ばんえい競馬情報局とは?

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今週の見どころ(11/15~11/17)

2025年11月13日(木)

 11月16日(日)の準メイン第10レースには、十勝産駒特別が組まれています。年末の重賞・ヤングチャンピオンシップを目指す2歳馬による産地別予選の第3弾。今開催の収得賞金順上位10頭中6頭を占めているように今年も十勝産駒は精鋭揃い。昨年1着スーパーシンはその後にヤングチャンピオンシップ、はまなす賞の重賞2勝、2着キョウエイエースはイレネー記念を制しており今年も注目を集める一戦です。
 なお、ばんえい十勝は、次週から準ナイター開催となり、発走時刻が現在より繰り上げられます(詳細はこちら)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…22万2,180円
5重勝単勝式…33万3,130円

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【第16回開催4日目】
 11月15日(土)のメイン第11レースには、三国山特別(B1級-1組・20:000発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の能取湖特別はB2級との混合で、勝ったB2級馬マルホントーマスは、今開催のB2級-1組の特別戦でも2着と好走している好調馬でした。
 注目は能取湖特別2着◎リュウセイウンカイ。B1へ昇級し自己条件では、B2級混合の秋雲特別1着、前走と続けて連対し、今回の4歳馬5頭では通算、今季とも最多の収得賞金額を誇ります。馬場が重かった7月に平場戦とはいえ連勝した実績もあり、勝ってA2昇級を決めそうです。
 ○ネオキングダムは、B1昇級初戦だった7月5日のさざなみ特別を勝利しましたが、その後4、6、5着から休養入りしました。冬場に良績があり勝ち負けが期待できますが、久々はやはり割引きでしょう。
 ▲スーパードリームは、秋雲特別では4着惜敗で、能取湖特別は9着でした。しかし前走は雨の影響がある馬場で4歳馬にスピードが負けした印象。引き続き4歳馬多数でも馬場状態が変われば巻き返します。
 同じ近2走が5、5着だった△ゼンも侮れません。

【第16回開催5日目】
 11月16日(日)のメイン第11レースには、ティワイネット杯(A1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎カイセドクターは、A1級の特別戦では、9月15日の玉泉館特別2着後はすべて5着以下。しかし前開催の1組・アテナ診療所祝6周年記念は勝ち馬トワイチロに離されましたが、2着ローランドとは3秒4差。今回は強かった勝ち馬が不在で、当時と違い重めの馬場なら反撃が期待できます。
 ○シンエイアロイは、玉泉館特別、アテナ診療所祝6周年記念とも3着。軽馬場が得意なイメージがありますが、8月には流れが落ち着き勝ち時計が2分台だったA1級混合・道産牛乳飲んで健康に!特別も勝っており、軽視はできません。
 ▲ヤマノコーネルは、道産牛乳飲んで健康に!特別でシンエイアロイを追い詰めて2着。こちらも有力な1頭といえます。
 △ギンジは、8月以降が不振ですが末脚のキレは一級品。馬場が変わるタイミングで狙うのも面白そうです。

【第16回開催6日目】
 11月17日(月)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 ◎サクラヒメは、9月以降が競走取り止め、1着、競走除外で順調に出走できていませんが、今季重賞を除けば2勝、3着2回と堅実。3着時の勝ち馬は、それぞれメムロボブサップ、キングフェスタで、一枚落ちの今回のメンバーなら負けられないところ。
 ○ツガルノヒロイモノは、重賞では経験不足の印象ですが、自己条件で3戦連続2着と安定感抜群。2走前(10月5日)のオープン混合・田山産業ばん馬大会記念で先着されたサクラヒメとの再戦です。
 ▲コウテイは、前走の重賞・北見記念は2番人気で5着でしたが、スピードあるタカラキングダム、キングフェスタが1、2着だったように馬場が向きませんでした。ここは反撃のチャンスといえます。
 △ヘッチャラは、今季初出走。久々も苦にしない戦歴で、ここはメンバーにも恵まれています。ただ好相性の菊池一樹騎手が休養中のため押さえまで。

11/9クインカップ回顧

2025年11月10日(月)

カフカが逃げ切り重賞3勝目

 11月9日(日)にクインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、カフカが粘り強く歩いて逃げ切り勝利。今季重賞3勝目を飾りました。

