11月3日(祝・月)のJBC開催に伴い今週のばんえい十勝は、10月31日(金)から11月2日(日)の変則開催となります。
2日のメインには3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。7月のばんえい大賞典は、1着スターイチバン、2着キョウエイエース、3着スーパーシンと人気どおりの決着。9月の前哨戦・秋桜賞(3歳オープン)もスターイチバンが勝利しましたが、2着はばんえい大賞典5着のウンカイダイマオーで、3着は同レース不出走だったラポピージュニアでした。
なお大友一馬騎手が通算50勝に達したため、今週から減量がなくなります。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…317万9,400円
5重勝単勝式…22万5,470円
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【第15回開催4日目】
10月31日(金)のメイン第11レースには、中日スポーツ杯(A2級・20:05発走予定)が行われます。
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前走がA2級の平場戦だった6頭と、A1級混合・十勝フードトラック協会記念の2頭による対戦で、有力なのは後者。
◎アオノソルテは、十勝フードトラック協会記念では1番人気で5着。しかし勝ったA1級馬ローランドを別格とすれば、2着までが2秒8差でさほど負け感はありません。A2級同士のここは巻き返しが期待できます。
○キョウエイリュウは、同じ前走では障害で苦戦し8番手から2着まで伸びました。ローランド不在の組み合わせなら勝機が見込めます。
▲ジャパントップは、2開催前のA1・A2級混合・桔梗特別で、キョウエイリュウ、アオノソルテに次ぐ3着。有力2頭と違い賞金ハンデを課されないのが魅力で、割って入るシーンがあっても。
△マサタカラは、賞金ハンデ5キロを課されてからの近2走がひと息ですが、障害巧者だけに特別戦に戻るのは悪くないはず。
【第15回開催5日目】
11月1日(土)のメイン第11レースには、アテナ診療所祝6周年記念(A1級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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A1級単独での特別戦は、9月15日の玉泉館特別以来3開催ぶりです。
◎トワイチロは、今季8戦8勝。A1昇級後もポテト特別、玉泉館特別と特別戦2連勝と絶好調です。1カ月半ぶりですが、ここ1年で19戦(同じ6歳のホクセイウンカイ25戦、シンエイアロイとヤマノコーネル22戦)と多少レース間隔が空いても好走しており心配は無用です。
○ヤマノコーネルは、ポテト特別(9月8日)5着後に1開催休み、前走のA2級平場戦(10月4日)2着から、また1開催休みました。通算賞金順では今回のA1級勢トップ。トワイチロは強敵ですが、ポテト特別よりハンデ差が5キロひらくことで食い下がることは可能。
▲シンエイアロイは、トワイチロが相手ではどうしても後手にまわってしまいますが、ポテト特別、玉泉館特別とも障害3番手から3着と安定しています。
△ローランドは、前開催ではA2級混合の十勝フードトラック協会記念を快勝。4着だったポテト特別から前進を期します。
【第15回開催6日目】
11月2日(日)のメイン第11レースには、第50回ばんえい菊花賞(3歳・20:00発走予定)が行われます。
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◎スターイチバンのばんえい大賞典との二冠達成に期待します。同2着キョウエイエース、3着スーパーシンが当時から重量50キロ増なのに対し、こちらは40キロ増なのは有利。前哨戦の3歳オープン・秋桜賞を勝った勢いも魅力です。
○スーパーシンは、8月の3歳混合重賞・はまなす賞で、キョウエイエースをしりぞけて勝利。秋桜賞はゴール前で競走中止でしたが、転倒がなくてもおそらく4位入線で、ここは相手評価。
▲キョウエイエースは、はまなす賞2着後にオープンへ昇級したため今回は賞金ハンデを課されるのが不利。とはいえ地力上位だけに侮れません。
前走が鈴木恵介騎手だった馬が3頭いますが、今回は△ココロノニダイメに騎乗。ひと息の近況ですが、ばんえい大賞典は4着で、10勝中9勝を挙げる主戦の手綱なら軽視はできません。