
浜松と川口のトップランカーが激突
2024年度前期のランキングが先ごろ発表されて、鈴木圭一郎が浜松の、黒川京介が川口のレース場別トップに輝いた。SG全日本選抜を目前に控える今節、2つのレース場のプライドもかけた両者の熱戦に期待したい。今月12日の山陽G2『若獅子杯争奪戦』決勝では、黒川が鈴木圭を2着にくだして優勝している。
佐藤励が絶好の展開を見込める枠に入り、外枠勢が競り合う展開になるようなら逆転首位もある。
佐藤貴也は今節2走、金子大輔は準決勝戦の動きを出せれば上位争いに加われよう。
近況の伊藤信夫は決勝になると一歩足りないケースが多いが...。青島正樹もエンジンは出ているがスタートの切れ味は10線勢の中では見劣るため、ここでは穴評価にとどまる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 黒川京介
△ 2 佐藤励
▲ 5 佐藤貴也
穴 3 青島正樹
おすすめの買い目
8=7-256
川口2車が大攻勢
2-7=835
文/鈴木
浅倉樹良が快挙を成し遂げる
1月にデビューしてから3節負けなしの9連勝。大物ぶりをいかんなく発揮している浅倉樹良が、オートレース史上最速となるデビュー22日目での初優勝を決める。今回の準決では自身初めて本走タイム3.4秒台の壁を破った。前節あたりから前輪が浮き気味だったスタートも修正。後ろ7名の誰も追いつけまい。
30線3車はセンター枠から亀井政和が飛び出すか。森村亮は準決勝戦では清水卓を捌けたが、抜きにくいコースを通る高橋義徳に手こずるかも。そこに渋沢憲司も加わって混み合う展開になると、速攻の冴えているSGホルダー久門徹が割り込むケース十分。
こちらもSGタイトル保持者の岩田行雄が「最近の中では一番いい動き」と語っており、序盤の仕掛けに注目したい。
◎ 1 浅倉樹良
○ 3 亀井政和
△ 6 久門徹
▲ 2 高橋義徳
穴 7 岩田行雄
おすすめの買い目
1ー3=624
穴なら
1-7=683
文/鈴木
位置が良い田中正樹を狙う
0ハン両名とも直線の威力が高く、出たナリ決着は好配当を望めそうだが、すんなり先手を取れそうな田中正樹が速攻で先頭まで突き抜けるか。
エンジン・タイヤともに準決勝戦の状態で行けると語った阿部仁志が初優勝へスタート勝負。
今節スタート良い桝崎陽介が一気に捲って行くシーンも一考したい。
◎ 3 田中正樹
○ 6 桝崎陽介
△ 4 阿部仁志
▲ 1 占部健太
穴 5 鈴木将光
おすすめの買い目
3=6-415
穴なら
1-2=345
文/鈴木
篠原睦が地元勢相手に孤軍奮闘!
降雪の影響で初日の5Rが不成立、6Rから中止、更に2日目は開催中止になった川口オート。優出メンバーの中で今節、競走をしたのは平田雅崇のみ。それも重走路だったので正味のエンジン状態は掴みづらい。
優勝戦は内枠に有力選手が入り、レース展開を有利に進めていきそう。その中でスタート先行しそうなのは篠原睦か永井大介。どちらが逃げてもペースが上がりそうで、そのまま押し切りも十分考えられる。ここでは優勝戦の中で唯一、外来の篠原の奮起に期待する。最内に入った中村雅人はとにかくスタートが肝心。包まれるようだと厳しくなるが、3番手までに発進できれば上位争いに加われる。若井友和も外枠勢の先行を許さないだろうから車券圏内にまで入ってくる可能性は十分。一発大穴なら加賀谷建明か。
◎ 2 篠原睦
○ 3 永井大介
△ 1 中村雅人
△ 4 若井友和
▲ 6 加賀谷建明
おすすめの買い目
2-13-1346
加賀谷の一発に注意
6-1234-1234
安定感から有吉辰也を重視する!
準決は重走路で行われた影響か、S級の実力者が苦しんでいるシーンが多く見られた。最終日は、優勝戦の時間帯には走路が回復しそうで、良走路で決戦が行われそう。
エンジン状態は初日の動きが参考になる。0ハンから先手を取りそうなのは青木隆浩だが、初日にまずまずのタイムを出しており、山崎進や阿部仁志では追い込めない。20線勢の中でもタイム比較で追いが届きそうなのは森本優佑、藤岡一樹、有吉辰也の3人だけ。その中からスタート行きそうなのは藤岡。藤岡がすんなりと青木隆の後ろに付ければ捌いていける。道中で少しでも手間取ると有吉が自在の攻めでやってくる。この両者が中心。
森本は枠ナリにスタート決まれば優勝のチャンスが広がる。重ハン勢が競り合えば青木隆の押し切りも考えられる。エンジン上積みできれば浜野淳の一発も怖い。
◎ 8 有吉辰也
○ 5 藤岡一樹
△ 4 森本優佑
△ 1 青木隆浩
▲ 6 浜野淳
おすすめの買い目
8=5-146
高配当狙いなら
6-1458-1458