 1.カフカ(710) 12.5
 2.ガーネット(680) 4.6
 3.ヨシノヒメ(680) 90.6
 4.イワキエンジェル(680) 47.4
 5.スカーレット(690) 3.5
 6.スマイルカナ(710) 6.1
 7.クリスタルイプセ(690) 2.4
 8.ホクショウレディー(680) 71.3
 9.オオネガイキンヒメ(680) 17.7
 10.カツエアリー(690) 186.9

 ロードヒーティングが稼働してゴール前の砂障害が撤去された最初の重賞は馬場水分2.0%。1番人気は前哨戦の紅バラ賞を勝って2連勝中のクリスタルイプセが単勝2.4倍、同レース2着のスカーレットが3.5倍、5連勝中で今季7勝を挙げているガーネットが4.6倍、3歳時にばんえいオークスを制したスマイルカナはトップハンデ710kgもあって6.1倍、今季重賞2勝で同じく710kgのカフカは12.5倍で5番人気でした。

 第1障害ではカフカとヨシノヒメが少し遅れますが、各馬大きな差はなくほぼ一団で越えていきます。中間点を過ぎてスカーレットが抜け出して先頭に立つと、それを追うようにカフカも位置取りを上げて並びます。第2障害にはカフカが先頭で到達、スカーレット、クリスタルイプセ、ガーネット、スマイルカナなど人気馬も続きました。
 カフカはひと息入れる間もなく持っていかれるように仕掛けます。じっくり息を入れたスカーレットが2番手で仕掛けますが坂の途中で止まり、その間にカフカが先頭で下りて後続に差を付けます。3馬身ほど離れた2番手にガーネット、クリスタルイプセがほぼ同時、少し遅れてスマイルカナ、イワキエンジェル、スカーレット、さらに遅れてホクショウレディーと続きます。
 先頭で下りたカフカに対して、後続勢がほぼ横一線となって追い上げます。しかし逃げるカフカの脚色は衰えず、リードを保ったまま粘り強く歩いてゴール。接戦の2着争いは、障害7番手から脚を伸ばしたホクショウレディーが先着。障害で止まったスカーレットが粘り強く伸びて3着に入りました。

 勝ったカフカは、3歳時のばんえいオークスは2着でしたが、その雪辱を果たして4歳女王に輝きました。今シーズンは、牝馬重賞・カーネーションカップ、4歳シーズン一冠目の柏林賞に続き、重賞3勝目としました。残る世代重賞は定量戦で行われる年明け1月の天馬賞で、再び同世代の牡馬相手に注目となります。

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金田利貴騎手
勝てて嬉しいです。内容には課題がありましたが、馬が頑張って1着になってくれました。これまではハンデを貰って今年は重賞を2つ獲れましたが、その後はハンデを与える立場になって苦しいレースが続いて、今回は調子の良い相手もいて簡単ではないけど、馬場が変わったことでもしかしたらと思っていました。スタートを決めてもっと楽に運びたかったんですけど、少し遅れて追いつくために促したらかかり気味になって、何とか障害を上げることだけを考えました。第2障害下では、体感として1、2秒でしたが、止めることができて、膝をつきそうなところをなんとか耐えてくれました。内容的にはあまり良くなかったので抜かされるなと思いながら一生懸命に追いました。先週までの馬場だったら勝てなかったと思いますが、今回のようなチャンスが来た時に勝てるようにしたいです。この世代の馬もみんな強くなってきているので、簡単ではないと思いますが、また重賞を勝てるようにがんばります。

クインカップ 予想結果

今週は矢野さんのひとり勝ち

今年度の予想対決第14Rはクインカップ。障害を先頭で越えた5番人気カフカが、危なげなく逃げ切って重賞3勝目を挙げました。2着に後方から追い込んだ8番人気ホクショウレディー、3着には2番人気スカーレットが入りました。予想対決はスカーレットから全頭に流した矢野さんのひとり勝ち。人気薄ホクショウレディーが2着で大幅なプラス収支となりました。

矢野:ワイド600円ダブル的中! 収支+13,140円

【集計】投資額 6,000円×14R=84,000円

 荘司  +650円
 目黒  -8,650円
 矢野  -16,120円
 赤見  -39,630円
 須田  -41,190円
 斎藤  -54,280円
---------------------------------------
 紅組  -47,630円
 白組  -111590円

11/9クインカップ予想 荘司典子

2025年11月 8日(土)

世代女王スマイルカナ、復活の勝利に期待

 スマイルカナは牝馬の世代重賞で黒ユリ賞、ばんえいオークスを制し、牡馬相手にばんえい菊花賞も勝っている実力馬。今季未勝利ですが、B級・C級で勝ち星を重ねてきた他馬たちよりも上のクラスで戦ってきていることを考えればある程度仕方のないこと。「ここを今季の最大目標として逆算で調整してきた」という陣営の期待に応えてくれるはず。710キロは確かに厳しいと思いますが、ここで今季の初勝利を!

