ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

今週の見どころ(11/29~12/1・11/30 ばんえいオークス)

2025年11月27日(木)

 11月30日(日)のメインには、3歳女王決定戦・ばんえいオークスが組まれています。22年はB3級のダイヤカツヒメ、23年はB2級のルイズ、昨年はA2級のスマイルカナが制していますが、今年のメンバーはB4級とC1級のみ。近年では最も力量接近といえる顔ぶれとなっています。出走予定10頭の今季の収得賞金順上位5頭は、3位パワフルクィーンを除く4頭がC1格付か今回がB4昇級初戦で格下といえる馬のほうが好調。定量690キロでの争いですが、波乱の可能性もありそうです。
 12月1日付で、藤野俊一騎手、藤本匠騎手が調教師へ転身。30日には、帯広競馬場にて引退セレモニーが実施されます

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…60万8,650円
5重勝単勝式…なし

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第17回開催4日目】
 11月29日(土)のメイン第11レースには、トドワラ特別(A1級-2組・19:40発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催のA1級は、1組のティワイネット杯、2組のピヤシリ特別と2レース実施されました。
 注目はティワイネット杯で逃げて3着◎アアモンドキーマンです。走路のヒーティングが稼働した初週(11月8~10日)は中間の雨の影響もあってか速い時計での決着も見られましたが、翌週のティワイネット杯のほうが今回の馬場に近いはず。そこで結果を出したのは評価できます。当時先着された2頭が不在で、前走2組勢との対戦なら勝機は十分。
 ○ギンジは、同5番人気で6着。見せ場はありませんでしたが、馬場の脚抜きが悪くなりさらに時計がかかるようになれば、末脚の出番があるかもしれません。
 ピヤシリ特別組では3着▲ブラックサファイアに期待します。オープンでも通用する決め手があり、不向きと思われる特別戦でも4頭による2着争いに加わっており、調子もいいのでしょう。あまり馬場が重くなければ引き続き勝ち負けです。
 △ジェイヒーローもピヤシリ特別では2着争いを演じて4着。ここも連争いのチャンスがあります。

 11月30日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。

11/23ドリームエイジカップ回顧

2025年11月24日(月)

タカラキングダムが混戦を制す

 11月23日(日)にドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜)が行われ、ゴール前の大混戦の末、タカラキングダムが北見記念に続き重賞2連勝を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.オーシャンウイナー(760) 39.8
 2.ツガルノヒロイモノ(770) 6.0
 3.タカラキングダム(770) 5.2
 4.コウテイ(760) 17.5
 5.マルホンリョウユウ(760) 159.3
 6.キングフェスタ(780) 1.8
 7.サクラヒメ(740) 5.2
 8.コマサンブラック(760) 141.7
 9.ホクセイハリアー(740) 19.1
 10.スマイルカナ (720) 50.0

 4~7歳、8歳以上の各世代から通算収得賞金上位2頭が選抜されて行われる一戦。1番人気は岩見沢記念を制してトップハンデの6歳馬キングフェスタが1.8倍。北見記念で古馬重賞初勝利を飾った5歳馬タカラキングダム、2年前にドリームエイジカップを制している7歳馬サクラヒメが5.2倍で並び、前走オータムカップを完勝した6歳馬ツガルノヒロイモノが6.0倍で続きました。

