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今週の見どころ(9/20~9/22)

2025年9月18日(木)

 2歳牝馬戦線は、8月10日の白菊賞(ジェイノホマレ)、9月14日のいちい賞(フェスタクィーン)と2つの特別戦が終了。過去10回(16~25年)の2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞の勝ち馬は、すべてどちらかの特別戦に出走しており、主役候補が揃ったかたち。そして21日(日)の第10レースには、2歳牡馬限定の青雲賞が組まれています。牡馬の場合は、青雲賞を経ない馬のイレネー記念制覇も見られますが、キングフェスタ、メムロボブサップらは当レースの1着馬でした。10月12日に実施される一冠目・ナナカマド賞を占う一戦に注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
5重勝単勝式…なし

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【第12回開催4日目】
 9月20日(土)のメイン第11レースには、秋陽特別(B2級-2組・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催は通算賞金順で、B2級でも2組となると、今季特別戦で良績がない馬がほとんど。
 ならば若さを買って◎ユーフォリアに注目。前開催の1組・長月特別が古馬混合の特別初挑戦で障害を3番手で越え5着。5頭出走していた4歳馬ではもっとも下の着順でしたが、通用するメドは立ちました。今回、ほかの4歳は大きな着順続きのアヤノダイマオーだけ。主役を務めてくれそうです。
 ○サダノブラボーは、春に1組の特別戦で2、3着があります。2走前が8着、長月特別では7着でしたが、両レースとも4歳馬が1~5着を独占。4歳が少ないここは巻き返しが期待できます。
 ▲アルジャンノオーは、今季すべて平場戦を使われ未勝利ですが、前回の勝利は昨年9月のB1級-2組の特別戦。久々の特別挑戦で変わり身がありそう。
 △ホクセイサクラコは、平場が主戦場ですが、特別戦でも2組なら力差は感じません。

 9月21日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。

9/14岩見沢記念回顧

2025年9月15日(月)

キングフェスタが古馬重賞初制覇

9月14日(日)には重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、障害を4番手で降りたキングフェスタが一気の差し切り勝利で断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.オーシャンウイナー(820) 20.0
 2.タカラキングダム(820) 9.1
 3.コマサンエース(840) 出走取消
 4.マルホンリョウユウ(820) 31.6
 5.インビクタ(830) 5.4
 6.ヤマカツエース(820) 70.2
 7.クリスタルコルド(830) 8.2
 8.ダイヤカツヒメ(800) 103.8
 9.キングフェスタ(830) 1.3

 ばんえいグランプリ5連覇を果たしたメムロボブサップが不在となり、ばんえい十勝オズパーク杯、北斗賞と今季重賞2勝のコマサンエースが出走取消となって8頭立てで行われた今年の岩見記念。ばんえいグランプリでメムロボブサップの2着に追い込んだキングフェスタが単勝1.3倍で圧倒的な人気を集めました。北斗賞、旭川記念で2着と安定感が魅力のインビクタが5.4倍で2番人気。旭川記念を制したクリスタルコルドが8.2倍で3番人気となりました。

 第1障害はキングフェスタ、ダイヤカツヒメが先頭で降りますが、障害で止まったタカラキングダム以外の各馬も差なくクリア。各馬慎重に息を入れながら歩を進め、中間点ではインビクタが先頭でペースを作ります。クリスタルコルド、マルホンリョウユウ、キングフェスタも離れず追走します。インビクタが単独先頭のまま第2障害下に到達。前半は68秒の流れでした。
 第2障害では、ひと息入れたインビクタが全馬が揃う前に仕掛けてすんなりひと腰でクリア。続いて仕掛けたクリスタルコルドは障害で一旦は止まりますが立て直して2番手。差なくヤマカツエースも続きます。キングフェスタも障害はふた腰かかって4番手。この間、インビクタは2番手以下に大きな差をつけて逃げ込みを図ります。しかし自慢の豪脚を発揮したキングフェスタが、残り15メートル付近で並ぶ間もなくインビクタを抜き去ると、そのまま先頭でゴール。粘ったインビクタが2着に入り、辛抱強く歩いたクリスタルコルドが、ヤマカツエースを振り切って3着。上位3着まで人気順の決着となりました。

 4歳シーズン三冠など世代重賞8勝を挙げていたキングフェスタは、古馬重賞初制覇となりました。ドリームエイジカップ、チャンピオンカップ、ばんえいグランプリと2着に敗れた重賞での相手はいずれも絶対王者メムロボブサップ。今後の古馬重賞戦線でも直線対決が注目となりそうです。

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鈴木恵介騎手
(感想は)最高です。降りてから歩ける馬なので、障害だけどうやって越せるかを考えて乗ってました。(昨日からの雨は)恵みの雨だったと思います。重たい重量だったので不安なところもありましたが、厩舎スタッフが一生懸命に調教してくれて、良い仕上がりになっていたので良かったです。道中は手ごたえもよくて、いい位置で障害につけられたので、あとは障害だけだと思って乗っていました。重量があるのでひと腰では越えなかったですけど、ふた腰目でいい腰が入って、膝も折らずうまく上がってくれました。降りてからは本当に良く歩いてくれました。今後は重量が増えた時の障害への対応が課題だと思います。これから古馬重賞戦線で頑張りますので応援よろしくお願いします。

岩見沢記念 予想結果

今週は6名全員が的中!

