全勝対決はランク上位の鈴木圭一郎を重視!
最重ハンの10メートル前の桝崎陽と田中進の奮闘があり、優勝戦は0、10メートルのハンデ戦になった。5日間開催の今節、ここまでオール1着で優出したのは鈴木圭と荒尾。優勝戦はこの両者の争いとなりそう。
地元の利がある荒尾だが、現状の総合力では鈴木圭が上。スタートで内枠勢をカマシ切るまではいかないと思われるが、1周目から積極的に仕掛けていく。6周あれば前団をしっかり捌いて先頭までやってこれる。その鈴木圭を負かすとしたら荒尾。鈴木圭の内枠に置かれているので、まずはスタートで鈴木圭を突っ張りたい。そこから鈴木圭に対して先手の攻めが決まるようなら地元の牙城を守れる。有吉も優勝するとなると荒尾と同様に、スタート先行からの速攻狙い。別府敬はスタートが良くなっており、10線最内から枠ナリ発進を死守できるようなら参戦可能。0ハン両者の比較は田中進を重視。独走力があるので、10線勢が競り合うような展開になると逃げ切りもある。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 6 荒尾聡
△ 7 有吉辰也
△ 3 別府敬剛
▲ 1 田中進
おすすめの買い目
8-1367-1367
穴なら 田中進の大逃げ
1-3678
白次義孝が逃げ展開を作り押し切った!
0ハン先行は内枠の田崎だったが、1周バックストレッチで白次が差し込んでいく。その後は白次が大きなリードを作って一人旅。田崎や竹本は後退し、2番手に立ったのは佐久間。白次との距離はかなりあったが、周回ごとに徐々に差を詰めていく。ゴール前ではかなり接近していたが、最終的には白次が振り切ってトップでゴールを迎えた。3番手には中団を抜け出した伊藤信が入線した。ちなみに30線最内に置かれていた石川哲は、スタートで大きく後手を踏み、巻き返しは厳しい状況となっていた。
白次は一時期、軽いスランプに入っていたが、8月に入ったあたりから良化の兆しが出ていた。そして、前節で通常以上に戦える状態になっていた。その流れで今節を迎え、優勝戦で快走。本来の快速派らしいスピードあるレースを見せてくれた。優勝は2022年10月以来、通算8度目。これから冬場に入り、スピードレースが増えていくが、上昇気流に乗った白次の活躍の場が多くなることだろう。
新・アフター5男へ 石川哲也が突き進む!
前回9月23日のアフター5では30m4車並びの真ん中に位置してた石川哲也。田中正樹を差して自身4度目の優勝を果たした。27日のナイターでは青山周平の10m前で結果は4着。今回は30mの一番内枠となり絶好のチャンス。いい流れが途切れてないのはスタートが切れてることが大きい。ここも佐久間健光や竹本修を早めにクリアすればVが見えてきそう。
どっこい、SGホルダーの伊藤信夫が指をくわえて待ってるわけはないだろう。今回、欠場した青山周平に代わって主役の座を守りたいのは当然だ。0ハン田崎萌と白次義孝の逃げにも期待したい。大穴は周回誤認で規制休となってる浅倉樹良の師匠である竹本修だ。
◎ 5 石川 哲也
○ 7 伊藤 信夫
× 1 田崎 萌
△ 4 佐久間健光
▲ 2 白次 義孝
穴 3 竹本 修
《おすすめ車券》
6-7-1、6-7-4、6-7-2
《穴狙い》
3-6-7、3-6-1、3-6-4
劇的!接戦ゴール前を制した角南一如
人気を分けた藤岡一樹と角南一如。一番試走は角南の3.31秒、続いて藤岡の33秒。丹村飛竜は36秒と今イチなタイムで34秒出した古城龍之介も人気の一角を担う。2連単は4-5、5-4、3連単は4-5-6、5-4-6が売れ筋だった。
0ハンの仲口武志が逃げ態勢を作り古城龍之介が追う展開。藤岡一樹がインから古城をパスすると仲口の背後に付けて絶好の形に。角南一如は捲りで3番手へ進出し、最終3コーナー藤岡が仲口のイン突く。角南はアウトから攻めてそのまま伸び切り微差、藤岡に先着。丹村飛竜はいい所なく終わった。角南はじつに2014年以来、10年ぶりの優勝。
このあとはすぐ10月3日からの山陽ナイターへ出場予定。