 タカラキングダムがスタートでやや遅れますが、それ以外は一斉のスタート。キングフェスタ、サクラヒメがスピードに乗って第1障害を先頭で越えます。中間点で先行勢が息を入れると、オーシャンウイナー、ツガルノヒロイモノ、コウテイ、タカラキングダムも追いつき先行集団を形成します。コウテイとタカラキングダムが並んだまま先頭で第2障害に到達。前半は53秒の流れでした。
 第2障害はコウテイが最初に仕掛けるも途中で止まります。4、5頭が続いて仕掛けた中からサクラヒメがすんなり先頭でクリア。差なくキングフェスタが続き、タカラキングダム、オーシャンウイナー、立て直したコウテイという順で第2障害をクリアします。
 キングフェスタがすぐにサクラヒメはに並びかけ、タカラキングダムも追い上げてきますが、サクラヒメは先頭を譲らず激しい叩き合いに。残り10メートルで3/4馬身ほど抜け出したサクラヒメですが、ゴール手前で一杯になって転倒。これを交わしたキングフェスタと、じわじわと迫ったタカラキングダムが並んだところ、ゴール線上で両馬とも脚が止まります。キングフェスタは転倒、その間に立て直したタカラキングダムが先頭でゴール。障害5番手から歩ききったコウテイが2着、後方から脚を伸ばしたツガルノヒロイモノが3着。サクラヒメ、キングフェスタは競走中止となりました。

 ゴール前の大混戦を制したタカラキングダムは、今シーズン北見記念に続く重賞2連勝で、通算では重賞8勝目となりました。まだ5歳馬ですが、粘り強く歩いて大逆転を成し遂げた自慢の末脚は、今後の古馬重賞戦線でも注目となりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

赤塚健仁騎手
(重賞を連勝して)非常にうれしいです。今回も第1障害をうまく上げられるように考えていました。スタートは今回うまくいったと思います。1障害は少し緩みかけましたが、うまくいきました。2障害まで止めずに行って、天板で止まってしまったので、ちょっときつかったのかなと思います。ゴール前は、前に2頭いたので苦しかったんですけど、最後まで頑張ってくれました。

ドリームエイジカップ 予想結果

今週は2名が的中!

今年度の予想対決第15Rはドリームエイジカップ。障害を3番手で越えた2番人気タカラキングダムが、ゴール前で転倒した2頭を交わして重賞連勝。2着に5番人気コウテイ、3着に4番人気ツガルノヒロイモノが入りました。予想対決はタカラキングダムを軸にした赤見さんと斎藤さんが的中。特に3連複を的中させた赤見さんは大幅なプラス収支となりました。

赤見:3連複600円的中! 収支+23,700円
斎藤:3連単100円的中! 収支+17,410円

【集計】投資額 6,000円×15R=90,000円

 荘司  -5,350円
 目黒  -14,650円
 赤見  -15,930円
 矢野  -22,120円
 斎藤  -36,870円
 須田  -47,190円
---------------------------------------
 紅組  -35,930円
 白組  -106,180円

11/23ドリームエイジカップ予想 赤見千尋

2025年11月23日(日)

北見記念覇者タカラキングダムが上位

 ドリームエイジカップは昨年こそ1番人気のメムロボブサップが勝ちましたが、その前は6年連続1番人気が勝てず、波乱の決着が多いイメージです。

 本命にしたのはタカラキングダム。前走の北見記念で古馬重賞を制覇。20キロの重量差で、キングフェスタを下しました。今回は10キロ差に縮まりますが、勢いで前走の再現に期待します。

 キングフェスタは昨年メムロボブサップの2着。今年は780キロで最も重い重量を曳きます。タカラキングダムと15キロ差だった狩勝賞は僅差でしたが、余裕で差し切ったように見えました。今回は10キロ差で、北見記念の雪辱なるか注目しています。
 
 2連勝と好調なツガルノヒロイモノ。これまで重賞ではあまり結果が出ていませんが、力をつけた今ならば一発があってもおかしくありません。

 実力馬コウテイは夏場休養していましたが、レースを重ねて状態が上がってきているのではないでしょうか。

 3連勝と一気にステップアップしたホクセイハリアー、そして一昨年の勝ち馬であるサクラヒメまで。

◎3 タカラキングダム
○6 キングフェスタ
▲2 ツガルノヒロイモノ
△4 コウテイ
△9 ホクセイハリアー
△7 サクラヒメ

3連複ながし
3-6,2,4,9,7 各600円 計6000円

11/23ドリームエイジカップ予想 荘司典子

2025年11月22日(土)