今年度の予想対決第9Rは岩見沢記念。障害を4番手で越えた1番人気キングフェスタが、逃げて大きくリードを広げていた2番人気インビクタを残り10メートルで一気に捉えて勝利。3着に3番人気クリスタルコルドが入り、人気順の決着となりました。手堅い結果で今週の予想対決は6名全員が的中。特に荘司さんは馬複、3連複、3連単のトリプル的中で大幅なプラス収支となりました。

荘司:馬複2000円+3連複2000円+3連単1000円的中! 収支+14,000円
目黒:3連単1000円的中! 収支+2,000円
赤見:馬単2000円的中! 収支+1,000円
斎藤:3連単500円的中! 収支-2,000円
須田:3連単400円的中! 収支-2,800円
矢野:ワイド1200円+800円的中! 収支-3,160円

【集計】投資額 6,000円×9R=54,000円

 荘司  +14,050円
 目黒  +10,250円
 須田  -11,190円
 矢野  -26,260円
 斎藤  -26,270円
 赤見  -32,430円
---------------------------------------
 紅組  -8,130円
 白組  -63,720円

9/14岩見沢記念予想 荘司典子

2025年9月14日(日)

キングフェスタの末脚に期待

 メムロボブサップ不在のここは各馬にチャンスあり。混戦を断つのは末脚光るキングフェスタとみて本命にしました。世代重賞では数多のタイトルを持っていますが、古馬重賞には未だに手が届いていません。2走前、メムロボブサップが5連覇を果たしたばんえいグランプリでは、直線で最内枠から力強く脚をのばして2着。今回もあの脚を見せてくれれば自然と結果がついてくるはず。

 コマサンエースが残念ながら出走取り消しとなり、今回はインビクタとクリスタルコルドの2頭に相手を絞って勝負します。

◎9 キングフェスタ
○5 インビクタ
▲7 クリスタルコルド

馬複
5-9 2000円
7-9 1000円
3連複
5-7-9 2000円
3連単
9→5→7 1000円 計6000円

9/14岩見沢記念予想 赤見千尋

2025年9月13日(土)

順調さも味方するキングフェスタが軸

 古馬重賞をなかなか勝ち切れないキングフェスタですが、今回は大きなチャンスでしょう。メムロボブサップが不在、他の馬たちは前走のマロニエ賞が競走取りやめというアクシデント発生で、順調に使えたこともアドバンテージ。830キロは初めて曳く重量ですが、今のキングフェスタならばこなしてくれると期待します。

 波乱の要素もありそうなので、こういう時は経験豊富な古豪インビクタに出番がありそう。しばらく勝ち切ってはいませんが、重賞でも上位争いに食い込み、大崩れが少ないところも信頼ポイントです。

 820キロを曳くタカラキングダム、旭川記念を制したクリスタルコルドまで。

◎9 キングフェスタ
〇5 インビクタ
▲2 タカラキングダム
△7 クリスタルコルド

馬単
9→5,2,7 各2000円 計6000円

9/14岩見沢記念予想 矢野吉彦 

キングフェスタ軸で伏兵が馬券に絡むのを期待

 軸馬をコマサンエースにするかキングフェスタにするか悩んだ末に、コマサンエースにして予想と原稿を送ったら何と出走取消。もうこれはキングフェスタを軸にするしかないでしょうね。

 1頭、人気を集めそうな馬がいなくなって、キングフェスタとインビクタ、クリスタルコルドの3頭で決まりそうな雰囲気ですが、逆に言えばその3頭のうち1頭を抜けば、伏兵も馬券に絡めるワケです。今回はそれに期待します。

 そこで今回はなるべく均等に、キングフェスタからクリスタルコルドに1200円、その他の馬に800円という資金配分にしました。

 これでもおなじみの"トリガミ"が大いにありそうですね。とりあえず、伏兵に抜かれる馬がキングフェスタになりませんように。では、今回はこのへんで。

◎9 キングフェスタ
○7 クリスタルコルド
▲5 インビクタ
△2 タカラキングダム
△4 マルホンリョウユウ
△6 ヤマカツエース

ワイド
9-7 1200円
9-1,2,4,5,6,8 各800円 計6000円

9/14岩見沢記念予想 須田鷹雄

830キロ同斤ならインビクタが優勢

 メムロボブサップ不在に加えて、コマサンエースの出走取消。こうなるとインビクタ、クリスタルコルド、キングフェスタで「鬼の居ぬ間の重賞」を争うという構図になる。
 
 その中から◎インビクタでいく。6歳2頭でひっかかるのはやはり重量。▲クリスタルコルドは昨年も830キロで4着。800キロ台で馬券に絡んだのはチャンピオンカップの810キロ・3着のみで連対はない。

 ○キングフェスタはポプラ賞とチャンピオンカップの810キロ2着はあるが、830キロは完全な未体験ゾーン。さらにばんえいグランプリでは◎▲に10キロ貰う立場だったが、今回は同斤になる。

 それに対し◎インビクタは2022年の岩見沢記念勝ち(820キロ)をはじめとしてこの前後の重量での好走歴が豊富。昨年の岩見沢記念も830キロでメムロボブサップの2着。800キロ台も後半になると怪しくなるが、830キロなら歩けるはずだ。

◎5 インビクタ
○9 キングフェスタ
▲7 クリスタルコルド
△2 タカラキングダム
△6 ヤマカツエース

3連単
5→7,9→2,6,7,9 各800円
9→5→2,6,7 各400円 計6000円

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