス下なのでそうなっていますが、去年の重賞・ばんえいオークスや今年のオープン特別・レディースカップでは、同重量のプリンセスサクラコに先着していますから、実力で劣るということはないはずです。岩見沢コースとの相性や重馬場での実績もまずまずなので、この馬を軸にしましょう。

 波乱含みの今回の重賞。軸に決めた馬からまずは馬単の総流し。押さえは、エンジュオウカン、プリンセスサクラコ、トーヨーシャルム、オリーブヒメを1着、ギャンブラークインを2着にした馬単。ギャンブラークインが負けるとすればこの4頭だと思うので、こういう買い方にします。
 さぁ、岩見沢開催もあと1カ月。ばんえい大賞典や伝統の岩見沢記念が今後に控えているだけに、クインカップを当てて弾みをつけたいですね。みなさんのご健闘を祈ります!

9/4クインカップ予想 斎藤修

 ちょうど1年前に行われたばんえいオークスの再戦というメンバー。そのときと違うのはクラスによる負担重量の差。そのばんえいオークスをちぎって勝ったエンジュオウカンは牡馬も含めた世代トップクラスで、格付けもオープンになった。同重量なら間違いなくガチガチの大本命だが、今回他馬との重量差は40~80キロ。昨年は他馬との重量差が20~50キロだったサダエリコですら4着に負けているだけに、今回のエンジュオウカンも苦戦と見る。
 ならば格はかなり下だが、昨年の黒ユリ賞でとても届かないような位置からエンジュオウカン、トーヨーシャルム、ギャンブラークインらを差し切ったフクイズミに賭けてみる。黒ユリ賞勝ちのあとは不振が続き昨シーズン後半は休養していたが、今シーズン、特に岩見沢では6戦3勝と好調。620キロという軽量は魅力だ。
 相手にはエンジュオウカンを除いて格上のプリンセスサクラコかギャンブラークインかということになるが、過去の対戦からギャンブラークインを上位にとる。
 あとは今年19戦して3着を外したのは1度だけのオリーブヒメ、岩見沢で好調のトーヨーシャルムまで。

 ◎フクイズミ
 ○ギャンブラークイン
 ▲プリンセスサクラコ
 △エンジュオウカン
 △オリーブヒメ
 △トーヨーシャルム

 どんなオッズになるのか想像できないが上位3頭のボックスを厚めに。

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