ツガルノヒロイモノの重賞初制覇に期待

 前回の予想対決、クインカップは5番人気カフカが逃げ切って重賞3勝目を挙げましたね。自分の予想的には対抗カフカだったので、買い方次第でなんとかなったと思うと悔しい結果でした。

 さて今週は世代対抗重賞、ドリームエイジカップ。本命はツガルノヒロイモノにしようかなと思い、参考までに去年はどんな予想だったのか確認してみたところ、なんと本命ツガルノヒロイモノ(結果は9着)。1年経っても同じこと考えているのか?!と、ちょっとびっくりしましたが、連勝中の勢いもあって昨年以上の臨戦過程で挑むこの舞台。今年こそ、今度こそ、重賞初制覇に期待します。

 鞍上は藤野俊一騎手。先日、藤本匠騎手とともに調教師試験合格のニュースが入ってきました。数々の思い出が浮かぶ大ベテランお二人が騎手を引退するのは寂しい限りですが、調教師としての活躍にも大いに期待したいと思います。ツガルノヒロイモノ、そんな藤野騎手の引退に花を添えることができるか非常に楽しみです。

 馬券はツガルノヒロイモノの単勝と、キングフェスタ、タカラキングダム、コウテイを相手にした馬複3点で勝負します。

◎2 ツガルノヒロイモノ
○6 キングフェスタ
▲3 タカラキングダム
△4 コウテイ

単勝
2 3000円
馬複
2-3,4,6 各1000円 計6000円

11/23ドリームエイジカップ予想 須田鷹雄

キングフェスタが重量差を覆す

 ベテラン側の層が薄いメンバー構成になり、6歳馬が人気の中心になりそう。あとはキングフェスタがハンデ差を克服できるかどうかというところだろう。

 ここはポジティブに◎キングフェスタでいく。ツガルノヒロイモノとタカラキングダムに10キロ、オーシャンウイナー・コウテイ・サクラヒメ(牝馬で20キロのアローワンス)に対して20キロを与えることになるが、そこまで状況が悪化したわけではない。

 北見記念のときは馬番でいうと今回の1,3,4,5に20キロを与えてタカラキングダムの2着。狩勝賞のときはその4頭に15キロを与えて1着。北見記念よりも重量の絶対値が小さいぶん、ハンデ差として克服しやすいとも解釈できる。

 相手は4頭に絞りたいので、なくなくコウテイを無印にした。4頭を相手に◎が1着か2着という3連単で。

◎6 キングフェスタ
○2 ツガルノヒロイモノ
▲3 タカラキングダム
☆7 サクラヒメ
△1 オーシャンウイナー

3連単1着流し
6→1,2,3,7 各300円
3連単2着流し
6→1,2,3,7 各200円 計6000円

11/23ドリームエイジカップ予想 矢野吉彦

空振り覚悟で長打を狙う

 クインカップは久々の単独的中で赤字額をほぼ半減させることができました。総流しだからこその的中ですよね。でも、まだ目標とする回収率75%(控えめ)には届いていないので、気を引き締めて頑張らなくちゃ。

 さて、ドリームエイジカップは目移りするメンバー構成。どの馬を軸にするかで明暗が分かれるので、かなり悩みました。その末に選んだのはサクラヒメ。おととしこのレースを勝ったときの重量と同じ、ということで、牡馬に混じっても善戦してくれるのではないかと......。

 資金配分はいつもとは逆のパターン。コマサンブラックには400円で、あとの8頭に700円ずつ流します。

 ハッキリ言って自信はありません。トリガミよりも空振り覚悟で長打を狙います。では、今回はこのへんで。

◎7 サクラヒメ
○2 ツガルノヒロイモノ
▲3 タカラキングダム
△4 コウテイ
△6 キングフェスタ
△10 スマイルカナ

ワイド
7-1,2,3,4,5,6,9,10 各700円
7-8 400円 計6000円

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.