 カーネーションカップ、柏林賞を制しているカフカも今回710キロですが、クインカップは2022年サクラヒメとミソギホマレが720キロでワンツーだったこともあるレース。ばんえいオークスで1、2着だったスマイルカナとカフカの上位争いを楽しみにしたいと思います。

 印はクリスタルイプセ、スカーレット、オオネガイキンヒメまで打ちましたが、馬券は本命・対抗の2頭に絞って、単勝、馬複、ワイドで勝負です。

◎6 スマイルカナ
◯1 カフカ
▲7 クリスタルイプセ
△5 スカーレット
△9 オオネガイキンヒメ

単勝
6 3000円
馬複
1-6 1000円
ワイド
1-6 2000円 計6000円

11/9クインカップ予想 斎藤修

銀河賞3着の経験でスカーレット

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5スカーレット
 ◯7クリスタルイプセ
 ▲6スマイルカナ
 △1カフカ
 △2ガーネット
 △9オオネガイキンヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 5-1,2,6,7,9 100円 計6000円

11/9クインカップ予想 目黒貴子

前走を快勝クリスタルイプセが上位

 流石に前回の重賞はハズレてしまいました。思いきったことをしないと当たらない。上手く買わないとプラスにもならず...。マイナスに転落した今はまずは当てること。そしてできるだけプラスになるようにすることを考えて予想しないとですね。

 クインカップ。4歳の牝馬限定重賞。これまで何度も名前を書いた馬もいれば久々の重賞という馬もいて、さらには重量差もあり一筋縄ではいかないレースです。

 今回は◎をクリスタルイプセにします。前走の紅バラ賞を快勝。一開催を調整にあてて万全で臨めるのは心強いですね。実績馬とは20キロの差もあり今の勢いならここでもいいレースをしてくれそうです。

 隣の枠に入った◯スマイルカナは最近こそ馬券に絡むことは少なくなりましたが、昨年はばんえい菊花賞、オークスを制した実績馬。こちらも今季の最大目標として調整してきました。ハンデ面で厳しいのは確かでも地力の強さで克服可能とみます。

 ▲は徐々に力をつけてきたスカーレット。今季はすでに4勝を挙げています。敗れたレースも内容は悪くなく、ここでも楽しみな1頭となりました。上記3頭は枠も隣同士で一緒に引っ張られていい結果を残せるのではと期待します。

 △にはカフカとオオネガイキンヒメ。難しいけどプラスにしたいと思います。

◎7 クリスタルイプセ
○6 スマイルカナ
▲5 スカーレット
△1 カフカ
△9 オオネガイキンヒメ

3連複
5-6-7 3000円
6-1,5,7,9 各500円 計6000円

11/9クインカップ予想 矢野吉彦

スカーレットからヒモ荒れを期待

 ばんえい菊花賞の思い切った穴狙いは空振りに終わってしまいました。でも、意外にスッキリしているんですよね。まぁそんなもんだろうな、ってことで。赤字額が膨らんだのは痛いですが、前を向いていきましょう。

 さて、今週のクインカップはスカーレットを軸にしました。専門紙の印を見るとクリスタルイプセのほうが人気になりそうなので、だったらこっちのほうがいいかと。ヒモ荒れになることを期待しての抜てきです。

 資金配分は10頭立てのときの基本パターン。クリスタルイプセに1200円、あとの8頭に600円とします。総流しじゃなきゃ当たらないような結果になってほしいですね。では、今回はこのへんで。

◎5 スカーレット
○7 クリスタルイプセ
▲6 スマイルカナ
△1 カフカ
△2 ガーネット
△9 オオネガイキンヒメ

ワイド
5-7 1200円
5-1,2,3,4,6,8,9,10 各600円 計6000円

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